「窯の悪鬼」デッキその2 解説編

2011年4月21日 TCG全般

先日に引き続き、「窯の悪鬼」デッキその2の解説編です。
新しいカードのテキストは以下の通りです。

ギタクシア派の調査 (P/U)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの手札を見る。
カードを1枚引く。

精神的つまづき (P/U)
インスタント
点数で見たマナ・コストが1の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。

焼身の魂喰い (2)
アーティファクトクリーチャー - 猟犬
(P/R):焼身の魂喰いはターン終了時まで +1/+0 の修正を受ける。.

■ファイレクシアマナをどう活かす？
「新たなるファイレクシア」における新システム「ファイレクシアマナ」。呪文を唱える際、マナの代わりに2点のライフを支払ってもよい、というコスト軽減的な能力です。
ペイライフに目を瞑れば「色役割を無視できる」「マナレシオが優れている」など魅力だらけの能力で、今後様々なアプローチが研究されるものと思います。
特に目立っているのは、ライフ2点払えば0マナで唱えられるサイクルでしょう。
今回はこれら軽量ファイレクシア呪文を活かすために、窯の悪鬼デッキに組み込んでみました！

■待望の追加軽量ドロー
思案と定業の併存期、窯の悪鬼デッキは密かに活躍していたものと思います。
思案が落ち、安定性が落ちたためにこのところ鳴りをひそめていたのですが、「ギタクシア派の調査」の登場により、ふたたび軽量ドロー8枚体制がとれるようになりました！
しかも場合によっては0マナで唱えられるため、思案よりも強力に使える可能性が高いといえます。
安全確認の能力も、役に立つ場面が多々あるでしょう。

■除去が怖くない！
さらに「精神的つまづき」なる軽量打ち消しも獲得したため、稲妻や見栄え損ないといった軽量除去にある程度の耐性がつけられます。

■5枚目の悪鬼として
さらにさらに、「焼身の魂喰い」なる、ファイレクシアマナで火吹きのできるクリーチャーも登場しました。ワンパンを重くできるクリーチャーなので、悪鬼の代替物としての役割を安心して任せられます。

■戦略
1.悪鬼か魂喰いを早期に着地。2T目にフルタップで出しても良いでしょう。
2.豊富な軽量呪文でサポートしつつ、ワンパンにかけます！

■弱点
スーサイドのしすぎに注意！ますます己との戦いになっています。

いやはや、新たなるファイレクシアには面白いカードがいっぱいありますね！
色々なデッキを強化できる可能性があります。
今後しばらくは新カードの活用法を中心に、デッキを考えていきます！