先日に引き続き、「核の占い師、ジン=ギタクシアス」デッキの解説編です。

■ギタクシアスにアクセスするには?
ギタクシアスは10マナという非常識なマナコストを持ち、正攻法ではなかなかプレイできません。とは言え、せっかく持っている瞬速を活かすためには、やはり踏み倒さずに唱えたいところ。
相手のエンドに瞬速で唱えれば、相手の手札は空になり、ギタクシアスに対処することはほぼ不可能になるでしょう。隙の少なさ、という意味では、このカードは5マナ軽いエムラクールのようなものです。
というわけでこのデッキでは、二種のアーティファクトによってマナのジャンプアップを狙います。
●永遠溢れの杯
堅実な選択肢です。マルチキッカーを活用すれば、10マナというのも十分現実的な範囲と言えます。

●かごの中の太陽
公式ハンドブックで真木ぽんも言及していますが、ギタクシアスを唱えるためにあるかのようなカードと言えましょう。
複数あっても意味の薄いカードですが、「宝物の魔導士」からサーチすれば無駄がありません。
単色デッキならば、出した次のターンには12マナにアクセス可能。これは、ちょうどギタクシアスと同時に打ち消しを構えられる値です。

これらのアーティファクトの力を借りれば、ギタクシアスを唱えるのは叶わぬ夢ではないでしょう。

■展開の遅延、終盤のトドメ
残る問題は、10マナ到達までの間、いかにゲームを引きのばすか。
相手も鮪ではないので、そう簡単な問題ではありません。
しかし、バウンスの力を借りれば解決できるでしょう。
●バウンスについて
環境に装備品が蔓延していることも追い風となり、バウンスは大変強力になっています。
このデッキでは「送還」「蒸気の絡みつき」「乱動への突入」の豪華12枚体制をとり、相手のテンポを徹底的に削ぐことを狙います。
これだけバウンスがあれば、相手はグダつくこと間違いないです。
なお、テンポは稼げても数的優位は稼げないのがバウンスの弱さですが、ギタクシアスさえ着地すれば除去呪文として機能します。それまでの時間稼ぎができれば十分です。

■戦略
1.バウンスやカウンターでとにかく展開遅延
2.ギタクシアス着地すれば勝ったも同然

■弱点
展開力のあるデッキ
ライブラリーアウト

というわけで本日は以上です。
ギタクシアスは唱えられれば勝ったも同然!そのためのコストだと思うと、10マナは決して重く感じないはずです。
あなたも素出しを狙ってみてはいかがでしょうか。

コメント

ベイカー
2011年6月2日11:58

引き延ばすデッキと言えば青黒ですね。青黒にするとクリーチャー戦にも強くなるのでいいかと思います!

山餅
2011年6月2日12:31

どうも初めまして

自分は召喚の罠でジンさん出す戦法を考えてますがどうでしょう?
エンド前に撃って出せればそのままディスカードできますよね?

ピロシキ
2011年6月2日14:41

maoさん

アドバイスありがとうございます!
確かに黒を足した方が継戦能力は高まりそうですね!
「かごの中の太陽」を使う関係上、沼は入れられないですが、二色土地でタッチするだけでも結構変わってきそうです。
その方向も模索してみます!

ピロシキ
2011年6月2日15:10

山餅さん

どうもはじめまして!コメントありがとうございます。
「召喚の罠」も可能性感じますね!その場合は青緑ターボランドのような形にして、ギタクシアスにこだわらずに重量級優秀クリーチャーを沢山積むのが良さそうな気がします。

ゆぅ
2011年6月2日20:23

一つ一つのデッキにユーモアセンス抜群なので楽しく読ませていただいてます。

まだ始めたばかりなので日記は付けてはいませんがリンクよろしくお願いします。

ピロシキ
2011年6月2日20:55

ゆぅさん

いやはやもったいないお言葉です。
下らないデッキばかりで恐縮ですが、楽しんでいただけたなら何よりです!
今後ともよろしくお願いします。

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