「心理的手術」デッキ 解説編
2011年6月4日 TCG全般先日に引き続き、「心理的手術」デッキの解説編です。
■基本コンセプト
このデッキのキーカードとなっているのは「心理的手術」。
地味な効果、かつ「対戦相手がライブラリーを切り直す」という限定的な場面でしか誘発されないので、普通であれば2マナ払ってまで設置したいカードではないでしょう。しかし、ある種のカードと組み合わせて用いることで、効果的に使うことができます。
それこそが「記憶殺し」「外科的摘出」などのデッキ解体系カードです。
こうしたカードは、必ず相手のライブラリーを切り直す手順が含まれており、「心理的手術」の効果を誘発させられる。かつ、併用すればハイペースで相手のライブラリーからカードをハジくことができます。
幸いにして、現環境には相手のデッキを解体するカードが大変充実しています。「記憶殺し」「外科的摘出」のほか、「サディストの聖餐」「法務官の掌握」「生命の終焉」などなど。
豊富な相方に恵まれているため、「心理的手術」はきっと輝けるはずです。
■継続的な誘発を狙う!
というわけで、このデッキには「記憶殺し」「外科的摘出」「生命の終焉」を投入してあります。これらのカードは噛み合ってはいますが、どれも継続的な誘発が期待できない点がネックとなります。
そこでデッキに加えたのが、「奪い取り屋、サーダ・アデール」。
伝説のマーフォーク。WWKで登場した当初から、好事家に熱い視線を注がれていたカードです。装備品も島も蔓延している現環境、コイツの出番が回ってきたと考えられます。
ポイントは、例え相手のデッキに装備品がなくても、ダメージさえ与えられれば毎回相手のデッキをシャッフルできること。心理的手術との相性は抜群です。
なお、メタゲームや相手の盤面に左右されやすいカードのため、安定性を求める方はここを「サディストの聖餐」などに変えると良いでしょう。
■フィニッシャー枠
このデッキの基本的な動きは、相手のデッキを解体し、無力化を図ること。
その動きさえ達成されれば、フィニッシャーは何でもよい、というのが正直なところです。
青黒なので「精神を刻む者、ジェイス」「墓所のタイタン」などが安定性が高そうですが、コンセプトに殉じるならば他の選択肢が見えてきます。
それが「大霊堂の王、ゲス」と「目覚めし深海、レクシャル」。
●大霊堂の王、ゲス
起動型能力で相手の山を削れます。ライブラリーアウトは狙えないかもしれませんが、偶発的に相手の有効牌が落ちることに期待できます。
また、回避能力持ちのため、各種装備品との相性は抜群です。サーダ・アデールでかっぱらった装備品はコイツに装着させましょう。
●目覚めし深海、レクシャル
ゲスが伝クリのため、似た性格のカードとして投入しました。
ライブラリーだけじゃなくて墓地からも追放することで、相手の追放領域は大変なことになるでしょう。
■戦略
1.心理的手術を設置
2.デッキ解体ショー開演
■弱点
フィニッシャーを散らしたデッキ
グッドスタッフ
というわけで本日は以上です。
デッキを解体し、相手の心が折れていく様を見るのはタマラナイものがあります。
歪んだ感情を満たしたい方は、ぜひ使ってみてくださいね!
■基本コンセプト
このデッキのキーカードとなっているのは「心理的手術」。
心理的手術 (1)(U)
エンチャント
いずれかの対戦相手が自分のライブラリーを切り直すたび、あなたはそのライブラリーの一番上から2枚のカードを見てもよい。あなたはそれらのカードのうち1枚を追放してもよい。その後、残りをそのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
地味な効果、かつ「対戦相手がライブラリーを切り直す」という限定的な場面でしか誘発されないので、普通であれば2マナ払ってまで設置したいカードではないでしょう。しかし、ある種のカードと組み合わせて用いることで、効果的に使うことができます。
それこそが「記憶殺し」「外科的摘出」などのデッキ解体系カードです。
こうしたカードは、必ず相手のライブラリーを切り直す手順が含まれており、「心理的手術」の効果を誘発させられる。かつ、併用すればハイペースで相手のライブラリーからカードをハジくことができます。
幸いにして、現環境には相手のデッキを解体するカードが大変充実しています。「記憶殺し」「外科的摘出」のほか、「サディストの聖餐」「法務官の掌握」「生命の終焉」などなど。
豊富な相方に恵まれているため、「心理的手術」はきっと輝けるはずです。
■継続的な誘発を狙う!
というわけで、このデッキには「記憶殺し」「外科的摘出」「生命の終焉」を投入してあります。これらのカードは噛み合ってはいますが、どれも継続的な誘発が期待できない点がネックとなります。
そこでデッキに加えたのが、「奪い取り屋、サーダ・アデール」。
奪い取り屋、サーダ・アデール (1)(U)(U)
伝説のクリーチャー — マーフォーク ならず者
島渡り
奪い取り屋、サーダ・アデールがいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーのライブラリーからアーティファクト・カード1枚を探し、それを追放する。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。ターン終了時まで、あなたはそのカードをプレイしてもよい。
2/2
伝説のマーフォーク。WWKで登場した当初から、好事家に熱い視線を注がれていたカードです。装備品も島も蔓延している現環境、コイツの出番が回ってきたと考えられます。
ポイントは、例え相手のデッキに装備品がなくても、ダメージさえ与えられれば毎回相手のデッキをシャッフルできること。心理的手術との相性は抜群です。
なお、メタゲームや相手の盤面に左右されやすいカードのため、安定性を求める方はここを「サディストの聖餐」などに変えると良いでしょう。
■フィニッシャー枠
このデッキの基本的な動きは、相手のデッキを解体し、無力化を図ること。
その動きさえ達成されれば、フィニッシャーは何でもよい、というのが正直なところです。
青黒なので「精神を刻む者、ジェイス」「墓所のタイタン」などが安定性が高そうですが、コンセプトに殉じるならば他の選択肢が見えてきます。
それが「大霊堂の王、ゲス」と「目覚めし深海、レクシャル」。
●大霊堂の王、ゲス
起動型能力で相手の山を削れます。ライブラリーアウトは狙えないかもしれませんが、偶発的に相手の有効牌が落ちることに期待できます。
また、回避能力持ちのため、各種装備品との相性は抜群です。サーダ・アデールでかっぱらった装備品はコイツに装着させましょう。
●目覚めし深海、レクシャル
ゲスが伝クリのため、似た性格のカードとして投入しました。
ライブラリーだけじゃなくて墓地からも追放することで、相手の追放領域は大変なことになるでしょう。
■戦略
1.心理的手術を設置
2.デッキ解体ショー開演
■弱点
フィニッシャーを散らしたデッキ
グッドスタッフ
というわけで本日は以上です。
デッキを解体し、相手の心が折れていく様を見るのはタマラナイものがあります。
歪んだ感情を満たしたい方は、ぜひ使ってみてくださいね!
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