先日に引き続き、「練達の盗賊」デッキの解説編です!

■パーマネント奪取!
「練達の盗賊」は戦場に出た時に相手のアーティファクト1つのコントロールを奪取できるクリーチャー。
アーティファクト限定ではありますが、除去さえされなければ1:3交換ができるため、大変強力です。
さらに「液鋼の塗膜」を用いれば、好きなパーマネントを奪取できます!ひとたびこのコンボが決まれば、盤面は決定的に有利になるでしょう。
今回のデッキはこのコンボが主役になります。
●コンボが輝く三ヶ月
通常、キーカードが一種4枚のデッキは安定した動きを期待できないもの。「液鋼の塗膜」のようなカードを軸にしたデッキの難しさはそこにあります。
しかし、M11とM12の併存期間に限っては話が別です!
これからの三ヶ月は「定業」と「思案」というコンボ安定剤が併存できるため、例え一種のキーカードに依存した構成であっても問題なく運用できるでしょう。
二種8枚の安定剤のおかげで、パーマネント奪取は高い確率で成功するはずです。

●除去耐性
めでたくパーマネント奪取を達成したら、あとは「練達の盗賊」を除去から守り続ければ勝てるはずです。
というわけで除去耐性として「呪文滑り」と「不退転の大天使」を投入してあります。
・「呪文滑り」は最高の避雷針です。こいつを先に置いておけば、「練達の盗賊」は安心して盗みを働けるでしょう。
・「不退転の大天使」は「液鋼の塗膜」との相性の良さを買いました。他のアーティファクトがあれば、塗膜をタップするだけで被覆を付与できます。
マナレシオが高い上に単体でも「液鋼の塗膜」に意味を与えられるカードなので、安定して運用できるでしょう。

■追加シナジー
「練達の盗賊」「液鋼の塗膜」の組み合わせが最も強力ですが、追加のシナジーとして「レオニンの遺物囲い」「ファイレクシアの変形者」を投入してあります。
・「レオニンの遺物囲い」は、塗膜と組み合わさればパーマネントリムーブになります!避雷針が豊富なため場持ちもしやすいでしょう。
・「ファイレクシアの変形者」は追加の「練達の盗賊」として。せっかく遺物囲いもいるのですが、スロットの関係で無限ライフは断念しました。
サイドプランの一つとして検討しても良いかもしれません。
なお、このカードは「不退転の大天使」とも強力なシナジーを形成します。

■せめてもの全除去耐性
「呪文滑り」「不退転の大天使」のおかげでピン除去耐性はつけられますが、全体除去を打たれたら悲しい気持ちになるでしょう。
そんな事態を防ぐため、せめてもの対抗策として「マナ漏出」を投入しました。
展開したいことを考えると「呪文貫き」も一考の余地がありそうです。

■戦略
1.「液鋼の塗膜」着地
2.「練達の盗賊」で相手のパーマネントを奪って勝利!

■弱点
全体除去
アーティファクト破壊

というわけで本日は以上です!
「定業」「思案」が一緒に使える時期は、二度と訪れることはないでしょう。
コンボデッキを使うのなら、今のうちかもしれませんね。

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