先日に引き続き、「無限の日時計」デッキの解説編です!

■歩く火力を長持ちさせる!
「無限の日時計」は、自分のターン限定ながら、「ターンを終了する」という変わった能力を使えるアーティファクト。
括弧内の補足説明には、こうあります。
スタック上のすべての呪文と能力を追放する。あなたの手札の枚数の最大値になるまで手札を捨てる。ダメージは取り除かれ、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終了する。

自ターンにスタックに乗った呪文や能力を打ち消すことができる置物、とも言えます。普通に相手の呪文を打ち消すことにも使えますし、歩く火力などのデメリットを緩和するなど能動的な使い方もできるので、構成次第では役割を広く持てるカードであると言えそうです。
今回は分かりやすく「歩く火力」と組み合わせることで、「無限の日時計」を活用していきます!

■歩く火力は意外に豊富!
「ボール・ライトニング」こそいないですが、現環境には歩く火力が意外に豊富です!
・「精霊への嘆願」「ゼクター祭殿の探検」はゼンディカー産の歩く火力。どちらも7/1速攻トランプルというスペックで、ボール・ライトニングに近い使用感のカードでしょう。「ボール・ライトニング」と異なり「次の終了ステップの開始時に」生贄に捧げるという書式であり、場に出たターンの終了ステップの開始時さえやり過ごせば、以降ずっと場に残ることができます!
・「石の偶像の罠」は6/12瞬速トランプルということで、奇襲性の高さが際立ちます。相手のアタック具合に応じてコストが軽減される点に期待したいところです。
このカードの場合は「あなたの終了ステップの開始時に」生贄に捧げるという書式のため、自ターンに毎回「無限の日時計」を起動しないと長持ちさせられません。が、サイズの大きさを考えれば安いものでしょう!

■その他のカード
「無限の日時計」および歩く火力軍団がこのデッキのキーカードになります!残りのスロットには汎用性の高い呪文を投入いたしました。
・「稲妻」「火葬」は汎用火力。8枚積んでも、腐ることはほぼないでしょう。
・「紅蓮地獄」「真面目な身代わり」はアドバンテージ要員。カード枚数に差をつけるために必要なカード達です。
・「槌のコス」は単体のフィニッシャーに。もちろん「精霊の嘆願」をキッカーしたい!という下心もあります。

■戦略
1.「無限の日時計」を設置し、歩く火力を長持ちさせる!
2.火力呪文でライフを詰める!

■弱点
壁クリーチャー

ということで本日は以上です!
「無限の日時計」は、テキストこそとっつきにくいものの、意外なまでにクセのないカードです。こころみに使ってみると、思いもかけない活躍をしてくれるのかもしれません!

コメント

苦楽落下
2011年8月11日0:19

歩く火力を長持ちさせて、最期の〆に投げ飛ばす!というギミックとかもおいしそうかもですね!サイドボードに攻撃的な行動等の奪取系呪文を搭載すればシナジーも・・・!

ピロシキ
2011年8月11日10:02

苦楽落下さん

コメントありがとうございます!
確かに、せっかく歩く火力をたくさん入れているので「投げ飛ばし」「突撃のストロボ」など相性の良いカードを追加投入して、尖らせるのも面白そうです!
特にコントロール奪取+「投げ飛ばし」というのは爽快感抜群ですね!^^

(・ω・)
2011年8月11日20:29

レガシーで最後の賭けやドレットノートと組んで無限ターンデッキは思いつきましたが、まさかスタンでやるなんて・・・
知り合いで変なデッキ使いが多いし、こういうデッキは大好きです^^

リンクさせて頂きますね

ピロシキ
2011年8月11日22:14

yamamamamaさん

コメントありがとうございます!
自分はむしろスタン専門なので、レガシーのコンボには憧れます!
プールが広い分、やれることがど派手で面白そうですね!
今後とも勉強させていただきたく、よろしくお願いします。

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