先日に引き続き、「業火への突入」デッキの解説編です!

■全体火力の活用を目指して
ビートダウンが支配的な環境柄、有用さを増しているであろうカードが「電弧の痕跡」「金屑の嵐」という全体火力呪文です。
これらのカードを使いこなせるデッキを作れれば、結構強く使えるのではないだろうか?というのが今回のデッキの出発点。
「金屑の嵐」を活かすためには、小粒を大量展開するスライ的な構成よりも、デカブツを大量に入れたビッグレッドのような構成が望ましいでしょう。
幸いにして、イニストラードには「業火への突入」という可能性を感じさせるマナ加速が存在します。これを組み込んでデッキを組んでみると面白そうです!

■マナ加速の数々
ビッグレッドと言うからには、マナ加速が不可欠!ということで、今回は赤で使えるマナ加速を四種13枚投入しました!
●業火への突入
・侮れない加速幅
イニストラード期待の新星。クリーチャーの生贄が必要なため、腐る可能性のあるマナ加速ですが、代わりに加速の幅は2マナと大きいのが利点です。
1T目1マナクリーチャーから2T目にこれを唱えれば「槌のコス」「炬火のチャンドラ」といったPWに繋げられます!「大地のうねり」から7マナドラゴンに繋げるパターンもあり、夢は広がるばかりです!
・PIGクリーチャーの充実
生贄にしても惜しくないクリーチャーは意外に多いもの。「ゴブリンの付け火屋」「危険なマイア」は単体でも盤面の停滞に役立つ上、ただでは死にません。「憤怒生まれのヘルカイト」の狂喜達成を安定化させるためにも貢献します。
「真面目な身代わり」はただ強ですが、能動的にサクれると強さが増します。

●大地のうねり
一枚で3マナも加速してくれる強力カード。二枚目以降は腐りがちなので枚数は抑えましたが、たまに驚くような活躍を見せてくれます!

●真面目な身代わり、槌のコス
マナも伸ばせるただ強二種。持てる役割の広さにより、デッキに柔軟性をもたらします。

■強大なドラゴンたち
赤いデカブツといえば、ドラゴンしかいないでしょう!
なぜか現在は7マナ神話ドラゴンが二種もいて、ドラゴンフリークにはたまらない状況となっています!
フライヤーが強い環境なら、ドラゴンが暴れられる可能性は大いにあり得るはずです!
なお、フィニッシャーにドラゴンを据えたのは単なるロマンではなく、赤の宿敵「ワームとぐろエンジン」に対応可能である、という理由によるものです。殴る片手間に除去するも良し、12点クロックでライフリンクを無視するも良し、です!

同じデカブツとして、「業火への突入」と相性の良い「溶鉱炉の大長」も採用候補にあがるでしょう。本体が微妙であるため今回は見送りましたが、追加のファッティとして検討の余地はありそうです。

■戦略
1.全体火力でしのぎつつマナ加速
2.デカブツを叩きつける!

■弱点
打ち消し
確定除去

ということで本日は以上です!
ドラゴンが早期着地し、無双する様は大変痛快です!軽量ビートにいわされている方は、こんな構成を試してみても良いかもしれません。

コメント

苦楽落下
2011年11月18日11:22

大地うねりがファクト呪文にも対応するので籠の中の太陽とかも美味しいかもですねw

ワームコイルや殴打頭蓋なども・・胸熱!

ピロシキ
2011年11月18日19:43

苦楽落下さん

アイデアありがとうございます!
昨晩友人とスパーリングをしたのですが、奇しくも「かごの中の太陽」を使われましたw
その友人はゾンビ13体がやりたくて使っていたようです。
なかなか迫力のあるカードですよね!
ちなみに仮想敵であった白緑トークンビートには圧敗を喫してしまいました^^;まだまだ精進が必要ですね!

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索