「不幸の呪い」デッキ 解説編
2012年2月2日 TCG全般先日に引き続き、「不幸の呪い」デッキの解説編です！
■「呪い」のメリット、デメリット
ISDより登場した新たなカード「呪い」は、プレイヤーを対象として様々な嫌がらせをするエンチャントです。
触り辛い「エンチャント」というカードタイプで、恒常的に相手の動きを阻害でき、局面によっては際立った効果をもたらすであろうこのカード。しかし「死の支配の呪い」などの一部の例外を除いてなかなか構築レベルで活躍できるカードはありませんでした。
大きな要因として、以下二点の構造上の欠陥が問題となっていたものと思われます。
・「テンポの悪さ」…どの呪いも恒常的に相手に干渉できる分、マナコストは重めに設定されています。かつ、即効性の低いものが多いため、テンポの悪さが際立ちます。
・「デッキスロットの圧迫」…尖った効果のカードが多く、進んでデッキスロットを割くに値するものが少ないです。スロットを割けないと安定性が落ち、スロットを割くと腐りやすい、ということで八方塞がりです。
しかし、次期エキスパンション「闇の隆盛」で登場した「不幸の呪い」というカードにより、上記の問題は解消されました！
直接場に出すためテンポロスが防げ、サーチできるためスロットが圧縮できます！
「呪い」デッキを成立させるキーカードであることは明らかです！
このカードがあれば「呪い」カードのメリット、すなわち「触りにくさ」と「恒常的な効果」という部分が際立ち、他ならぬ「呪い」カードでデッキを組む意味も見出せるというものでしょう。
本日はこの「不幸の呪い」を軸に、デッキを組み上げました。
■いぶし銀の「呪い」たち
呪い関連のカードには、目に見えて強力なものは少なくとも渋い効果を持つカードが盛り沢山です！以下、特に有用なものをご紹介します。
即効性があり重複しても意味がある、「不幸の呪い」がなくとも優秀なカード。構造上低速になりがちな「呪い」デッキにおいて、相手の足を止めるのに役立ちます。
同じく相手の足止めに効果的なカード。二枚目こそ不要ですが、安定的にアクセスできるとありがたい。「不幸の呪い」と相性ぴったりです！
接死なのでアドバンテージを取りやすく、場に出すサーチなので呪いカードと相性ばっちりなクリーチャー。仕込みとしては悠長で、かつ5マナ域が渋滞していることから枚数は2枚に抑えましたが、強力に働いてくれそうなカードです。
呪いデッキのフィニッシャーとなるカード。継戦手段となる各種呪いを、そのままダメージソースとして活用できて無駄がありません。
前環境から大幅に充実した「呪い」関連のカードプール。そろそろデッキとして形になりそうです！
■コントロールデッキとしての運用
「不幸の呪い」のサーチによって、意外に確定パーツが抑えられました。さらにエスパーカラーでまとまったので、空きスペースには大量のコントロールカードを投入しました！
構造上低速にならざるを得ないことを考えると、各種コントロールカードで展開を遅延させるのが素直でしょう。
■戦略
1.コントロールデッキとして、相手の展開を遅延させる
2.「不幸の呪い」を設置！各種呪いをサーチして相手の自由を奪う
3.「渇きの呪い」でクローズ
■弱点
・遅さ
・「天啓の光」
・「魔女封じの宝珠」
というわけで本日は以上です！
明日は早起きしてカード屋に行きます！＾＾皆さんが良い引きをすることをお祈りしております！
■「呪い」のメリット、デメリット
ISDより登場した新たなカード「呪い」は、プレイヤーを対象として様々な嫌がらせをするエンチャントです。
触り辛い「エンチャント」というカードタイプで、恒常的に相手の動きを阻害でき、局面によっては際立った効果をもたらすであろうこのカード。しかし「死の支配の呪い」などの一部の例外を除いてなかなか構築レベルで活躍できるカードはありませんでした。
大きな要因として、以下二点の構造上の欠陥が問題となっていたものと思われます。
・「テンポの悪さ」…どの呪いも恒常的に相手に干渉できる分、マナコストは重めに設定されています。かつ、即効性の低いものが多いため、テンポの悪さが際立ちます。
・「デッキスロットの圧迫」…尖った効果のカードが多く、進んでデッキスロットを割くに値するものが少ないです。スロットを割けないと安定性が落ち、スロットを割くと腐りやすい、ということで八方塞がりです。
しかし、次期エキスパンション「闇の隆盛」で登場した「不幸の呪い」というカードにより、上記の問題は解消されました！
不幸の呪い (４)(黒)
エンチャント — オーラ 呪い
エンチャント（プレイヤー）
あなたのアップキープの開始時に、あなたはあなたのライブラリーから、エンチャントされているプレイヤーにつけられているどの呪いとも同じ名前を持たない呪いカードを１枚探してもよい。そうしたなら、それをそのプレイヤーにつけられた状態で戦場に出し、その後、あなたのライブラリーを切り直す。
直接場に出すためテンポロスが防げ、サーチできるためスロットが圧縮できます！
「呪い」デッキを成立させるキーカードであることは明らかです！
このカードがあれば「呪い」カードのメリット、すなわち「触りにくさ」と「恒常的な効果」という部分が際立ち、他ならぬ「呪い」カードでデッキを組む意味も見出せるというものでしょう。
本日はこの「不幸の呪い」を軸に、デッキを組み上げました。
■いぶし銀の「呪い」たち
呪い関連のカードには、目に見えて強力なものは少なくとも渋い効果を持つカードが盛り沢山です！以下、特に有用なものをご紹介します。
死の支配の呪い (３)(黒)(黒)
エンチャント — オーラ 呪い
エンチャント（プレイヤー）
エンチャントされているプレイヤーがコントロールするクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。
即効性があり重複しても意味がある、「不幸の呪い」がなくとも優秀なカード。構造上低速になりがちな「呪い」デッキにおいて、相手の足を止めるのに役立ちます。
疲労の呪い (２)(白)(白)
エンチャント — オーラ 呪い
エンチャント（プレイヤー）
エンチャントされているプレイヤーは、各ターンに１つしか呪文を唱えられない。
同じく相手の足止めに効果的なカード。二枚目こそ不要ですが、安定的にアクセスできるとありがたい。「不幸の呪い」と相性ぴったりです！
苦心の魔女 (４)(黒)
クリーチャー — 人間 シャーマン
接死
苦心の魔女が死亡したとき、プレイヤー１人を対象とする。あなたはあなたのライブラリーから呪いカードを１枚探してもよい。そうしたなら、それをそのプレイヤーにつけられた状態で戦場に出し、その後、あなたのライブラリーを切り直す。
1/2
接死なのでアドバンテージを取りやすく、場に出すサーチなので呪いカードと相性ばっちりなクリーチャー。仕込みとしては悠長で、かつ5マナ域が渋滞していることから枚数は2枚に抑えましたが、強力に働いてくれそうなカードです。
渇きの呪い (４)(黒)
エンチャント — オーラ 呪い
エンチャント（プレイヤー）
エンチャントされているプレイヤーのアップキープの開始時に、渇きの呪いはそのプレイヤーに、そのプレイヤーにつけられている呪いの数に等しい点数のダメージを与える。
呪いデッキのフィニッシャーとなるカード。継戦手段となる各種呪いを、そのままダメージソースとして活用できて無駄がありません。
前環境から大幅に充実した「呪い」関連のカードプール。そろそろデッキとして形になりそうです！
■コントロールデッキとしての運用
「不幸の呪い」のサーチによって、意外に確定パーツが抑えられました。さらにエスパーカラーでまとまったので、空きスペースには大量のコントロールカードを投入しました！
構造上低速にならざるを得ないことを考えると、各種コントロールカードで展開を遅延させるのが素直でしょう。
■戦略
1.コントロールデッキとして、相手の展開を遅延させる
2.「不幸の呪い」を設置！各種呪いをサーチして相手の自由を奪う
3.「渇きの呪い」でクローズ
■弱点
・遅さ
・「天啓の光」
・「魔女封じの宝珠」
というわけで本日は以上です！
明日は早起きしてカード屋に行きます！＾＾皆さんが良い引きをすることをお祈りしております！
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