「魂の再鍛」デッキ 解説編
2012年4月17日 TCG全般先日に引き続き、「魂の再鍛」デッキの解説編です!
■メイクミラクル!
今回テーマとした「奇跡」は、ターンの最初に引いた場合にわずかなコストで唱えられる、というキーワード能力です。
【参考リンク:アヴァシンの帰還 メカニズム】
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/avacynrestored/mechanics
軒並み素のマナコストが重く、効果がド派手なカードが多いため、「奇跡コスト」で打てた場合は非常にわりのいい呪文となります。
今回は、これら「奇跡」カードを存分に活用することを目的とし、構築に着手しました!
●素引きの確率を高める!
最初に行った単純なアプローチは、とにかく「デッキ内に奇跡カードをたくさん積む」ということです。今回はこれまで発表のあった赤い奇跡三種12枚を投入しています。
初手に来た場合にダブつくリスクはありますが、それ以降は基本的にノーリスクで「奇跡コスト」が使えます。
何の仕込みもなく強力な呪文を使えるのなら、それに越したことはないでしょう。
●回収呪文で積み込む!
もうひとつのアプローチは、「墓地を肥やし、回収呪文で積み込む」というものです。
「轟く怒り」が登場した段階で既に多くの皆さんが考えたことと思いますが、墓地を肥やしてから「回収」や「有毒の蘇生」で「奇跡」呪文をライブラリートップに積み込めば、能動的に「奇跡」を起こすことができます。
幸いにして現環境にはシンプルな回収呪文が二種存在するため、8枚体制をとることが可能です。
これらカードには「アドバンテージを失う」という大きな弱点があり、それがためにコンボパーツにしにくかったのですが、「魂の再鍛」があれば話は別です!
7枚ドローでハンドをリカバリーしつつ、墓地を肥やして次の積み込みにつなげられれば、その後の「奇跡」は約束されたも同然です!
■積み込みを補助するカードたち
積み込みアプローチを補強するため、ほかにも下記のカードを投入します!
ダブついた奇跡を墓地に落とし、回収呪文を引き入れます。
最軽量PWのティボルトは、墓地を肥やすことはもちろん、ふたつの大マイナスでプレッシャーをかけられるため、フォグとしても役立ちます。
もしも生き残った場合は優秀なダメージディーラーとして活躍できるとあって、攻防の要のような存在と言えます。
9枚目以降の回収呪文。この呪文があれば、回収呪文も墓地を起点にできます。
どちらも1マナ以下のため、複数回FBしてアドにつなげることもじゅうぶん現実的です。
「信仰無き物あさり」や「悪鬼の血脈、ティボルト」は回収呪文同様、墓地関連のコンボ成立に役立つ反面、アド損という弱点を抱えています。
しかし「魂の再鍛」という強烈なリカバリー手段があれば、そうした弱点もある程度緩和できるでしょう。
これだけの基盤を用意すれば、きっと奇跡は起こるはずです!
■そのほかのカードたち
残りのスロットは「内にいる獣」「金屑の嵐」という除去呪文で固めてあります。
形が整うまではこれらの呪文でしのぎます。
どちらも受けが広いので、これらの呪文を積み込む局面も考えられそうです。
■戦略
1.除去でしのぎつつ墓地を肥やす
2.回収呪文で奇跡を積み込む!
3.相手を焼ききる
■弱点
・墓地対策
・墓地利用
というわけで本日は以上です!
新カードを眺めつつデッキ構想を練るのは最高に楽しいですね!
まだまだスポイラーは続きます、今後もお楽しみは続きそうですね^^
■メイクミラクル!
今回テーマとした「奇跡」は、ターンの最初に引いた場合にわずかなコストで唱えられる、というキーワード能力です。
【参考リンク:アヴァシンの帰還 メカニズム】
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/avacynrestored/mechanics
軒並み素のマナコストが重く、効果がド派手なカードが多いため、「奇跡コスト」で打てた場合は非常にわりのいい呪文となります。
今回は、これら「奇跡」カードを存分に活用することを目的とし、構築に着手しました!
●素引きの確率を高める!
最初に行った単純なアプローチは、とにかく「デッキ内に奇跡カードをたくさん積む」ということです。今回はこれまで発表のあった赤い奇跡三種12枚を投入しています。
轟く怒り (4)(赤)(赤)
インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。轟く怒りはそれに5点のダメージを与える。
奇跡(赤)(あなたがこのカードを引いたとき、これがこのターン最初に引いたカードだった場合、あなたはこれの奇跡コストを支払うことでこれを唱えてもよい。)
忌むべき者のかがり火 (X)(X)(赤)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。忌むべき者のかがり火はそのプレイヤーとそのプレイヤーがコントロールする各クリーチャーにそれぞれX点のダメージを与える。
奇跡(X)(赤)(あなたがこのカードを引いたとき、これがこのターン最初に引いたカードだった場合、あなたはこれの奇跡コストを支払うことでこれを唱えてもよい。)
初手に来た場合にダブつくリスクはありますが、それ以降は基本的にノーリスクで「奇跡コスト」が使えます。
何の仕込みもなく強力な呪文を使えるのなら、それに越したことはないでしょう。
●回収呪文で積み込む!
もうひとつのアプローチは、「墓地を肥やし、回収呪文で積み込む」というものです。
「轟く怒り」が登場した段階で既に多くの皆さんが考えたことと思いますが、墓地を肥やしてから「回収」や「有毒の蘇生」で「奇跡」呪文をライブラリートップに積み込めば、能動的に「奇跡」を起こすことができます。
回収 (緑)
インスタント
あなたの墓地にあるカード1枚を対象とし、それをあなたのライブラリーの一番上に置く。
有毒の蘇生 (緑/Φ)
インスタント
((緑/Φ)は(緑)でも2点のライフでも支払うことができる。)
いずれかの墓地にあるカード1枚を対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番上に置く。
幸いにして現環境にはシンプルな回収呪文が二種存在するため、8枚体制をとることが可能です。
これらカードには「アドバンテージを失う」という大きな弱点があり、それがためにコンボパーツにしにくかったのですが、「魂の再鍛」があれば話は別です!
7枚ドローでハンドをリカバリーしつつ、墓地を肥やして次の積み込みにつなげられれば、その後の「奇跡」は約束されたも同然です!
■積み込みを補助するカードたち
積み込みアプローチを補強するため、ほかにも下記のカードを投入します!
信仰無き物あさり (赤)
ソーサリー
カードを2枚引き、その後カードを2枚捨てる。
フラッシュバック(2)(赤)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
ダブついた奇跡を墓地に落とし、回収呪文を引き入れます。
悪鬼の血脈、ティボルト (赤)(赤)
プレインズウォーカー - ティボルト
+1:カードを1枚引き、その後カードを1枚無作為に選んで捨てる。
-4:プレイヤー1人を対象とする。悪鬼の血脈、ティボルトはそのプレイヤーに、そのプレイヤーの手札にあるカードの総数に等しいダメージを与える。
-6:ターン終了時まで、すべてのクリーチャーのコントロールを得る。それらをアンタップする。それらはターン終了時まで速攻を得る。
忠誠度:2
最軽量PWのティボルトは、墓地を肥やすことはもちろん、ふたつの大マイナスでプレッシャーをかけられるため、フォグとしても役立ちます。
もしも生き残った場合は優秀なダメージディーラーとして活躍できるとあって、攻防の要のような存在と言えます。
炎の中の過去 (3)(赤)
ソーサリー
あなたの墓地にある各インスタント・カードと各ソーサリー・カードは、ターン終了時までフラッシュバックを得る。そのフラッシュバック・コストはそれのマナ・コストに等しい。
フラッシュバック(4)(赤)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
9枚目以降の回収呪文。この呪文があれば、回収呪文も墓地を起点にできます。
どちらも1マナ以下のため、複数回FBしてアドにつなげることもじゅうぶん現実的です。
「信仰無き物あさり」や「悪鬼の血脈、ティボルト」は回収呪文同様、墓地関連のコンボ成立に役立つ反面、アド損という弱点を抱えています。
しかし「魂の再鍛」という強烈なリカバリー手段があれば、そうした弱点もある程度緩和できるでしょう。
これだけの基盤を用意すれば、きっと奇跡は起こるはずです!
■そのほかのカードたち
残りのスロットは「内にいる獣」「金屑の嵐」という除去呪文で固めてあります。
形が整うまではこれらの呪文でしのぎます。
どちらも受けが広いので、これらの呪文を積み込む局面も考えられそうです。
■戦略
1.除去でしのぎつつ墓地を肥やす
2.回収呪文で奇跡を積み込む!
3.相手を焼ききる
■弱点
・墓地対策
・墓地利用
というわけで本日は以上です!
新カードを眺めつつデッキ構想を練るのは最高に楽しいですね!
まだまだスポイラーは続きます、今後もお楽しみは続きそうですね^^
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