「血の芸術家」デッキ 解説編
2012年5月12日 TCG全般 コメント (4)先日に引き続き、「血の芸術家」デッキの解説編です。
■コンボ成立へのフェイルセーフ
「血の芸術家」はクリーチャーが死亡するたび、ライフをドレインできる誘発型能力を持ったクリーチャー。
単体でもライフレースに貢献し、腐りにくいカードですが、仮に「クリーチャーが死亡し続ける」状況を作れた場合フィニッシャーとしても働きます。
というわけでこのデッキにはそのようなエンジンをふたつ搭載しています!
●「壊死のウーズ」+「血統の守り手」+「死体生まれのグリムグリン」
「血統の守り手」「死体生まれのグリムグリン」が墓地に落ちている状態で、召喚酔いのとけた「壊死のウーズ」をコントロールしている場合、双方の能力を交互に起動することで、吸血鬼トークンを無限にサクり続けることが可能です!
そのままでも無限P/T、「グリセルブランドの信奉者」でサクれれば無限ライフとなりますが、横に「血の芸術家」が立っていれば無限ドレインとなります!
●「グリセルブランド」+「ゾンビの横行」+「グリセルブランドの信奉者」
前回も組み込んだギミックですが、「グリセルブランド」の能力で7ペイライフ7ドローしたのち、「ゾンビの横行」で2/2ゾンビに変換し、それらを「グリセルブランドの信奉者」でサクることで、1マナと山札2枚ごとに1体のゾンビトークンをサクり続けることができます!
マナと山札の縛りがあるため決定力は一段落ちるものの、召喚酔いが関係ない起動型能力なので「壊死のウーズ」でコピーする際優秀です。
さらに「ゾンビの横行」はインスタントタイミングでディスカードが可能です!奇襲的に形を作れるのは大きいでしょう。
動作に墓地を肥やす動きが含まれるため、ひとつめのコンボを形成するまでのつなぎとしても役立ちます。
「血の芸術家」をコントロールしている横で、どちらか片方の形が揃えば勝利は目前!共用で使えるパーツも多いため、相手がマグロであればコンボ成立は容易でしょう。
あとはいかに相手の妨害に耐え抜くか、です。
■コンボパーツを水増しする!
相手の妨害をしのぐために、「呪文滑り」などで除去を吸うのはひとつのアプローチです。
しかしコンボパーツにスロットを食われるコンボデッキでは、「相手の妨害に対応する」ことよりも「相手に対応を迫り続ける」ことの方が多くの場合より現実的です。
ということで残るスロットには「コンボパーツの水増し要員」を投入していきます!
●幻影の像
そのままずばり、コンボパーツをコピーする目的で採用しています。
並ぶほど強い「血の芸術家」とのシナジーも見逃せません。
●ヘイヴングルの死者
除去されたコンボパーツをリアニメイトします!墓地を肥やすデッキなので、アドバンテージを稼げる場面は多いでしょう。
●ネファリアの溺墓
コンボパーツのサーチとして。土地スロットとしては目覚ましいほどの貢献ぶりです。
これら水増し要員がいれば、相手の妨害に耐え抜くことも容易なはずです。
■相手への干渉手段
コンボデッキである以上、コンボ成功率を高めることは大前提。しかし介在枚数が多く、成立ターンが遅いコンボであるため、最低限の干渉手段は必要です。
というわけで今回は下記の干渉手段を用意しました!
●幻影の像
常に戦場にいる最強のクリーチャーになれるため、コンボ成立までボードを持たせるのに役立ちます。
最近多い、強力なレジェンドクリーチャーに対しては除去としても使えます。
●悲劇的な過ち
最軽量のインスタント除去。陰鬱達成を能動的に狙いやすい構成のため、落とせる範囲は広いはずです。
これらの枚数には不安が残りますが、コンボパーツが単体で仕事をする可能性を加味すれば、案外なんとかなるかもです。一応その辺りを意識し、マナレシオが及第点のカードを優先的にデッキに投入しています。
■戦略
1.コントロールカードで序盤をしのぐ
2.「血の芸術家」を置いた状態でどちらかのコンボを成立させる!
■弱点
・墓地対策
・除去圧の高い相手
ということで本日は以上です!
なお、今回のデッキは、前回のコメント欄でフゥさんからいただいたアドバイスをもとに構築いたしました。結びに代えて、謝辞を述べさせていただきます。
ありがとうございました!
■コンボ成立へのフェイルセーフ
「血の芸術家」はクリーチャーが死亡するたび、ライフをドレインできる誘発型能力を持ったクリーチャー。
単体でもライフレースに貢献し、腐りにくいカードですが、仮に「クリーチャーが死亡し続ける」状況を作れた場合フィニッシャーとしても働きます。
というわけでこのデッキにはそのようなエンジンをふたつ搭載しています!
●「壊死のウーズ」+「血統の守り手」+「死体生まれのグリムグリン」
「血統の守り手」「死体生まれのグリムグリン」が墓地に落ちている状態で、召喚酔いのとけた「壊死のウーズ」をコントロールしている場合、双方の能力を交互に起動することで、吸血鬼トークンを無限にサクり続けることが可能です!
そのままでも無限P/T、「グリセルブランドの信奉者」でサクれれば無限ライフとなりますが、横に「血の芸術家」が立っていれば無限ドレインとなります!
●「グリセルブランド」+「ゾンビの横行」+「グリセルブランドの信奉者」
前回も組み込んだギミックですが、「グリセルブランド」の能力で7ペイライフ7ドローしたのち、「ゾンビの横行」で2/2ゾンビに変換し、それらを「グリセルブランドの信奉者」でサクることで、1マナと山札2枚ごとに1体のゾンビトークンをサクり続けることができます!
マナと山札の縛りがあるため決定力は一段落ちるものの、召喚酔いが関係ない起動型能力なので「壊死のウーズ」でコピーする際優秀です。
さらに「ゾンビの横行」はインスタントタイミングでディスカードが可能です!奇襲的に形を作れるのは大きいでしょう。
動作に墓地を肥やす動きが含まれるため、ひとつめのコンボを形成するまでのつなぎとしても役立ちます。
「血の芸術家」をコントロールしている横で、どちらか片方の形が揃えば勝利は目前!共用で使えるパーツも多いため、相手がマグロであればコンボ成立は容易でしょう。
あとはいかに相手の妨害に耐え抜くか、です。
■コンボパーツを水増しする!
相手の妨害をしのぐために、「呪文滑り」などで除去を吸うのはひとつのアプローチです。
しかしコンボパーツにスロットを食われるコンボデッキでは、「相手の妨害に対応する」ことよりも「相手に対応を迫り続ける」ことの方が多くの場合より現実的です。
ということで残るスロットには「コンボパーツの水増し要員」を投入していきます!
●幻影の像
そのままずばり、コンボパーツをコピーする目的で採用しています。
並ぶほど強い「血の芸術家」とのシナジーも見逃せません。
●ヘイヴングルの死者
除去されたコンボパーツをリアニメイトします!墓地を肥やすデッキなので、アドバンテージを稼げる場面は多いでしょう。
●ネファリアの溺墓
コンボパーツのサーチとして。土地スロットとしては目覚ましいほどの貢献ぶりです。
これら水増し要員がいれば、相手の妨害に耐え抜くことも容易なはずです。
■相手への干渉手段
コンボデッキである以上、コンボ成功率を高めることは大前提。しかし介在枚数が多く、成立ターンが遅いコンボであるため、最低限の干渉手段は必要です。
というわけで今回は下記の干渉手段を用意しました!
●幻影の像
常に戦場にいる最強のクリーチャーになれるため、コンボ成立までボードを持たせるのに役立ちます。
最近多い、強力なレジェンドクリーチャーに対しては除去としても使えます。
●悲劇的な過ち
最軽量のインスタント除去。陰鬱達成を能動的に狙いやすい構成のため、落とせる範囲は広いはずです。
これらの枚数には不安が残りますが、コンボパーツが単体で仕事をする可能性を加味すれば、案外なんとかなるかもです。一応その辺りを意識し、マナレシオが及第点のカードを優先的にデッキに投入しています。
■戦略
1.コントロールカードで序盤をしのぐ
2.「血の芸術家」を置いた状態でどちらかのコンボを成立させる!
■弱点
・墓地対策
・除去圧の高い相手
ということで本日は以上です!
なお、今回のデッキは、前回のコメント欄でフゥさんからいただいたアドバイスをもとに構築いたしました。結びに代えて、謝辞を述べさせていただきます。
ありがとうございました!
コメント
いつも楽しくdiary noteを拝見させていただいております
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《グリセルブランドの信奉者/Disciple of Griselbrand(ISD)》
《流血の鑑定人/Bloodflow Connoisseur(AVR)》
《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat(DKA)》
《ドロスバッタ/Dross Hopper(SOM)》
様々な選択肢が考えられますね。
ご覧いただきありがとうございます!
デッキを組むのが好きで、ポツポツ更新しております。実戦向きなものはあまりないですが。。^^;
今後も地道に続けさせていただきます。どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
コメントありがとうございます!
現環境は地味にハスクが多いようですね。
「血の芸術家」が2体並べば、「グリセルブランド」で7ペイライフ7ドロー→「ゾンビの横行」でゾンビ生成→何らかのサクり台でゾンビをサクる、の流れでカード1枚につき1ドレインになりますから、ノーコストのサクり台をしのばせてみてもよさそうです!
「流血の鑑定人」などは色も合い能力も実用的なのですんなり入れられそうです!
試してみます!ありがとうございます!