「群れネズミ」デッキ 解説編
2012年10月31日 TCG全般 コメント (6)先日に引き続き、「群れネズミ」デッキの解説編です。
■「群れネズミ」でクロック・パーミッション!
現環境は支配的なデッキがないようで、ビート、コントロール、コンボなどさまざまなアーキタイプが混在している状況です。
そんな中、どのアーキタイプに対しても丸く戦えるクロック・パーミッションが研究されており、特に「聖トラフトの霊」を用いた形が人気を集めているようです。
しかし、クロック・パーミッションに適したクリーチャーは、まだまだ他にもいそうです。
そのうちのひとつが「群れネズミ」です!
2マナと軽いため設置時の隙が少なく、その起動型能力によりインスタント・タイミングでクロックを増強していけるため、「構えつつ殴る」というクロック・パーミッションの動きと非常に噛み合っています!
最初は非力なP/T値も、能力を起動するごとにネズミ算的に強化されていきます。回避能力がない点はネックですが、横に広げられれば大きな問題ではなさそうです。
ということで今回は「群れネズミ」を軸にしてデッキを組んでいきます!
■優秀なコントロールカードたち
クロック・パーミッションを成立させる上で、とりわけ重要なのがコントロールカードです。
今回は、現環境における優秀コントロールカードを活用すべく、青白の二色を加えてあります!
環境にあったカウンター呪文である「中略」や、ターンを稼げる「アゾリウスの魔除け」、ネズミと噛み合う「熟慮」や、射程の広い「悲劇的な過ち」など、インスタント呪文を選んで投入しています。ネズミの能力を構えるのは造作もないことでしょう!
■サブプランとしてのトークン戦略
「群れネズミ」は非常に優秀なクロックですが、引けなかった場合のサブプランも考えておかなくてはなりません。
というわけで第二の攻め手としてトークン呪文を投入しています。
「未練ある魂」はネズミのエサにもなり、「深夜の出没」はネズミ同様「構え損」の状況を無くしてくれる点が噛み合っています。
ネズミ同様2マナのため隙が少ない点が強みです。「群れネズミ」のコピー・トークンが警戒を持つようになると、かなり強力そうです!
■戦略
1.「群れネズミ」を設置
2.構えつつ「群れネズミ」を育てる
3.ネズミの大群でパンチ!
■弱点
・「拘留の宝球」
・「血統の切断」
というわけで本日は以上です!
新環境も次第に洗練されてきた感がありますが、RtR発売からまだ一ヶ月も経っていません!
まだまださまざまな可能性が眠っているかもしれませんし、アレコレと試してみるのも良さそうです。
■「群れネズミ」でクロック・パーミッション!
現環境は支配的なデッキがないようで、ビート、コントロール、コンボなどさまざまなアーキタイプが混在している状況です。
そんな中、どのアーキタイプに対しても丸く戦えるクロック・パーミッションが研究されており、特に「聖トラフトの霊」を用いた形が人気を集めているようです。
しかし、クロック・パーミッションに適したクリーチャーは、まだまだ他にもいそうです。
そのうちのひとつが「群れネズミ」です!
群れネズミ (1)(黒)
クリーチャー — ネズミ
群れネズミのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールするネズミの数に等しい。
(2)(黒),カードを1枚捨てる:群れネズミのコピーであるトークンを1体戦場に出す。
*/*
2マナと軽いため設置時の隙が少なく、その起動型能力によりインスタント・タイミングでクロックを増強していけるため、「構えつつ殴る」というクロック・パーミッションの動きと非常に噛み合っています!
最初は非力なP/T値も、能力を起動するごとにネズミ算的に強化されていきます。回避能力がない点はネックですが、横に広げられれば大きな問題ではなさそうです。
ということで今回は「群れネズミ」を軸にしてデッキを組んでいきます!
■優秀なコントロールカードたち
クロック・パーミッションを成立させる上で、とりわけ重要なのがコントロールカードです。
今回は、現環境における優秀コントロールカードを活用すべく、青白の二色を加えてあります!
環境にあったカウンター呪文である「中略」や、ターンを稼げる「アゾリウスの魔除け」、ネズミと噛み合う「熟慮」や、射程の広い「悲劇的な過ち」など、インスタント呪文を選んで投入しています。ネズミの能力を構えるのは造作もないことでしょう!
■サブプランとしてのトークン戦略
「群れネズミ」は非常に優秀なクロックですが、引けなかった場合のサブプランも考えておかなくてはなりません。
というわけで第二の攻め手としてトークン呪文を投入しています。
未練ある魂 (2)(白)
ソーサリー
飛行を持つ白の1/1のスピリット・クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。
フラッシュバック(1)(黒)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
深夜の出没 (2)(白)
インスタント
飛行を持つ白の1/1のスピリット・クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。
「未練ある魂」はネズミのエサにもなり、「深夜の出没」はネズミ同様「構え損」の状況を無くしてくれる点が噛み合っています。
無形の美徳 (1)(白)
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャー・トークンは+1/+1の修整を受けるとともに警戒を持つ。
ネズミ同様2マナのため隙が少ない点が強みです。「群れネズミ」のコピー・トークンが警戒を持つようになると、かなり強力そうです!
■戦略
1.「群れネズミ」を設置
2.構えつつ「群れネズミ」を育てる
3.ネズミの大群でパンチ!
■弱点
・「拘留の宝球」
・「血統の切断」
というわけで本日は以上です!
新環境も次第に洗練されてきた感がありますが、RtR発売からまだ一ヶ月も経っていません!
まだまださまざまな可能性が眠っているかもしれませんし、アレコレと試してみるのも良さそうです。
コメント
至高の評決が厳しいですね
でもメタ次第では可能性のあるデッキだと思います
コメントありがとうございます!
確かに「至高の評決」はかわすのが難しいですね。。メインボードで対策するなら、「未練ある魂」のFB分などを保険にしつつ、ジワジワ攻めていくくらいでしょうか。
あとはサイドボードから「根生まれの防衛」を挿していくのも手かもしれません。受動的なカードですが、後手のサイドチェンジなどでうまく活かせそうな気がします!
もう少し調整してみます!
全体除去が辛すぎて、私は作成をあきらめていたのですが評決にも強いソリンさんや未練が良い具合に。
反対にこちらが至高の評決は入れられないので、コントロール相手にエスパートークンのサイドボードとしてクロックになるネズミが採用されるチャンスもあったりするのかもしれませんね。(ないかな?)
コメントありがとうございます!
「群れネズミ」は使ってみたくなる良いカードですよね^^
トークン生成呪文と違い、カード1枚に対してネズミを1匹しか出せない点は気にかかりますが、1匹の価値を加速度的に高めていける爆発力が魅力です!
きっちり構えながら慎重に動ければ、なかなかやらしい存在になりそうな気がします。
まずはお試し、ということで、しばし使用感を探っていきたいと思います!
群れネズミいいですよね。
ロッテスと選択して自分は黒緑にしました
アドバイスありがとうございます!
なるほど、「金輪際」がありましたか!「至高の評決」に限らず、打ち消されない呪文全般への対抗策として非常に良さそうですね。勉強になります。
「ロッテスのトロール」も捨てがたいですね~。やはりインスタント・タイミングでクロックを増強でき、わずか1マナで再生でき、さらに回避能力もあり、、と考えると隙がないですね。いっそ両方積んでみても面白いかもしれません…!