「熟練の戦術家、オドリック」デッキ 解説編
2012年12月31日 TCG全般 コメント (2)先日に引き続き、「熟練の戦術家、オドリック」デッキの解説編です!
■「大隊」の予行演習
先週より、来年2月に発売される「ギルド門侵犯」の公式プレビューが開始されました!
●参考リンク:ギルド門侵犯 ゲームメカニズム
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/228#3
魅力的なキーワード能力が出揃う中、今回はボロス軍の「大隊」の予行演習として、「熟練の戦術家、オドリック」を主軸としたデッキ構築を試みます!
マナコストとP/T値、強力な誘発型能力を持っている点で、前環境の「刃砦の英雄」をほうふつとさせるこのクリーチャー。
「刃砦の英雄」に比べて誘発条件がかなり厳しいですが、先制攻撃を持ち、環境に汎用除去が少ないため、相対的に生き残りやすくなっているのが強みです。
誘発条件を満たしやすいウィニーデッキならば、フィニッシャーとしていい働きをみせてくれそうです!
ということで、今回は白メインのウィニーデッキで運用してみます。
■速攻による奇襲を狙う!
ある程度生き残りやすいとはいえ、相手が全力で防いでくることが予想されるため、誘発型能力の条件を満たすのは容易ではないでしょう。
奇襲的に条件を満たすために、今回は赤をタッチして速攻関連のカードを投入しました!
オドリック本人はもちろん、後続に速攻を付与して誘発条件を満たす動きも強力そうです。
たった1枚で誘発条件を満たせる逸材。オドリックが出ているときはもちろん、出ていなくても最後の一押しに役立つため、思いのほか腐らないカードです。
速攻による奇襲を狙えば、相手の虚をついて誘発条件を満たしていけるでしょう。
■展開力と打点の両立
誘発条件を満たすために、「屋根職人の反乱」のほかにもトークン関連のカードを投入しています。
これらのカードはどれも小粒なため、単体の打点が低いのがネックです。そこを補うために、打点を高められるカードも併せて採用しています。
展開力と打点を両立することで、オドリックのポテンシャルが最大限に発揮されることでしょう。
■戦略
1.ウィニークリーチャーを多数展開
2.オドリック着地!
3.速攻による奇襲で誘発条件を満たしてパンチ!
■弱点
・全体除去
・コンバットトリック
ということで今年の更新は以上です。
はやくこのデッキに「大隊」持ちのカードを追加したいものです!来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、はやる気持ちを抑えられません^^;
末筆になりますが、今年お世話になったDNの皆さんに感謝いたします。どうぞよいお年をお迎えください!
■「大隊」の予行演習
先週より、来年2月に発売される「ギルド門侵犯」の公式プレビューが開始されました!
●参考リンク:ギルド門侵犯 ゲームメカニズム
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/228#3
魅力的なキーワード能力が出揃う中、今回はボロス軍の「大隊」の予行演習として、「熟練の戦術家、オドリック」を主軸としたデッキ構築を試みます!
熟練の戦術家、オドリック (2)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 人間 兵士
先制攻撃(このクリーチャーは、先制攻撃を持たないクリーチャーより先に戦闘ダメージを与える。)
熟練の戦術家、オドリックと少なくとも3体の他のクリーチャーが攻撃するたび、あなたはこの戦闘でどのクリーチャーがどのようにブロックするかを選ぶ。
3/4
マナコストとP/T値、強力な誘発型能力を持っている点で、前環境の「刃砦の英雄」をほうふつとさせるこのクリーチャー。
「刃砦の英雄」に比べて誘発条件がかなり厳しいですが、先制攻撃を持ち、環境に汎用除去が少ないため、相対的に生き残りやすくなっているのが強みです。
誘発条件を満たしやすいウィニーデッキならば、フィニッシャーとしていい働きをみせてくれそうです!
ということで、今回は白メインのウィニーデッキで運用してみます。
■速攻による奇襲を狙う!
ある程度生き残りやすいとはいえ、相手が全力で防いでくることが予想されるため、誘発型能力の条件を満たすのは容易ではないでしょう。
奇襲的に条件を満たすために、今回は赤をタッチして速攻関連のカードを投入しました!
稲妻のやっかいもの (1)(赤)
クリーチャー — 人間 狂戦士
結魂(このクリーチャーか他のまだ組になっていないクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはそれらを組にしてもよい。それらのクリーチャーは、あなたがその両方をコントロールしているかぎり組である。)
稲妻のやっかいものが他のクリーチャーと組になっているかぎり、両方のクリーチャーは速攻を持つ。
2/1
処刑者の要塞
土地
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(赤)(白),(T):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+0の修整を受けるとともに警戒と速攻を得る。
オドリック本人はもちろん、後続に速攻を付与して誘発条件を満たす動きも強力そうです。
屋根職人の反乱 (2)(赤)
ソーサリー
速攻を持つ赤の1/1の人間クリーチャー・トークンを3体戦場に出す。次の終了ステップの開始時に、それらのトークンを生け贄に捧げる。
たった1枚で誘発条件を満たせる逸材。オドリックが出ているときはもちろん、出ていなくても最後の一押しに役立つため、思いのほか腐らないカードです。
速攻による奇襲を狙えば、相手の虚をついて誘発条件を満たしていけるでしょう。
■展開力と打点の両立
誘発条件を満たすために、「屋根職人の反乱」のほかにもトークン関連のカードを投入しています。
宿命の旅人 (白)
クリーチャー — 人間 兵士
宿命の旅人が死亡したとき、飛行を持つ白の1/1のスピリット・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
1/1
町民の結集 (1)(白)
ソーサリー
白の1/1の人間クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。
窮地 ― あなたのライフが5点以下である場合、代わりにそれらのトークンを5体戦場に出す。
管区の隊長 (白)(白)
クリーチャー — 人間 兵士
先制攻撃
管区の隊長がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、白の1/1の兵士クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
2/2
これらのカードはどれも小粒なため、単体の打点が低いのがネックです。そこを補うために、打点を高められるカードも併せて採用しています。
教区の勇者 (白)
クリーチャー — 人間 兵士
他の人間があなたのコントロール下で戦場に出るたび、教区の勇者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
1/1
クルーインの打撃者 (1)(赤)
クリーチャー — 人間 戦士
他のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、クルーインの打撃者はターン終了時まで+1/+0の修整を受けるとともにトランプルを得る。
2/1
銀刃の聖騎士 (1)(白)(白)
クリーチャー — 人間 騎士
結魂(このクリーチャーか他のまだ組になっていないクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはそれらを組にしてもよい。それらのクリーチャーは、あなたがその両方をコントロールしているかぎり組である。)
銀刃の聖騎士が他のクリーチャーと組になっているかぎり、両方のクリーチャーは二段攻撃を持つ。
2/2
展開力と打点を両立することで、オドリックのポテンシャルが最大限に発揮されることでしょう。
■戦略
1.ウィニークリーチャーを多数展開
2.オドリック着地!
3.速攻による奇襲で誘発条件を満たしてパンチ!
■弱点
・全体除去
・コンバットトリック
ということで今年の更新は以上です。
はやくこのデッキに「大隊」持ちのカードを追加したいものです!来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、はやる気持ちを抑えられません^^;
末筆になりますが、今年お世話になったDNの皆さんに感謝いたします。どうぞよいお年をお迎えください!
コメント
門審判ではボロスが、まさにこのデッキのコンセプトですし、結構トーナメントでもやってくれるんじゃないかと期待しています。少し前には赤白人間が結果を残していましたしね!
このデッキでも、強いとは言えないパーツを入れ替えていければ純粋にデッキパワーが上がっていきそうですね。
全体除去には白緑以上に耐性がないですが、回避能力や数の点から、すらーぐ牙なんて怖くない程度のクロックが刻めそう。
新しく公開されるファッティの中、速効の一文があればなーと思うことが多いので、稲妻のやっかいものが純粋に詰めるというデッキは中々貴重なことのように思います。
コメントありがとうございます!本年もよろしくお願いしますm(_ _)m
ボロス人間は「ギルド門侵犯」でいよいよ本格化しそうですね!
マナ基盤が強化されて「教区の勇者」と「灰の盲信者」の両立も簡単になりそうですし、キーワード能力「大隊」も、デッキの骨格と噛み合っているように思います。
全体除去は目の上のたんこぶですが、「速攻」がその回答となれることを期待しています!あとは「大隊」持ちで使いやすいカードが来てくれるといいのですが…それは今後の発表を待つほかないですね^^;