「怒れる腹音鳴らし」デッキ 解説編
2013年1月28日 TCG全般 コメント (6)先日に引き続き「怒れる腹音鳴らし」デッキの解説編です!
■手札も墓地も有効活用!
今回はグルール一族のギルドマスターである「怒れる腹音鳴らし」を主軸にデッキを考えます!
デッキカラーは青を含まない4色を選択したので、ドローが苦手な点が心配な部分ですが、ドローに頼らずカードアドバンテージを得られるよう、以下の点に気を配りました!
・無効牌を有効牌に変える
・墓地を第二の手札とする
・1枚で複数枚分の働きをするカードを入れる
以降、それぞれ解説いたします!
■無効牌を有効牌に変える
今回の主役である「怒れる腹音鳴らし」は、起動型能力によって中盤以降に腐りがちな土地カードを有効活用できる点が強みです。
無効牌を有効牌に変えることができるので、擬似的にカードアドバンテージを得ることができます。
このカードと併用することで、「根囲い」は「稲妻」を最大4枚引ける呪文に生まれ変わります!
また、「信仰無き物あさり」も同様に、無効牌を有効牌に変えることができます。
単体では手札枚数を損しますが、表裏で計4枚の手札入れ替えを行えるのは強力です。
これらのカードで質を高めていけば、限りある手札でも十分に戦うことができそうです!
■墓地を第二の手札とする
上記2つのソーサリーは、どちらも墓地を肥やすことができます。
肥えた墓地を活かすために、リアニメイトとフラッシュバックの力を借りたいと思います!
フラッシュバック付きリアニメイト、という理想的な呪文。「怒れる腹音鳴らし」を早期着地させるのに役立ちそうです。
フラッシュバック付きの広範囲火力。序盤の守りを担います!
フラッシュバック付きの墓地回収呪文。「怒れる腹音鳴らし」がいるときに土地カードを回収すれば、一気に大ダメージを叩き込むことができます!
これらのカードがあれば、墓地を第二の手札として活用できそうです。
■1枚で複数枚分の働きをするカードを入れる
残りのスロットには、「高原の狩りの達人」や「オリヴィア・ヴォルダーレン」など、単体でアドバンテージの取れるカードを投入しました!
特に「グリセルブランド」はアドバンテージの化身のような生物なので、第二のリアニメイト対象として十全に働いてくれるでしょう。
また、「ギルド門侵犯」の新顔である「無慈悲な追い立て」も強力です!
リアニメイトとは若干噛み合っていないものの、色拘束が薄く、確度の高い全体除去なので、確実に役立つカードと思われます。
以上のアプローチによりカードアドバンテージを稼ぐことができれば、試合運びを有利に進められるでしょう。
なお、今回はビートをメタった構成なので、サイドボードには「殺戮遊戯」や「ラクドスの復活」など、コントロールを意識したカードを入れるのがよさそうでしょうか。
■戦略
1.手札整理しつつ墓地を肥やす
2.火力や「高原の狩りの達人」でしのぐ
3.「堀葬の儀式」で「怒れる腹音鳴らし」着地!
■弱点
・墓地対策
・追放効果
ということで本日は以上です!
いよいよ今週末には「ギルド門侵犯」が発売しますね!「怒れる腹音鳴らし」が何枚出るのか、今から楽しみです^^
■手札も墓地も有効活用!
今回はグルール一族のギルドマスターである「怒れる腹音鳴らし」を主軸にデッキを考えます!
デッキカラーは青を含まない4色を選択したので、ドローが苦手な点が心配な部分ですが、ドローに頼らずカードアドバンテージを得られるよう、以下の点に気を配りました!
・無効牌を有効牌に変える
・墓地を第二の手札とする
・1枚で複数枚分の働きをするカードを入れる
以降、それぞれ解説いたします!
■無効牌を有効牌に変える
今回の主役である「怒れる腹音鳴らし」は、起動型能力によって中盤以降に腐りがちな土地カードを有効活用できる点が強みです。
怒れる腹音鳴らし (4)(赤)(赤)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — サイクロプス
トランプル
怒れる腹音鳴らしがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたのライブラリーの一番上から3枚のカードを公開する。これにより公開された土地カードをすべてあなたの手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。
土地カードを1枚捨てる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。怒れる腹音鳴らしはそれに3点のダメージを与える。
7/6
無効牌を有効牌に変えることができるので、擬似的にカードアドバンテージを得ることができます。
このカードと併用することで、「根囲い」は「稲妻」を最大4枚引ける呪文に生まれ変わります!
根囲い (1)(緑)
ソーサリー
あなたのライブラリーのカードを上から4枚公開する。これにより公開されたすべての土地カードをあなたの手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。
また、「信仰無き物あさり」も同様に、無効牌を有効牌に変えることができます。
信仰無き物あさり (赤)
ソーサリー
カードを2枚引き、その後カードを2枚捨てる。
フラッシュバック(2)(赤)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
単体では手札枚数を損しますが、表裏で計4枚の手札入れ替えを行えるのは強力です。
これらのカードで質を高めていけば、限りある手札でも十分に戦うことができそうです!
■墓地を第二の手札とする
上記2つのソーサリーは、どちらも墓地を肥やすことができます。
肥えた墓地を活かすために、リアニメイトとフラッシュバックの力を借りたいと思います!
堀葬の儀式 (4)(黒)
ソーサリー
あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
フラッシュバック(3)(白)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
フラッシュバック付きリアニメイト、という理想的な呪文。「怒れる腹音鳴らし」を早期着地させるのに役立ちそうです。
轟く激震 (2)(赤)
ソーサリー
轟く激震は飛行を持たない各クリーチャーにそれぞれ2点のダメージを与える。
フラッシュバック(4)(赤)(赤)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
フラッシュバック付きの広範囲火力。序盤の守りを担います!
迫り来る復興 (3)(緑)(緑)
ソーサリー
パーマネント・タイプを1つ選ぶ。あなたの墓地にある選ばれたタイプのすべてのカードをあなたの手札に戻す。
フラッシュバック(5)(緑)(緑)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
フラッシュバック付きの墓地回収呪文。「怒れる腹音鳴らし」がいるときに土地カードを回収すれば、一気に大ダメージを叩き込むことができます!
これらのカードがあれば、墓地を第二の手札として活用できそうです。
■1枚で複数枚分の働きをするカードを入れる
残りのスロットには、「高原の狩りの達人」や「オリヴィア・ヴォルダーレン」など、単体でアドバンテージの取れるカードを投入しました!
特に「グリセルブランド」はアドバンテージの化身のような生物なので、第二のリアニメイト対象として十全に働いてくれるでしょう。
グリセルブランド (4)(黒)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — デーモン
飛行、絆魂
7点のライフを支払う:カードを7枚引く。
7/7
また、「ギルド門侵犯」の新顔である「無慈悲な追い立て」も強力です!
無慈悲な追い立て (4)(白)(黒)
ソーサリー
以下の4つから1つを選ぶ。「すべてのアーティファクトを追放する。」「すべてのクリーチャーを追放する。」「すべてのエンチャントを追放する。」「すべてのプレインズウォーカーを追放する。」
リアニメイトとは若干噛み合っていないものの、色拘束が薄く、確度の高い全体除去なので、確実に役立つカードと思われます。
以上のアプローチによりカードアドバンテージを稼ぐことができれば、試合運びを有利に進められるでしょう。
なお、今回はビートをメタった構成なので、サイドボードには「殺戮遊戯」や「ラクドスの復活」など、コントロールを意識したカードを入れるのがよさそうでしょうか。
■戦略
1.手札整理しつつ墓地を肥やす
2.火力や「高原の狩りの達人」でしのぐ
3.「堀葬の儀式」で「怒れる腹音鳴らし」着地!
■弱点
・墓地対策
・追放効果
ということで本日は以上です!
いよいよ今週末には「ギルド門侵犯」が発売しますね!「怒れる腹音鳴らし」が何枚出るのか、今から楽しみです^^
コメント
迫りくる復興・リアニメイト・腹音鳴らし・ライブラリー削りの要素が綺麗にかみ合っていていいですねぇ。
人間リアニと比べても、爆発力は劣るもののカードパワーの点で墓地メタに若干の態勢がある点は優秀ですね。
既に完成されているようなリストで、特にアドバイスもできない良いレシピだなぁと思いました。個人的には、慢性的な水害バージョンを試してみたいぐらいでしょうか?
腹音鳴らしは、語感がすごく好きなので見ていて嬉しいレシピでしたw
コメントありがとうございます!
仰るように、ドレッジ呪文の最適化は今後の課題ですね〜。
「根囲い」「信仰無き物あさり」に加えて「忌まわしい回収」も取って尖らせようかとも思いましたが、今回は「信仰無き物あさり」のブン回りルートを強化するために「遥か見」を優先させた形です。
「慢性的な水害」のために青をとるのも試してみたいです!試行錯誤しつつ、最適解を探していきたいです!
自分の型は静穏4腹音3グリゼル1で、ドローソースに原初のガラク2をメインから刺しています。
着地すれば除去にスタックして3点除去を飛ばしまくれる腹音に比べて、グリゼルは除去に弱いからです。
最近はナヤ人間やボロス、グルールなどの3T目に山が来るデッキが多いため、マナクリを増やして早出しあるいはチャンプができるようにしてみました。
ただ迫りくる復興の発想はありませんでした!
これは最強ですね!!
アドバイスありがとうございます!
なるほど、まだ高速デッキとはあまり対戦していませんでしたが、仰るように「グリセルブランド」は能力を起動しにくい局面も多そうですね。それよりも、確実にボードに触れる「静穏の天使」を優先された、というのは大変参考になります。
「グリセルブランド」と「怒れる腹音鳴らし」が並んだときの、ターンを返さずに焼き切れる動きも捨てがたいですが、もう少し配分を見直してみます!
また、マナクリ型にするか、遥か見型にするかはかなり悩んだ部分ですが、ひとまずコントロールの作りにくい環境初期は、マナクリ型が正解な気がしてきました。勉強になります!
「迫り来る復興」は決まったときの爽快感がたまりませんよ!ただ、何も仕事をしない局面もままあるので、枚数は1枚で十分かもしれません^^;ライブラリーを掘ってればそのうち落ちそうですし。
リンクさせていただきました!ぜひ、今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m
マイナーデッキをせこせこ作っては不定期に更新するつもりですので、よろしければのぞいてみてください!
お気持ちよく分かります!負け戦にこそ加勢したくなる性分(というか、単なるあまのじゃく?)なので、ストレージに眠っているカードには心惹かれます^^
同志として、今後も情報交換していけると嬉しいです!よろしくお願いしますm(_ _)m