「邪悪な双子」デッキ 解説編
2012年11月26日 TCG全般 コメント (4)先日に引き続き、「邪悪な双子」デッキの解説編をお送りします。
■「邪悪な双子」のさらなる活用
「邪悪な双子」と言えば、前環境では「幻影の像」「ファイレクシアの変形者」という偉大な先輩たちの陰に隠れて、あまり注目されることのないカードでした。
しかし先輩がスタンダードを卒業した現環境では再評価が進んでおり、最近では青黒を使う理由になるほどに存在感を強めています。
本日はそんな「邪悪な双子」をさらに活用すべく、下記2通りのアプローチを試みます!
・「心なき召喚」で起動型能力を構えやすく!
・「ヘイヴングルの死者」「不浄なる者、ミケウス」で再コピー!
以降、それぞれ解説いたします。
■「心なき召喚」で起動型能力を構えやすく!
「邪悪な双子」の最大の売りは、同名クリーチャーを破壊する起動型能力。
強力な能力であり、召喚酔いが解けたらすぐにでも使っていきたいところですが、(青)(黒)の2マナが必要なため、後続の展開を阻害する局面もありそうです。
その問題を緩和するため、「心なき召喚」で後続のマナコストを軽減します!
ひとたび設置すればマナに余裕が生まれるので、起動型能力用のマナが捻出しやすくなりそうです。
■「ヘイヴングルの死者」「不浄なる者、ミケウス」で再コピー!
「邪悪な双子」の起動型能力は、自身に使って自害することもできます。
そのため「ヘイヴングルの死者」「不浄なる者、ミケウス」などのリアニメイト手段があれば、コピー対象の選び直しが可能となります!
起動型能力の使い道が増えれば、さらに使いやすくなりそうです!
■さらに、除去圧を高める!
除去内蔵クリーチャーである「邪悪な双子」をさらに後押しすべく、デッキ内に多数の除去を投入しました!
●3種9枚の除去呪文
除去選択がシビアな現環境にあって「灼熱の槍」「夜の犠牲」「戦慄掘り」で丸く除去していけるのは、黒赤ならではの利点ですね。
●除去につながるファッティ達
クリーチャー達も「除去」という観点で選抜しました。
「邪悪な双子」同様、「心なき召喚」の恩恵の大きい起動型能力持ちです。
ドロー加速によりデッキ内の除去呪文にアクセスします!
スピリット・トークンを根こそぎ落とします!
除去圧が高いほど活きてくる1枚です!
また、除去呪文、あるいはファッティが濃すぎる状況を緩和すべく、「禁忌の錬金術」を投入しています。「ヘイヴングルの死者」との噛み合いぶりも見逃せない1枚です!
■戦略
1.「心なき召喚」設置
2.「邪悪な双子」着地!
3.起動型能力を構えつつ後続展開
■弱点
・ウィニーによる高速展開
・エンチャント破壊
ということで本日は以上です!
環境の変化でカードの評価が変わるのは、マジックならではの醍醐味ですね。しっかり味わいつつ、デッキ構築にいそしみたいものです。
■「邪悪な双子」のさらなる活用
「邪悪な双子」と言えば、前環境では「幻影の像」「ファイレクシアの変形者」という偉大な先輩たちの陰に隠れて、あまり注目されることのないカードでした。
しかし先輩がスタンダードを卒業した現環境では再評価が進んでおり、最近では青黒を使う理由になるほどに存在感を強めています。
本日はそんな「邪悪な双子」をさらに活用すべく、下記2通りのアプローチを試みます!
・「心なき召喚」で起動型能力を構えやすく!
・「ヘイヴングルの死者」「不浄なる者、ミケウス」で再コピー!
以降、それぞれ解説いたします。
■「心なき召喚」で起動型能力を構えやすく!
「邪悪な双子」の最大の売りは、同名クリーチャーを破壊する起動型能力。
強力な能力であり、召喚酔いが解けたらすぐにでも使っていきたいところですが、(青)(黒)の2マナが必要なため、後続の展開を阻害する局面もありそうです。
その問題を緩和するため、「心なき召喚」で後続のマナコストを軽減します!
心なき召喚 (1)(黒)
エンチャント
あなたが唱えるクリーチャー呪文は、それを唱えるためのコストが(2)少なくなる。
あなたがコントロールするクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。
ひとたび設置すればマナに余裕が生まれるので、起動型能力用のマナが捻出しやすくなりそうです。
■「ヘイヴングルの死者」「不浄なる者、ミケウス」で再コピー!
「邪悪な双子」の起動型能力は、自身に使って自害することもできます。
そのため「ヘイヴングルの死者」「不浄なる者、ミケウス」などのリアニメイト手段があれば、コピー対象の選び直しが可能となります!
ヘイヴングルの死者 (3)(青)(黒)
クリーチャー — ゾンビ ウィザード
(1):いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。このターン、あなたはそれを唱えてもよい。このターン、あなたがそのカードを唱えたとき、ヘイヴングルの死者はターン終了時までそのカードのすべての起動型能力を得る。
4/4
不浄なる者、ミケウス (3)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — ゾンビ クレリック
威嚇
いずれかの人間があなたにダメージを与えるたび、それを破壊する。
あなたがコントロールする他の人間でないクリーチャーは、+1/+1の修整を受けるとともに不死を持つ。(不死を持つクリーチャーが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
5/5
起動型能力の使い道が増えれば、さらに使いやすくなりそうです!
■さらに、除去圧を高める!
除去内蔵クリーチャーである「邪悪な双子」をさらに後押しすべく、デッキ内に多数の除去を投入しました!
●3種9枚の除去呪文
夜の犠牲 (黒)(黒)
インスタント
吸血鬼でも狼男でもゾンビでもないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
灼熱の槍 (1)(赤)
インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。灼熱の槍はそれに3点のダメージを与える。
戦慄掘り (黒)(赤)
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。
除去選択がシビアな現環境にあって「灼熱の槍」「夜の犠牲」「戦慄掘り」で丸く除去していけるのは、黒赤ならではの利点ですね。
●除去につながるファッティ達
クリーチャー達も「除去」という観点で選抜しました。
オリヴィア・ヴォルダーレン (2)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — 吸血鬼
飛行
(1)(赤):他のクリーチャー1体を対象とする。オリヴィア・ヴォルダーレンはそれに1点のダメージを与える。そのクリーチャーは、それの他のタイプに加えて吸血鬼になる。オリヴィア・ヴォルダーレンの上に+1/+1カウンターを1個置く。
(3)(黒)(黒):吸血鬼1体を対象とする。あなたがオリヴィア・ヴォルダーレンをコントロールしている限り、それのコントロールを得る。
3/3
「邪悪な双子」同様、「心なき召喚」の恩恵の大きい起動型能力持ちです。
血の贈与の悪魔 (3)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン
飛行
あなたのアップキープの開始時に、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引き、1点のライフを失う。
5/4
ドロー加速によりデッキ内の除去呪文にアクセスします!
雷口のヘルカイト (3)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン
飛行
速攻(このクリーチャーは、あなたのコントロール下になってすぐに攻撃したり(T)したりできる。)
雷口のヘルカイトが戦場に出たとき、それはあなたの対戦相手がコントロールする飛行を持つ各クリーチャーにそれぞれ1点のダメージを与える。それらのクリーチャーをタップする。
5/5
スピリット・トークンを根こそぎ落とします!
冒涜の悪魔 (2)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン
飛行
各戦闘の開始時に、いずれの対戦相手もクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。いずれかのプレイヤーがそうした場合、冒涜の悪魔をタップし、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。
6/6
除去圧が高いほど活きてくる1枚です!
また、除去呪文、あるいはファッティが濃すぎる状況を緩和すべく、「禁忌の錬金術」を投入しています。「ヘイヴングルの死者」との噛み合いぶりも見逃せない1枚です!
■戦略
1.「心なき召喚」設置
2.「邪悪な双子」着地!
3.起動型能力を構えつつ後続展開
■弱点
・ウィニーによる高速展開
・エンチャント破壊
ということで本日は以上です!
環境の変化でカードの評価が変わるのは、マジックならではの醍醐味ですね。しっかり味わいつつ、デッキ構築にいそしみたいものです。
「邪悪な双子」デッキ
2012年11月25日 TCG全般本日は三連休の最終日!皆さんいかがお過ごしでしょうか。
自分はiPhone版のjubeatをひたすら練習しています!画面が小さくてちょっと押しにくいので、iPadが欲しい今日この頃です。
さて、先日青入りのリアニメイターと対戦したのですが、その際に以下のカードの強さを見せつけられました。
そう、「邪悪な双子」です!
対戦の際は「スラーグ牙」をコピーされた挙句除去され、さらに「修復の天使」でブリンクされて「大軍のワーム」にコピーし直されてやっぱり除去される、という散々な目にあいました^^;
書いてあること自体が強く、さらに何らかの形でコピーし直す手段があれば、ゲームを決められるほどのインパクトがあるカード、という印象です!
という事で本日は、その方を見習って「邪悪な双子」を使ったデッキを考えてみます。
また明日、解説いたします。
自分はiPhone版のjubeatをひたすら練習しています!画面が小さくてちょっと押しにくいので、iPadが欲しい今日この頃です。
さて、先日青入りのリアニメイターと対戦したのですが、その際に以下のカードの強さを見せつけられました。
邪悪な双子 (2)(青)(黒)
クリーチャー — 多相の戦士
あなたは邪悪な双子を、それが「(青)(黒),(T):このクリーチャーと同じ名前を持つクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。」を得ることを除き、戦場に出ているいずれかのクリーチャーのコピーとして戦場に出してもよい。
0/0
そう、「邪悪な双子」です!
対戦の際は「スラーグ牙」をコピーされた挙句除去され、さらに「修復の天使」でブリンクされて「大軍のワーム」にコピーし直されてやっぱり除去される、という散々な目にあいました^^;
書いてあること自体が強く、さらに何らかの形でコピーし直す手段があれば、ゲームを決められるほどのインパクトがあるカード、という印象です!
という事で本日は、その方を見習って「邪悪な双子」を使ったデッキを考えてみます。
「邪悪な双子」デッキ
●土地 24
沼 4
島 4
血の墓所 4
蒸気孔 4
竜髑髏の山頂 4
水没した地下墓地 4
●クリーチャー 20
クローン 2
邪悪な双子 4
冒涜の悪魔 3
オリヴィア・ヴォルダーレン 3
血の贈与の悪魔 2
雷口のヘルカイト 2
ヘイヴングルの死者 2
不浄なる者、ミケウス 2
●スペル 16
心なき召喚 4
夜の犠牲 3
灼熱の槍 3
戦慄掘り 3
禁忌の錬金術 3
また明日、解説いたします。
「アゾールの雄弁家」デッキ 解説編
2012年11月22日 TCG全般 コメント (8)先日に引き続き、「アゾールの雄弁家」デッキの解説編です。
■仮想敵の弱みと強みに対応する
●「除去の薄さ」をつく!
今回の仮想敵となるセレズニアビートとリアニメイターの共通の弱みは、攻め手にスロットを割いている分、除去が薄いことです。
そのため、2デッキとのマッチアップでは、本来マスト除去であるはずのクリーチャーが見過ごされる可能性が高いものと考えられます。
そこで今回は「勝利条件内蔵」という究極のマスト除去性能を持ったクリーチャーを投入しました!
除去の心配がなければ、条件達成のハードルも下がるというもの。溢れるロマンに一票を投じます!
●爆発的打点をやり過ごす!
2デッキの共通の強みは、形が整った際に爆発的な打点を叩き出せるところにあるでしょう。
今回はその対策として、「濃霧」を投入いたします!
「孔蹄のビヒモス」が走ってきたときも、二段攻撃と「怨恨」のついた「ロクソドンの強打者」が殴ってきたときも、「濃霧」があれば大丈夫です!
また、「アゾールの雄弁家」の勝利条件達成のためにも必要不可欠なカードです。
ということで今回は「アゾールの雄弁家」と「濃霧」を軸にした構成を考えていきます!
■4種12枚のフォグ枠
「アゾールの雄弁家」による勝利を狙う上では、「濃霧」のような時間稼ぎが有効です。
ではデッキ内に大量のフォグ呪文を入れればいいかといえば、そうとも限りません。
なぜなら、それぞれのフォグ呪文は所詮1ターンの時間稼ぎに過ぎず、フォグ呪文が尽きたら一気にジリ貧になる恐れがあるためです。
そこで活躍するのが、プレインズウォーカーです!
設置すれば以降アドマシンとして活躍するため、対戦相手はプレイヤーよりも優先してプレインズウォーカーを攻撃せざるを得ません。
そのため、「複数ターン使えるフォグ呪文」として機能させられる可能性があります!
というわけで、シンプルな「濃霧」以外は3種8枚のプレインズウォーカー達をフォグ枠として投入しています。
さらにプレインズウォーカーを「濃霧」で守る、という動きにも期待できるかもしれません。
■条件達成を早めるために
「アゾールの雄弁家」は5ターンもの時間を稼がなければならないカードのため、フォグ枠により受動的に時間を稼ぐだけでは不十分でしょう。ということで能動的に時間を生み出すべく、2種8枚のカードを投入しています。
「遥か見」で「アゾールの雄弁家」設置までのターンを早められ、「時間の熟達」で設置後のアップキープを稼げます!
特に「時間の熟達」はフォグ枠のプレインズウォーカー達との相性も良好なため、強力な運用が可能でしょう。
■それぞれに刺さるカード達
残ったスロットには、仮想敵それぞれに刺さるカードを投入しました。
セレズニアビートの鬼門となる全体除去。ダメージの元を断てば、「アゾールの雄弁家」の独壇場です!
リアニメイターはマナランプの側面を持っていることが多いため、大振りなアクションをとがめる打ち消し呪文は有効に働きそうです。
■戦略
1.「遥か見」から早期ターンに「アゾールの雄弁家」着地。
2.コントロールカードでいなしつつ「濃霧」やプレインズウォーカーで時間を稼ぐ
3.条件達成して勝利!
■弱点
・除去呪文
・「殺戮遊戯」
というわけで本日は以上です!
色々理由をつけてはみたものの、結局は「アゾールの雄弁家」を使いたい一心で構築した、というのが正直なところです^^;
メタが混沌とした状況だからこそ、深く考えすぎず、使いたいカードを使ってしまうのもいいかもしれません。
■仮想敵の弱みと強みに対応する
●「除去の薄さ」をつく!
今回の仮想敵となるセレズニアビートとリアニメイターの共通の弱みは、攻め手にスロットを割いている分、除去が薄いことです。
そのため、2デッキとのマッチアップでは、本来マスト除去であるはずのクリーチャーが見過ごされる可能性が高いものと考えられます。
そこで今回は「勝利条件内蔵」という究極のマスト除去性能を持ったクリーチャーを投入しました!
アゾールの雄弁家 (3)(白/青)(白/青)
クリーチャー — 人間 アドバイザー
あなたのアップキープの開始時に、アゾールの雄弁家の上に牛歩カウンターを1個置く。その後、アゾールの雄弁家の上に牛歩カウンターが5個以上置かれている場合、あなたはこのゲームに勝利する。
発生源1つがあなたにダメージを与えるたび、アゾールの雄弁家から牛歩カウンターを1個取り除く。
3/5
除去の心配がなければ、条件達成のハードルも下がるというもの。溢れるロマンに一票を投じます!
●爆発的打点をやり過ごす!
2デッキの共通の強みは、形が整った際に爆発的な打点を叩き出せるところにあるでしょう。
今回はその対策として、「濃霧」を投入いたします!
濃霧 (緑)
インスタント
このターンに与えられるすべての戦闘ダメージを軽減する。
「孔蹄のビヒモス」が走ってきたときも、二段攻撃と「怨恨」のついた「ロクソドンの強打者」が殴ってきたときも、「濃霧」があれば大丈夫です!
また、「アゾールの雄弁家」の勝利条件達成のためにも必要不可欠なカードです。
ということで今回は「アゾールの雄弁家」と「濃霧」を軸にした構成を考えていきます!
■4種12枚のフォグ枠
「アゾールの雄弁家」による勝利を狙う上では、「濃霧」のような時間稼ぎが有効です。
ではデッキ内に大量のフォグ呪文を入れればいいかといえば、そうとも限りません。
なぜなら、それぞれのフォグ呪文は所詮1ターンの時間稼ぎに過ぎず、フォグ呪文が尽きたら一気にジリ貧になる恐れがあるためです。
そこで活躍するのが、プレインズウォーカーです!
思考を築く者、ジェイス (2)(青)(青)
プレインズウォーカー — ジェイス
[+1]:あなたの次のターンまで、対戦相手1人がコントロールするクリーチャー1体が攻撃するたび、それはターン終了時まで-1/-0の修整を受ける。
[-2]:あなたのライブラリーの一番上から3枚のカードを公開する。対戦相手1人は、それらのカードを2つの束に分ける。一方の束をあなたの手札に加え、他方をあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
[-8]:各プレイヤー1人につき、そのプレイヤーのライブラリーから土地でないカードを1枚探し、それを追放する。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。あなたはそれらのカードを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
4
月の賢者タミヨウ (3)(青)(青)
プレインズウォーカー — タミヨウ
[+1]:パーマネント1つを対象とし、それをタップする。それはそれのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
[-2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールするタップ状態のクリーチャー1体につきカードを1枚引く。
[-8]:あなたは「あなたの手札の上限はなくなる」と「いずれかのカードがいずれかの領域からあなたの墓地に置かれるたび、あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。」を持つ紋章を得る。
4
原初の狩人、ガラク (2)(緑)(緑)(緑)
プレインズウォーカー — ガラク
[+1]:緑の3/3のビースト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
[-3]:あなたがコントロールするクリーチャーの中で最大のパワーの値に等しい枚数のカードを引く。
[-6]:あなたがコントロールする土地1つにつき、緑の6/6のワーム・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
3
設置すれば以降アドマシンとして活躍するため、対戦相手はプレイヤーよりも優先してプレインズウォーカーを攻撃せざるを得ません。
そのため、「複数ターン使えるフォグ呪文」として機能させられる可能性があります!
というわけで、シンプルな「濃霧」以外は3種8枚のプレインズウォーカー達をフォグ枠として投入しています。
さらにプレインズウォーカーを「濃霧」で守る、という動きにも期待できるかもしれません。
■条件達成を早めるために
「アゾールの雄弁家」は5ターンもの時間を稼がなければならないカードのため、フォグ枠により受動的に時間を稼ぐだけでは不十分でしょう。ということで能動的に時間を生み出すべく、2種8枚のカードを投入しています。
遥か見 (1)(緑)
ソーサリー
あなたのライブラリーから平地カードか島カードか沼カードか山カードを1枚探し、それをタップ状態で戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。
時間の熟達 (5)(青)(青)
ソーサリー
このターンの後に追加の1ターンを行う。時間の熟達を追放する。
奇跡(1)(青)(あなたがこのカードを引いたとき、これがこのターンに最初に引いたカードだった場合、あなたはこれの奇跡コストを支払うことでこれを唱えてもよい。)
「遥か見」で「アゾールの雄弁家」設置までのターンを早められ、「時間の熟達」で設置後のアップキープを稼げます!
特に「時間の熟達」はフォグ枠のプレインズウォーカー達との相性も良好なため、強力な運用が可能でしょう。
■それぞれに刺さるカード達
残ったスロットには、仮想敵それぞれに刺さるカードを投入しました。
至高の評決 (1)(白)(白)(青)
ソーサリー
至高の評決は打ち消されない。
すべてのクリーチャーを破壊する。
セレズニアビートの鬼門となる全体除去。ダメージの元を断てば、「アゾールの雄弁家」の独壇場です!
中略 (X)(青)
インスタント
呪文1つを対象とし、それをそれのコントローラーが(X)を支払わない限り打ち消す。これによりその呪文が打ち消された場合、それをオーナーの墓地に置く代わりに追放する。
リアニメイターはマナランプの側面を持っていることが多いため、大振りなアクションをとがめる打ち消し呪文は有効に働きそうです。
■戦略
1.「遥か見」から早期ターンに「アゾールの雄弁家」着地。
2.コントロールカードでいなしつつ「濃霧」やプレインズウォーカーで時間を稼ぐ
3.条件達成して勝利!
■弱点
・除去呪文
・「殺戮遊戯」
というわけで本日は以上です!
色々理由をつけてはみたものの、結局は「アゾールの雄弁家」を使いたい一心で構築した、というのが正直なところです^^;
メタが混沌とした状況だからこそ、深く考えすぎず、使いたいカードを使ってしまうのもいいかもしれません。
「アゾールの雄弁家」デッキ
2012年11月21日 TCG全般枯葉舞う季節となり、めっきり肌寒くなってまいりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
12月にはGP名古屋開催ということで、各地でGPTが行われていますね!
結果を見るかぎり、メタゲームは依然として群雄割拠の様相ですが、中でもセレズニアビートとリアニメイターの2つは、常に一定数存在している印象です。
どちらも自分の勝ち筋を太くすることに主眼をおいたデッキで、形が整えばどんな相手も瞬殺できるだけの爆発力があるので、メタが絞り切れない現環境にマッチしているのだと思います。
では、今後も数を減らすことはなさそうなこの2デッキをメタることができたとしたら、一定の成果が期待できるのではないでしょうか。
というわけで本日はセレズニアビートとリアニメイターを仮想敵としつつ、デッキ構築を試みます。
また明日、解説いたします。
12月にはGP名古屋開催ということで、各地でGPTが行われていますね!
結果を見るかぎり、メタゲームは依然として群雄割拠の様相ですが、中でもセレズニアビートとリアニメイターの2つは、常に一定数存在している印象です。
どちらも自分の勝ち筋を太くすることに主眼をおいたデッキで、形が整えばどんな相手も瞬殺できるだけの爆発力があるので、メタが絞り切れない現環境にマッチしているのだと思います。
では、今後も数を減らすことはなさそうなこの2デッキをメタることができたとしたら、一定の成果が期待できるのではないでしょうか。
というわけで本日はセレズニアビートとリアニメイターを仮想敵としつつ、デッキ構築を試みます。
「アゾールの雄弁家」デッキ
●土地 24
島 2
氷河の城砦 4
神聖なる泉 4
寺院の庭 4
陽花弁の木立 4
内陸の湾港 4
魂の洞窟 2
●クリーチャー 8
瞬唱の魔導士 4
アゾールの雄弁家 4
●スペル 28
濃霧 4
中略 4
遥か見 4
思考を築く者、ジェイス 3
至高の評決 4
月の賢者タミヨウ 3
原初の狩人、ガラク 2
時間の熟達 4
また明日、解説いたします。
「群れネズミ」デッキ 解説編
2012年10月31日 TCG全般 コメント (6)先日に引き続き、「群れネズミ」デッキの解説編です。
■「群れネズミ」でクロック・パーミッション!
現環境は支配的なデッキがないようで、ビート、コントロール、コンボなどさまざまなアーキタイプが混在している状況です。
そんな中、どのアーキタイプに対しても丸く戦えるクロック・パーミッションが研究されており、特に「聖トラフトの霊」を用いた形が人気を集めているようです。
しかし、クロック・パーミッションに適したクリーチャーは、まだまだ他にもいそうです。
そのうちのひとつが「群れネズミ」です!
2マナと軽いため設置時の隙が少なく、その起動型能力によりインスタント・タイミングでクロックを増強していけるため、「構えつつ殴る」というクロック・パーミッションの動きと非常に噛み合っています!
最初は非力なP/T値も、能力を起動するごとにネズミ算的に強化されていきます。回避能力がない点はネックですが、横に広げられれば大きな問題ではなさそうです。
ということで今回は「群れネズミ」を軸にしてデッキを組んでいきます!
■優秀なコントロールカードたち
クロック・パーミッションを成立させる上で、とりわけ重要なのがコントロールカードです。
今回は、現環境における優秀コントロールカードを活用すべく、青白の二色を加えてあります!
環境にあったカウンター呪文である「中略」や、ターンを稼げる「アゾリウスの魔除け」、ネズミと噛み合う「熟慮」や、射程の広い「悲劇的な過ち」など、インスタント呪文を選んで投入しています。ネズミの能力を構えるのは造作もないことでしょう!
■サブプランとしてのトークン戦略
「群れネズミ」は非常に優秀なクロックですが、引けなかった場合のサブプランも考えておかなくてはなりません。
というわけで第二の攻め手としてトークン呪文を投入しています。
「未練ある魂」はネズミのエサにもなり、「深夜の出没」はネズミ同様「構え損」の状況を無くしてくれる点が噛み合っています。
ネズミ同様2マナのため隙が少ない点が強みです。「群れネズミ」のコピー・トークンが警戒を持つようになると、かなり強力そうです!
■戦略
1.「群れネズミ」を設置
2.構えつつ「群れネズミ」を育てる
3.ネズミの大群でパンチ!
■弱点
・「拘留の宝球」
・「血統の切断」
というわけで本日は以上です!
新環境も次第に洗練されてきた感がありますが、RtR発売からまだ一ヶ月も経っていません!
まだまださまざまな可能性が眠っているかもしれませんし、アレコレと試してみるのも良さそうです。
■「群れネズミ」でクロック・パーミッション!
現環境は支配的なデッキがないようで、ビート、コントロール、コンボなどさまざまなアーキタイプが混在している状況です。
そんな中、どのアーキタイプに対しても丸く戦えるクロック・パーミッションが研究されており、特に「聖トラフトの霊」を用いた形が人気を集めているようです。
しかし、クロック・パーミッションに適したクリーチャーは、まだまだ他にもいそうです。
そのうちのひとつが「群れネズミ」です!
群れネズミ (1)(黒)
クリーチャー — ネズミ
群れネズミのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールするネズミの数に等しい。
(2)(黒),カードを1枚捨てる:群れネズミのコピーであるトークンを1体戦場に出す。
*/*
2マナと軽いため設置時の隙が少なく、その起動型能力によりインスタント・タイミングでクロックを増強していけるため、「構えつつ殴る」というクロック・パーミッションの動きと非常に噛み合っています!
最初は非力なP/T値も、能力を起動するごとにネズミ算的に強化されていきます。回避能力がない点はネックですが、横に広げられれば大きな問題ではなさそうです。
ということで今回は「群れネズミ」を軸にしてデッキを組んでいきます!
■優秀なコントロールカードたち
クロック・パーミッションを成立させる上で、とりわけ重要なのがコントロールカードです。
今回は、現環境における優秀コントロールカードを活用すべく、青白の二色を加えてあります!
環境にあったカウンター呪文である「中略」や、ターンを稼げる「アゾリウスの魔除け」、ネズミと噛み合う「熟慮」や、射程の広い「悲劇的な過ち」など、インスタント呪文を選んで投入しています。ネズミの能力を構えるのは造作もないことでしょう!
■サブプランとしてのトークン戦略
「群れネズミ」は非常に優秀なクロックですが、引けなかった場合のサブプランも考えておかなくてはなりません。
というわけで第二の攻め手としてトークン呪文を投入しています。
未練ある魂 (2)(白)
ソーサリー
飛行を持つ白の1/1のスピリット・クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。
フラッシュバック(1)(黒)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
深夜の出没 (2)(白)
インスタント
飛行を持つ白の1/1のスピリット・クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。
「未練ある魂」はネズミのエサにもなり、「深夜の出没」はネズミ同様「構え損」の状況を無くしてくれる点が噛み合っています。
無形の美徳 (1)(白)
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャー・トークンは+1/+1の修整を受けるとともに警戒を持つ。
ネズミ同様2マナのため隙が少ない点が強みです。「群れネズミ」のコピー・トークンが警戒を持つようになると、かなり強力そうです!
■戦略
1.「群れネズミ」を設置
2.構えつつ「群れネズミ」を育てる
3.ネズミの大群でパンチ!
■弱点
・「拘留の宝球」
・「血統の切断」
というわけで本日は以上です!
新環境も次第に洗練されてきた感がありますが、RtR発売からまだ一ヶ月も経っていません!
まだまださまざまな可能性が眠っているかもしれませんし、アレコレと試してみるのも良さそうです。
「群れネズミ」デッキ
2012年10月30日 TCG全般日に日に肌寒くなってきた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
最近はWindows 8にiPad miniにKindleに、と、年末商戦に向けて色んなものが発売されていますね。何を買えば良いのやら、なかなか悩ましいところです^^;
さて、RtR発売からそろそろひと月が経とうとしています。環境も徐々にこなれてきて、ビート、コントロールだけでなくクロック・パーミッションがその数を増やしている印象です。
トリコロールカラーのトラフトデッキが特に人気のようですが、ほかの形のクロック・パーミッションというのもまだまだ考えられそうです。
というわけで本日は、まだ見ぬクロック・パーミッションの形を探してデッキ構築してみます!
また明日、解説いたします。
最近はWindows 8にiPad miniにKindleに、と、年末商戦に向けて色んなものが発売されていますね。何を買えば良いのやら、なかなか悩ましいところです^^;
さて、RtR発売からそろそろひと月が経とうとしています。環境も徐々にこなれてきて、ビート、コントロールだけでなくクロック・パーミッションがその数を増やしている印象です。
トリコロールカラーのトラフトデッキが特に人気のようですが、ほかの形のクロック・パーミッションというのもまだまだ考えられそうです。
というわけで本日は、まだ見ぬクロック・パーミッションの形を探してデッキ構築してみます!
「群れネズミ」デッキ
●土地 24
沼 4
島 1
平地 1
神聖なる泉 4
孤立した礼拝堂 4
水没した地下墓地 4
進化する未開地 4
大天使の霊堂 2
●クリーチャー 8
瞬唱の魔導士 4
群れネズミ 4
●スペル 28
悲劇的な過ち 3
無形の美徳 4
熟慮 4
中略 4
アゾリウスの魔除け 4
未練ある魂 4
深夜の出没 3
イニストラードの君主、ソリン 2
また明日、解説いたします。
「金切り声の苦悶」デッキ 解説編
2012年10月18日 TCG全般 コメント (2)先日に引き続き、「金切り声の苦悶」デッキの解説編です!
■ハンデスデッキの4要素
ハンデス(手札破壊)呪文によってコントロールを確立し、勝利を掴むために必要な要素とはどのようなものでしょうか。自分としては、下記の4つの要素が必要なものと思います。
1.ハンデスを活かせるフィニッシャー
2.アドのとれるハンデス
3.丸い盤上処理
4.アドマシン
自分の考えでは、現スタンダード環境には、これらすべての要素が揃っています!
以降、個別に解説していきます。
■1.ハンデスを活かせるフィニッシャー:「金切り声の苦悶」「死儀礼のシャーマン」
今回の標題にもなった「金切り声の苦悶」は、伝統的なハンデスデッキのフィニッシャーである「拷問台」の変形版。「手札枚数1枚以下」と、誘発条件こそ限定的になっていますが、基本的には似た役割を担えるカードでしょう。
「死儀礼のシャーマン」は役割の広いユーティリティクリーチャー。
ハンデス呪文で餌が供給できるので、どの能力も淀みなく起動していけそうです。
局面に応じて最適なものを起動していくのが基本となりそうですが、コンスタントに2番目を起動していけば、5枚目の「金切り声の苦悶」としてじゅうぶんな働きを見せてくれるでしょう。
上記2種とも1マナと軽いものの、ハンデス呪文と組み合わせればフィニッシャーとして問題なく機能するはずです!
■2.アドのとれるハンデス:「精神腐敗」「ヴェールのリリアナ」「ラクドスの復活」
ハンデス呪文でコントロールを確立する上で、何より「アドのとれるハンデス」が必要不可欠です。ハンデス呪文に一定のスロットを割く以上、ボード上で遅れをとるのは確実なので、ハンド差で確実に優位に立つ必要があるためです。
現環境にはそのような類いの基本呪文と言える「精神腐敗」のほか、「ヴェールのリリアナ」「ラクドスの復活」というパワフルな2種類が存在します。
「ヴェールのリリアナ」は布告付きの複数ハンデス。ハンデス能力は自分も捨てる必要がありますが、タイミングのイニシアチブがこちらにある以上、うまくアドをとるのは難しくないでしょう。
マナさえあれば相手のハンドを空にできる、ハンデスデッキの必殺技。ダメージを与える呪文としてもコスト割は悪くないので、第三のフィニッシャーとしても働いてくれそうです。
「ヴェールのリリアナ」「ラクドスの復活」は現環境でも指折りのパワーカードなので、ハンデスデッキを組む上で追い風となってくれそうです!
■3.丸い盤上処理:「突然の衰微」「戦慄掘り」
「2.」でも触れた通り、ハンデス呪文にスロットを割けば、ボード上で遅れをとるのは必然です。後手に回ることは確実な以上、相手のボードを掃除するカードは必要不可欠です。
幸いにしてジャンドカラーには「突然の衰微」「戦慄掘り」という軽くて丸い盤上処理が2種類も存在します!
これらを「死儀礼のシャーマン」でフォローしつつ運用していけば、ボード上の脅威の芽を摘んでいくことはじゅうぶん可能ではないでしょうか。
■4.アドマシン:「地下世界の人脈」「見えざる者、ヴラスカ」
繰り返しになりますが、ハンデスデッキはボードを犠牲にしつつ、手札の枚数差でマウントをとっていくデッキです。マウントを確実なものとするため、アドマシンとなるカードが必要となります。
今回はハンドを稼げる「地下世界の人脈」と、ボードに触れる「見えざる者、ヴラスカ」の2種を投入しました。
どちらも着実にアドを稼いでいけるカードなので、デッキ安定に大いに貢献してくれることでしょう。
■ワイルドカード:「貴重な発見」
ハンデスデッキを成立させるべく、必要となる4要素を見てきましたが、これだけではまだ不十分です。何故なら、4つもある要素を毎ゲームバランスよく引けるとは限らないためです。
その問題を緩和するため、今回はワイルドカードとして「貴重な発見」を投入しています。
ときに追加のハンデスとして、ときに除去として働き、デッキの動きを滑らかにしてくれます。とりわけ複数の役割を盛り込む必要のあるデッキに適したカードでしょう。
このカードを潤滑油として用いれば、ハンデスによるコントロールはじゅうぶん実現可能なものでしょう。
■戦略
1.アドのとれるハンデスで手札を攻める
2.ボードを展開された分は盤上処理で掃除する
3.相手の攻め手が枯渇したところでライフを詰める
■弱点
・「ロクソドンの強打者」
・高速デッキ
ということで本日は以上です!
「ラヴニカへの回帰」発売より二週間が経ちましたが、新環境はまだまだ序盤です。せっかく新しいカードプールがあることですし、これまで成立させられなかったデッキタイプに挑戦するのも楽しそうです!
■ハンデスデッキの4要素
ハンデス(手札破壊)呪文によってコントロールを確立し、勝利を掴むために必要な要素とはどのようなものでしょうか。自分としては、下記の4つの要素が必要なものと思います。
1.ハンデスを活かせるフィニッシャー
2.アドのとれるハンデス
3.丸い盤上処理
4.アドマシン
自分の考えでは、現スタンダード環境には、これらすべての要素が揃っています!
以降、個別に解説していきます。
■1.ハンデスを活かせるフィニッシャー:「金切り声の苦悶」「死儀礼のシャーマン」
今回の標題にもなった「金切り声の苦悶」は、伝統的なハンデスデッキのフィニッシャーである「拷問台」の変形版。「手札枚数1枚以下」と、誘発条件こそ限定的になっていますが、基本的には似た役割を担えるカードでしょう。
「死儀礼のシャーマン」は役割の広いユーティリティクリーチャー。
死儀礼のシャーマン (黒/緑)
クリーチャー ― エルフ シャーマン
(T):いずれかの墓地にある土地カード1枚を対象とし、それを追放する。あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。
(黒),(T):いずれかの墓地にあるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とし、それを追放する。各対戦相手はそれぞれ2点のライフを失う。
(緑),(T):いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを追放する。あなたは2点のライフを得る。
1/2
ハンデス呪文で餌が供給できるので、どの能力も淀みなく起動していけそうです。
局面に応じて最適なものを起動していくのが基本となりそうですが、コンスタントに2番目を起動していけば、5枚目の「金切り声の苦悶」としてじゅうぶんな働きを見せてくれるでしょう。
上記2種とも1マナと軽いものの、ハンデス呪文と組み合わせればフィニッシャーとして問題なく機能するはずです!
■2.アドのとれるハンデス:「精神腐敗」「ヴェールのリリアナ」「ラクドスの復活」
ハンデス呪文でコントロールを確立する上で、何より「アドのとれるハンデス」が必要不可欠です。ハンデス呪文に一定のスロットを割く以上、ボード上で遅れをとるのは確実なので、ハンド差で確実に優位に立つ必要があるためです。
現環境にはそのような類いの基本呪文と言える「精神腐敗」のほか、「ヴェールのリリアナ」「ラクドスの復活」というパワフルな2種類が存在します。
ヴェールのリリアナ (1)(黒)(黒)
プレインズウォーカー — リリアナ
[+1]:各プレイヤーはカードを1枚捨てる。
[-2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
[-6]:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーがコントロールするすべてのパーマネントを2つの束に分ける。そのプレイヤーは束を1つ選び、その束にあるすべてのパーマネントを生け贄に捧げる。
3
「ヴェールのリリアナ」は布告付きの複数ハンデス。ハンデス能力は自分も捨てる必要がありますが、タイミングのイニシアチブがこちらにある以上、うまくアドをとるのは難しくないでしょう。
ラクドスの復活 (X)(黒)(赤)
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。ラクドスの復活はそのプレイヤーにX点のダメージを与える。そのプレイヤーはカードをX枚捨てる。
マナさえあれば相手のハンドを空にできる、ハンデスデッキの必殺技。ダメージを与える呪文としてもコスト割は悪くないので、第三のフィニッシャーとしても働いてくれそうです。
「ヴェールのリリアナ」「ラクドスの復活」は現環境でも指折りのパワーカードなので、ハンデスデッキを組む上で追い風となってくれそうです!
■3.丸い盤上処理:「突然の衰微」「戦慄掘り」
「2.」でも触れた通り、ハンデス呪文にスロットを割けば、ボード上で遅れをとるのは必然です。後手に回ることは確実な以上、相手のボードを掃除するカードは必要不可欠です。
幸いにしてジャンドカラーには「突然の衰微」「戦慄掘り」という軽くて丸い盤上処理が2種類も存在します!
突然の衰微 (黒)(緑)
インスタント
突然の衰微は呪文や能力によっては打ち消されない。
点数で見たマナ・コストが3以下の土地でないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
戦慄掘り (黒)(赤)
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。
これらを「死儀礼のシャーマン」でフォローしつつ運用していけば、ボード上の脅威の芽を摘んでいくことはじゅうぶん可能ではないでしょうか。
■4.アドマシン:「地下世界の人脈」「見えざる者、ヴラスカ」
繰り返しになりますが、ハンデスデッキはボードを犠牲にしつつ、手札の枚数差でマウントをとっていくデッキです。マウントを確実なものとするため、アドマシンとなるカードが必要となります。
今回はハンドを稼げる「地下世界の人脈」と、ボードに触れる「見えざる者、ヴラスカ」の2種を投入しました。
地下世界の人脈 (1)(黒)(黒)
エンチャント — オーラ
エンチャント(土地)
エンチャントされている土地は「(T),ライフを1点支払う:カードを1枚引く。」を持つ。
見えざる者、ヴラスカ (3)(黒)(緑)
プレインズウォーカー — ヴラスカ
[+1]:あなたの次のターンまで、クリーチャー1体が見えざる者、ヴラスカに戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを破壊する。
[-3]:土地でないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
[-7]:「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはこのゲームに敗北する。」を持つ黒の1/1の暗殺者クリーチャー・トークンを3体戦場に出す。
5
どちらも着実にアドを稼いでいけるカードなので、デッキ安定に大いに貢献してくれることでしょう。
■ワイルドカード:「貴重な発見」
ハンデスデッキを成立させるべく、必要となる4要素を見てきましたが、これだけではまだ不十分です。何故なら、4つもある要素を毎ゲームバランスよく引けるとは限らないためです。
その問題を緩和するため、今回はワイルドカードとして「貴重な発見」を投入しています。
貴重な発見 (黒)(緑)
ソーサリー
あなたの墓地にあるカード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。貴重な発見を追放する。
ときに追加のハンデスとして、ときに除去として働き、デッキの動きを滑らかにしてくれます。とりわけ複数の役割を盛り込む必要のあるデッキに適したカードでしょう。
このカードを潤滑油として用いれば、ハンデスによるコントロールはじゅうぶん実現可能なものでしょう。
■戦略
1.アドのとれるハンデスで手札を攻める
2.ボードを展開された分は盤上処理で掃除する
3.相手の攻め手が枯渇したところでライフを詰める
■弱点
・「ロクソドンの強打者」
・高速デッキ
ということで本日は以上です!
「ラヴニカへの回帰」発売より二週間が経ちましたが、新環境はまだまだ序盤です。せっかく新しいカードプールがあることですし、これまで成立させられなかったデッキタイプに挑戦するのも楽しそうです!
「金切り声の苦悶」デッキ
2012年10月17日 TCG全般「ラヴニカへの回帰」発売より二週間が経とうとしています。皆さん新環境は満喫されてますでしょうか。
自分はどうやら秋の花粉症のようで、くしゃみを堪えながらM:TG Wikiとにらめっこしています^^;免疫力が低下しやすい時期らしいので、皆さんどうかご自愛ください。
さて、自分は最近、下記のカードが気になっております。
「拷問台」をほうふつとさせるエンチャント。「手札枚数1枚以下」というのは簡単ではない条件ですが、3点ロスは見返りとしてじゅうぶんです!このカードをフィニッシャーとして、ハンデスデッキを成立させられないものでしょうか?
ということで試みにデッキを構築してみます!
また明日、解説いたします。
自分はどうやら秋の花粉症のようで、くしゃみを堪えながらM:TG Wikiとにらめっこしています^^;免疫力が低下しやすい時期らしいので、皆さんどうかご自愛ください。
さて、自分は最近、下記のカードが気になっております。
金切り声の苦悶 (黒)
エンチャント
各対戦相手のアップキープの開始時に、そのプレイヤーの手札にあるカードが1枚以下の場合、そのプレイヤーは3点のライフを失う。
「拷問台」をほうふつとさせるエンチャント。「手札枚数1枚以下」というのは簡単ではない条件ですが、3点ロスは見返りとしてじゅうぶんです!このカードをフィニッシャーとして、ハンデスデッキを成立させられないものでしょうか?
ということで試みにデッキを構築してみます!
「金切り声の苦悶」デッキ
●土地 24
沼 4
血の墓所 4
草むした墓 4
森林の墓地 4
竜髑髏の山頂 4
根縛りの岩山 4
●クリーチャー 4
死儀礼のシャーマン 4
●スペル 32
金切り声の苦悶 4
貴重な発見 4
突然の衰微 4
戦慄掘り 4
精神腐敗 4
ヴェールのリリアナ 4
地下世界の人脈 2
見えざる者、ヴラスカ 2
ラクドスの復活 4
また明日、解説いたします。
「集団的祝福」デッキ 解説編
2012年9月30日 TCG全般 コメント (4)先日に引き続き、「集団的祝福」デッキの解説編です!
■マナ・クリーチャーから全体強化につなげる!
今回のデッキには、「東屋のエルフ」「アヴァシンの巡礼者」「エルフの大ドルイド」といったマナ・クリーチャーを投入しています。これらのクリーチャーを高速展開してマナを伸ばした後、「集団的祝福」「聖戦士の進軍」といった重量級の全体強化を貼って強化するのが基本戦略となります。
デッキ内には1マナ域と2マナ域に各8枚のエルフ・クリーチャーを投入しているため、「エルフの大ドルイド」は安定して大量マナを生み出してくれるでしょう。
加速手段となるマナ・クリーチャーを無駄なく活かせる「集団的祝福」や「聖戦士の進軍」などの全体強化は、大量マナの受け皿として順当なものと思います。
追加の強化手段として「ウルフィーの銀心」もいるため、マナの受け皿は3種10枚となります。安定してデカブツが並ぶ展開に期待できそうです。
■「コロズダのギルド魔導士」で息切れを防ぐ!
高速展開・強化を図るデッキでは、中盤以降に手札が尽きて息切れしてしまうという問題を抱えています。今回はその点を緩和するため、「コロズダのギルド魔導士」の力を借りることにしました。
2マナのエルフの頭数を揃えられるだけでも及第点の働きですが、2種の起動型能力によって中盤以降に輝きが増すクリーチャーです。
特に2つ目の能力は全体強化と相性が良く、例えば「集団的祝福」で修正を受けた「東屋のエルフ」をトークンに変換すると、打点が4点から16点へとジャンプアップします!
また、「聖戦士の進軍」が貼られている状態で結魂している「ウルフィーの銀心」をトークンに変換したとしたら、トークンを8体出しつつ大量の+1/+1カウンターをばらまくことができます。
追加のマナ受け皿となり、息切れを緩和できる「コロズダのギルド魔導士」は、このデッキの影の主役とも言える活躍をしてくれることでしょう。
■全体除去が懸念となるか?
エルフデッキのように高速大量展開を狙うデッキは、全体除去に弱いのがお約束。このデッキも全体除去を打たれたら立ち直るのが難しいですが、カラー的にサイドボードに「ゴルガリの魔除け」を積むことができるのはせめてもの救いでしょう。
もちろんすべての全体除去をかわせるわけではないですが、モードを選んで柔軟に使えるのでサイドのスロットに全力投入する価値のあるカードだと思います。
■戦略
1.マナ・クリーチャーを大量展開
2.全体強化設置!
3.「コロズダの魔導士」の能力でさらに展開!
■弱点
・全体除去
・エンチャント破壊
ということで本日は以上です。
台風の影響で天気が荒れているようですね。プレリリース・パーティーにお出かけの方は、帰り道にじゅうぶんお気をつけ下さい!
■マナ・クリーチャーから全体強化につなげる!
今回のデッキには、「東屋のエルフ」「アヴァシンの巡礼者」「エルフの大ドルイド」といったマナ・クリーチャーを投入しています。これらのクリーチャーを高速展開してマナを伸ばした後、「集団的祝福」「聖戦士の進軍」といった重量級の全体強化を貼って強化するのが基本戦略となります。
エルフの大ドルイド (1)(緑)(緑)
クリーチャー ― エルフ ドルイド
あなたがコントロールする他のエルフは+1/+1の修整を受ける。 (T):あなたがコントロールするエルフ1つにつき、あなたのマナ・プールに(緑)を加える。
2/2
聖戦士の進軍 (3)(白)(白)
エンチャント
いずれかのクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがコントロールする各クリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。
デッキ内には1マナ域と2マナ域に各8枚のエルフ・クリーチャーを投入しているため、「エルフの大ドルイド」は安定して大量マナを生み出してくれるでしょう。
加速手段となるマナ・クリーチャーを無駄なく活かせる「集団的祝福」や「聖戦士の進軍」などの全体強化は、大量マナの受け皿として順当なものと思います。
追加の強化手段として「ウルフィーの銀心」もいるため、マナの受け皿は3種10枚となります。安定してデカブツが並ぶ展開に期待できそうです。
■「コロズダのギルド魔導士」で息切れを防ぐ!
高速展開・強化を図るデッキでは、中盤以降に手札が尽きて息切れしてしまうという問題を抱えています。今回はその点を緩和するため、「コロズダのギルド魔導士」の力を借りることにしました。
コロズダのギルド魔道士 (黒)(緑)
クリーチャー — エルフ シャーマン
(1)(黒)(緑):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに威嚇を得る。
(2)(黒)(緑),トークンでないクリーチャー1体を生け贄に捧げる:緑の1/1の苗木クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。Xは、その生け贄に捧げられたクリーチャーのタフネスである。
2/2
2マナのエルフの頭数を揃えられるだけでも及第点の働きですが、2種の起動型能力によって中盤以降に輝きが増すクリーチャーです。
特に2つ目の能力は全体強化と相性が良く、例えば「集団的祝福」で修正を受けた「東屋のエルフ」をトークンに変換すると、打点が4点から16点へとジャンプアップします!
また、「聖戦士の進軍」が貼られている状態で結魂している「ウルフィーの銀心」をトークンに変換したとしたら、トークンを8体出しつつ大量の+1/+1カウンターをばらまくことができます。
追加のマナ受け皿となり、息切れを緩和できる「コロズダのギルド魔導士」は、このデッキの影の主役とも言える活躍をしてくれることでしょう。
■全体除去が懸念となるか?
エルフデッキのように高速大量展開を狙うデッキは、全体除去に弱いのがお約束。このデッキも全体除去を打たれたら立ち直るのが難しいですが、カラー的にサイドボードに「ゴルガリの魔除け」を積むことができるのはせめてもの救いでしょう。
ゴルガリの魔除け (黒)(緑)
インスタント
以下の3つから1つを選ぶ。「ターン終了時まで、すべてのクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。」「エンチャント1つを対象とし、それを破壊する。」「あなたがコントロールする各クリーチャーを再生する。」
もちろんすべての全体除去をかわせるわけではないですが、モードを選んで柔軟に使えるのでサイドのスロットに全力投入する価値のあるカードだと思います。
■戦略
1.マナ・クリーチャーを大量展開
2.全体強化設置!
3.「コロズダの魔導士」の能力でさらに展開!
■弱点
・全体除去
・エンチャント破壊
ということで本日は以上です。
台風の影響で天気が荒れているようですね。プレリリース・パーティーにお出かけの方は、帰り道にじゅうぶんお気をつけ下さい!
「集団的祝福」デッキ
2012年9月29日 TCG全般「ラヴニカへの回帰」発売までついに一週間を切りました!この週末にはプレリリースもありますし、大変楽しみですね!
新環境がどんなものになるか、まだまだ予想がつきませんが、「マナ漏出」のスタンダード落ちと「打ち消されない」呪文の増加により、打ち消し呪文の弱体化は避けられないのではないかと思います。
そうなると相対的に強化されるのはビッグスペルを叩きつけるマナランプ系のデッキで、もし安定したマナランプを成立させられたとしたら、悪くない選択肢となりそうです。
「原始のタイタン」がいた頃のようにコンボチックな形を組むのは難しそうですが、タイタン以前にいた「緑単エルドラージ」のようなデッキなら新環境でも形にできそうです。
■参考リンク:高橋優太の「このデッキを使え!」 第22回:緑単エルドラージ
http://archive.mtg-jp.com/reading/decks/005152/
「エルドラージの碑」こそありませんが、「集団的祝福」はそれに代わるカードとなりうるでしょう!
というわけで試みにデッキ構築です!
また明日、解説いたします!
新環境がどんなものになるか、まだまだ予想がつきませんが、「マナ漏出」のスタンダード落ちと「打ち消されない」呪文の増加により、打ち消し呪文の弱体化は避けられないのではないかと思います。
そうなると相対的に強化されるのはビッグスペルを叩きつけるマナランプ系のデッキで、もし安定したマナランプを成立させられたとしたら、悪くない選択肢となりそうです。
「原始のタイタン」がいた頃のようにコンボチックな形を組むのは難しそうですが、タイタン以前にいた「緑単エルドラージ」のようなデッキなら新環境でも形にできそうです。
■参考リンク:高橋優太の「このデッキを使え!」 第22回:緑単エルドラージ
http://archive.mtg-jp.com/reading/decks/005152/
「エルドラージの碑」こそありませんが、「集団的祝福」はそれに代わるカードとなりうるでしょう!
集団的祝福 (3)(緑)(緑)(白)
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャーは+3/+3の修整を受ける。
というわけで試みにデッキ構築です!
「集団的祝福」デッキ
●土地 22
森 8
沼 1
平地 1
寺院の庭 4
草むした墓 4
孤立した礼拝堂 4
●クリーチャー 32
東屋のエルフ 4
アヴァシンの巡礼者 4
死儀礼のシャーマン 4
エルフの幻想家 4
コロズダのギルド魔導士 4
国境地帯のレインジャー 4
エルフの大ドルイド 4
ウルフィーの銀心 4
●スペル 6
聖戦士の進軍 3
集団的祝福 3
また明日、解説いたします!
「貴重な発見」デッキ 解説編
2012年9月26日 TCG全般 コメント (4)先日に引き続き、「貴重な発見」デッキの解説編です。
■有効牌を連打する!
ゴルガリ団のカードプールの中でも、「貴重な発見」はひときわ優秀なカードのひとつでしょう。
使用済みのインスタント呪文やソーサリー呪文を使い回すのはもちろん、墓地を肥やせば疑似サーチ呪文として使うこともできます!
同じく墓地のカードを使い回せる「瞬唱の魔導士」と比べると、クリーチャーがつかないためアドバンテージがとれないのが難点ですが、カード・タイプを問わない柔軟性が強みとなります。
さらに「貴重な発見」「瞬唱の魔導士」を併用すれば、有効牌を連打し続けることも夢ではありません!
■2種の墓地肥やし呪文と、さらなる墓地利用
「貴重な発見」「瞬唱の魔導士」ともに、特に墓地を肥やさなくても強力なカードですが、墓地を肥やす手段があればさらに効果的です!
ということで、今回は「忌まわしい回収」「禁忌の錬金術」の2種のカードを採用しています。
どちらも掘れる枚数の多い優秀なドロー呪文で、片手間に墓地を肥やすことができます!
これらドロー呪文を「貴重な発見」「瞬唱の魔導士」と併用すれば、デッキ内のカードに自由自在にアクセスできるでしょう。
さらに墓地をあまさず活用する手段として、新カードの「死儀礼のシャーマン」も投入しています。
1マナとは思えない非常に器用なカードです。不死つぶしに役立つのはもちろん、墓地が肥やせる構成ならば残り2つの能力も強力に使えそうです!黒緑青という色構成の都合上、自然と入る「進化する未開地」を活かせるのもポイントです。
今回のデッキは、以上5種類のカードが骨組みとなります。後は使い回すに足る呪文を投入していけば、デッキの形になりそうです。
■3種の除去呪文
使い回す呪文の候補としては、除去呪文が順当でしょう。特にゴルガリ団には「突然の衰微」という万能除去が与えられているので、これを使い回すのが良さそうです。
追加の除去呪文として、今回はひとまず「悲劇的な過ち」「死の支配の呪い」を採用していますが、この辺りの選択は環境が落ち着いてきてから最適化していくのがよさそうです。
「雲散霧消」「中略」などの打ち消し呪文、「強迫」「脳色願望」などのハンデス呪文も有力な候補となりそうですし、「血統の切断」のようにアドバンテージのとれる除去も良い候補になりそうです。
比較的ピン挿しにアクセスしやすい形なので、色々呪文を散らして様子をみるのがいいかもしれません。
■2種のPW
追加の除去、そしてフィニッシャーとして、このデッキには「ヴェールのリリアナ」「見えざる者、ヴラスカ」の2種のPWを投入しています。
「ヴェールのリリアナ」「見えざる者、ヴラスカ」に共通する利点は、小マイナスで除去を打てることです。これにより、たとえ「戦慄掘り」を打たれたとしてもアドバンテージがとれるため、安心して設置できます。
さらにどちらも「小マイナス」→「プラス」→「小マイナス」の順に能力を使えば、綺麗に忠誠値を使い切ることができます。キャストターンから数えて2ターン後になりますが、これはちょうど、順調に土地が伸びた場合に「貴重な発見」分のマナも捻出できるようになるターンです!
1回目のキャストでは除去を連打し、2回目のキャストではまっすぐ最終能力を目指す、といった展開に出来れば美しいですね。
なお、これらPW達だけでは勝ち筋が細いので、追加のフィニッシャーの投入を検討してもよさそうです。対戦相手に2回も解答を迫れる「忌むべき者の軍団」などはコントロール向きのフィニッシャーなので、検討に値するものと思います。
■戦略
1.「忌まわしい回収」「禁忌の錬金術」で手札を整理しつつ除去を構える
2.「貴重な発見」「瞬唱の魔導士」で再利用しつつさらに除去を構える
3.PWの奥義などでフィニッシュ!
■弱点
・勝ち筋の細さ
・墓地対策
というわけで本日は以上です!
今週末がプレリリース、そして来月からは、待ちに待った新環境!
まだまだ手探りな段階ですが、だからこそデッキ構築が楽しいですね^^
■有効牌を連打する!
ゴルガリ団のカードプールの中でも、「貴重な発見」はひときわ優秀なカードのひとつでしょう。
貴重な発見 (黒)(緑)
ソーサリー
あなたの墓地にあるカード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。貴重な発見を追放する。
使用済みのインスタント呪文やソーサリー呪文を使い回すのはもちろん、墓地を肥やせば疑似サーチ呪文として使うこともできます!
同じく墓地のカードを使い回せる「瞬唱の魔導士」と比べると、クリーチャーがつかないためアドバンテージがとれないのが難点ですが、カード・タイプを問わない柔軟性が強みとなります。
さらに「貴重な発見」「瞬唱の魔導士」を併用すれば、有効牌を連打し続けることも夢ではありません!
■2種の墓地肥やし呪文と、さらなる墓地利用
「貴重な発見」「瞬唱の魔導士」ともに、特に墓地を肥やさなくても強力なカードですが、墓地を肥やす手段があればさらに効果的です!
ということで、今回は「忌まわしい回収」「禁忌の錬金術」の2種のカードを採用しています。
忌まわしい回収 (黒)(緑)
インスタント
あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを公開する。あなたは、それらの中にあるクリーチャー・カードか土地カードを1枚あなたの手札に加えてもよい。残りをあなたの墓地に置く。
禁忌の錬金術 (2)(青)
インスタント
あなたのライブラリーの一番上から4枚のカードを見る。それらの1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。 フラッシュバック(7)(黒)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
どちらも掘れる枚数の多い優秀なドロー呪文で、片手間に墓地を肥やすことができます!
これらドロー呪文を「貴重な発見」「瞬唱の魔導士」と併用すれば、デッキ内のカードに自由自在にアクセスできるでしょう。
さらに墓地をあまさず活用する手段として、新カードの「死儀礼のシャーマン」も投入しています。
死儀礼のシャーマン (黒/緑)
クリーチャー - エルフ・シャーマン
(T):いずれかの墓地にある土地カード1枚を対象とし、それを追放する。あなたのマナ・プールに、好きな色1色のマナ1点を加える。
(黒),(T):いずれかの墓地にあるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とし、それを追放する。各対戦相手はそれぞれ2点のライフを失う。
(緑),(T):いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを追放する。あなたは2点のライフを得る。
1/2
1マナとは思えない非常に器用なカードです。不死つぶしに役立つのはもちろん、墓地が肥やせる構成ならば残り2つの能力も強力に使えそうです!黒緑青という色構成の都合上、自然と入る「進化する未開地」を活かせるのもポイントです。
今回のデッキは、以上5種類のカードが骨組みとなります。後は使い回すに足る呪文を投入していけば、デッキの形になりそうです。
■3種の除去呪文
使い回す呪文の候補としては、除去呪文が順当でしょう。特にゴルガリ団には「突然の衰微」という万能除去が与えられているので、これを使い回すのが良さそうです。
突然の衰微 (黒)(緑)
インスタント
突然の衰微は呪文や能力によって打ち消されない。
点数で見たマナ・コストが3以下の土地でないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する
追加の除去呪文として、今回はひとまず「悲劇的な過ち」「死の支配の呪い」を採用していますが、この辺りの選択は環境が落ち着いてきてから最適化していくのがよさそうです。
「雲散霧消」「中略」などの打ち消し呪文、「強迫」「脳色願望」などのハンデス呪文も有力な候補となりそうですし、「血統の切断」のようにアドバンテージのとれる除去も良い候補になりそうです。
比較的ピン挿しにアクセスしやすい形なので、色々呪文を散らして様子をみるのがいいかもしれません。
■2種のPW
追加の除去、そしてフィニッシャーとして、このデッキには「ヴェールのリリアナ」「見えざる者、ヴラスカ」の2種のPWを投入しています。
見えざる者、ヴラスカ (3)(黒)(緑)
プレインズウォーカー - ヴラスカ
+1:あなたの次のターンまで、クリーチャー1体が見えざる者、ヴラスカに戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを破壊する。
-3:土地でないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
-7:「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはこのゲームに敗北する。」を持つ黒の1/1の暗殺者・クリーチャー・トークン3体を戦場に出す。
忠誠度:5
「ヴェールのリリアナ」「見えざる者、ヴラスカ」に共通する利点は、小マイナスで除去を打てることです。これにより、たとえ「戦慄掘り」を打たれたとしてもアドバンテージがとれるため、安心して設置できます。
さらにどちらも「小マイナス」→「プラス」→「小マイナス」の順に能力を使えば、綺麗に忠誠値を使い切ることができます。キャストターンから数えて2ターン後になりますが、これはちょうど、順調に土地が伸びた場合に「貴重な発見」分のマナも捻出できるようになるターンです!
1回目のキャストでは除去を連打し、2回目のキャストではまっすぐ最終能力を目指す、といった展開に出来れば美しいですね。
なお、これらPW達だけでは勝ち筋が細いので、追加のフィニッシャーの投入を検討してもよさそうです。対戦相手に2回も解答を迫れる「忌むべき者の軍団」などはコントロール向きのフィニッシャーなので、検討に値するものと思います。
■戦略
1.「忌まわしい回収」「禁忌の錬金術」で手札を整理しつつ除去を構える
2.「貴重な発見」「瞬唱の魔導士」で再利用しつつさらに除去を構える
3.PWの奥義などでフィニッシュ!
■弱点
・勝ち筋の細さ
・墓地対策
というわけで本日は以上です!
今週末がプレリリース、そして来月からは、待ちに待った新環境!
まだまだ手探りな段階ですが、だからこそデッキ構築が楽しいですね^^
「貴重な発見」デッキ
2012年9月25日 TCG全般ついに先日、「ラヴニカへの回帰」のフルスポイラーが公開されました!
魅力的なカードが多数あり、新環境への期待も膨らみますね^^
中でも自分が特に惹かれているのは、ゴルガリ団のカードプールです!
丸いものから尖ったものまで幅広く揃っているので、ゾンビをはじめリアニメイトやドレッジなど、様々なタイプの黒緑デッキが組めそうです。
今回は、そんなアプローチのひとつとして、黒緑の絡んだコントロールデッキを考えてみたいと思います!
また明日、解説いたします。
魅力的なカードが多数あり、新環境への期待も膨らみますね^^
中でも自分が特に惹かれているのは、ゴルガリ団のカードプールです!
丸いものから尖ったものまで幅広く揃っているので、ゾンビをはじめリアニメイトやドレッジなど、様々なタイプの黒緑デッキが組めそうです。
今回は、そんなアプローチのひとつとして、黒緑の絡んだコントロールデッキを考えてみたいと思います!
「貴重な発見」デッキ
●土地 25
沼 4
森 1
島 4
草むした墓 4
森林の墓地 4
水没した地下墓地 4
進化する未開地 4
●クリーチャー 8
死儀礼のシャーマン 4
瞬唱の魔導士 4
●スペル 27
悲劇的な過ち 4
突然の衰微 4
貴重な発見 4
忌まわしい回収 3
禁忌の錬金術 4
ヴェールのリリアナ 3
死の支配の呪い 3
見えざる者、ヴラスカ 2
また明日、解説いたします。
「ジャラドの命令」デッキ 解説編
2012年9月13日 TCG全般 コメント (2)先日に引き続き、「ジャラドの命令」デッキの解説編です!
■「栄光の目覚めの天使」で無限ループを狙う!
「ジャラドの命令」は、特に「クリーチャー・カードのみで完結し、墓地を利用するコンボ」を成立させるのに適したカードです。
現環境でも条件に合致するコンボがあります。そのキーカードは「栄光の目覚めの天使」です!
墓地に「悪鬼の狩人」、戦場にノーコストのサクリ台がいる状態で「栄光の目覚めの天使」をキャストすると、下記のように無限ループを起こせます。
・(1)墓地から釣り上げた「悪鬼の狩人」で「栄光の目覚めの天使」を追放
・(2)その「悪鬼の狩人」をサクリ台で墓地に送る
・(3)追放されていた「栄光の目覚めの天使」で「悪鬼の狩人」を釣り上げる
サクリ台が「ファルケンラスの貴種」であれば、破壊されなくなるため妨害されにくく、 無限パンプも狙えます!
さらに墓地にあるほかの人間・クリーチャーも無限に釣り上げられるので、「高原の狩りの達人」で 無限ライフ&無限トークン、「士気溢れる徴収兵」で 無限パーマネント奪取、といったことが可能です。
「ファルケンラスの貴種」無限パンプは3枚コンボ、無限ライフや無限トークンは4枚コンボとなりますが、うち2枚は「ジャラドの命令」でサーチ可能です!
コンボ成立の可能性は大きく向上しているので、チャレンジする価値はありそうです!
■グッドスタッフなコンボパーツ
コンボパーツの中でも「ファルケンラスの貴種」「高原の狩りの達人」「士気溢れる徴収兵」などは、現スタン環境でも主役級のグッドスタッフ。
「悪鬼の狩人」はコンボ成立までの展開遅延を可能にするほか、CIP能力の誘発時に「ファルケンラスの貴種」でサクって永久追放、なんてこともできます。
「栄光の目覚めの天使」は次期スタンダードで猛威をふるいそうなゾンビデッキに対する強烈なメタカードなので、今後より有用性が高まりそうです。
コンボパーツがグッドスタッフでまとまっているため、継戦能力が期待できるほか、対戦相手をミスリードさせられることもありそうです!
■4種のマナ関連カード
今回は4色デッキとなっているため、「東屋のエルフ」「アヴァシンの巡礼者」「国境地帯のレインジャー」「レインジャーの道」という4種のマナ関連のカードをとっています!
特に「東屋のエルフ」「レインジャーの道」はショックランドのおかげで白マナと黒マナにアクセスできるのがありがたいところです。
■戦略
1.マナを伸ばしつつ「ファルケンラスの貴種」をキャスト
2.「悪鬼の狩人」を墓地に送り、「栄光の目覚めの天使」!
3.無限ループして勝利!
■弱点
・「殺戮遊戯」
・高速ビート
ということで本日は以上です!
その後も続々新カードが公開されてますね!引き続き注視を続けていきたいと思います。
■「栄光の目覚めの天使」で無限ループを狙う!
「ジャラドの命令」は、特に「クリーチャー・カードのみで完結し、墓地を利用するコンボ」を成立させるのに適したカードです。
現環境でも条件に合致するコンボがあります。そのキーカードは「栄光の目覚めの天使」です!
栄光の目覚めの天使 (5)(白)(白)
クリーチャー — 天使
飛行
栄光の目覚めの天使が戦場に出たとき、すべてのゾンビを追放し、その後あなたの墓地にあるすべての人間クリーチャー・カードを戦場に戻す。
4/6
墓地に「悪鬼の狩人」、戦場にノーコストのサクリ台がいる状態で「栄光の目覚めの天使」をキャストすると、下記のように無限ループを起こせます。
・(1)墓地から釣り上げた「悪鬼の狩人」で「栄光の目覚めの天使」を追放
・(2)その「悪鬼の狩人」をサクリ台で墓地に送る
・(3)追放されていた「栄光の目覚めの天使」で「悪鬼の狩人」を釣り上げる
サクリ台が「ファルケンラスの貴種」であれば、破壊されなくなるため妨害されにくく、 無限パンプも狙えます!
さらに墓地にあるほかの人間・クリーチャーも無限に釣り上げられるので、「高原の狩りの達人」で 無限ライフ&無限トークン、「士気溢れる徴収兵」で 無限パーマネント奪取、といったことが可能です。
「ファルケンラスの貴種」無限パンプは3枚コンボ、無限ライフや無限トークンは4枚コンボとなりますが、うち2枚は「ジャラドの命令」でサーチ可能です!
コンボ成立の可能性は大きく向上しているので、チャレンジする価値はありそうです!
■グッドスタッフなコンボパーツ
コンボパーツの中でも「ファルケンラスの貴種」「高原の狩りの達人」「士気溢れる徴収兵」などは、現スタン環境でも主役級のグッドスタッフ。
「悪鬼の狩人」はコンボ成立までの展開遅延を可能にするほか、CIP能力の誘発時に「ファルケンラスの貴種」でサクって永久追放、なんてこともできます。
「栄光の目覚めの天使」は次期スタンダードで猛威をふるいそうなゾンビデッキに対する強烈なメタカードなので、今後より有用性が高まりそうです。
コンボパーツがグッドスタッフでまとまっているため、継戦能力が期待できるほか、対戦相手をミスリードさせられることもありそうです!
■4種のマナ関連カード
今回は4色デッキとなっているため、「東屋のエルフ」「アヴァシンの巡礼者」「国境地帯のレインジャー」「レインジャーの道」という4種のマナ関連のカードをとっています!
特に「東屋のエルフ」「レインジャーの道」はショックランドのおかげで白マナと黒マナにアクセスできるのがありがたいところです。
■戦略
1.マナを伸ばしつつ「ファルケンラスの貴種」をキャスト
2.「悪鬼の狩人」を墓地に送り、「栄光の目覚めの天使」!
3.無限ループして勝利!
■弱点
・「殺戮遊戯」
・高速ビート
ということで本日は以上です!
その後も続々新カードが公開されてますね!引き続き注視を続けていきたいと思います。
「ジャラドの命令」デッキ
2012年9月12日 TCG全般 コメント (2)スポイラーシーズン真っ只中の今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はと言えば、ガリガリ君のコンポタ味を食べながらスポイラーを眺めるのが毎晩の密やかな楽しみです^^
さて、先日公開されたカードの中で、非常に気になる一枚がありました。
なんと4マナにして、ライブラリーからカードを2枚もサーチできます!
うち1枚は墓地に落ちてしまいますが、それを活かせる形にすれば破格のカードとなります!
例えばクリーチャー・カードのみで成立し、墓地を利用したコンボなら、このカードのポテンシャルを最大限に発揮できそうですね。
少々気が早いですが、試みにデッキを構築してみます!
また明日、解説いたします。
私はと言えば、ガリガリ君のコンポタ味を食べながらスポイラーを眺めるのが毎晩の密やかな楽しみです^^
さて、先日公開されたカードの中で、非常に気になる一枚がありました。
ジャラドの命令 (2)(黒)(緑)
ソーサリー
あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを最大2枚まで探し、それらを公開する。
そのうち1枚をあなたの手札に加え、もう一方をあなたの墓地に置く。
その後あなたのライブラリーを切り直す。
なんと4マナにして、ライブラリーからカードを2枚もサーチできます!
うち1枚は墓地に落ちてしまいますが、それを活かせる形にすれば破格のカードとなります!
例えばクリーチャー・カードのみで成立し、墓地を利用したコンボなら、このカードのポテンシャルを最大限に発揮できそうですね。
少々気が早いですが、試みにデッキを構築してみます!
「ジャラドの命令」デッキ
●土地 24
森 6
平地 4
沼 1
山 1
寺院の庭 4
草むした墓 4
根縛りの岩山 4
●クリーチャー 29
東屋のエルフ 4
アヴァシンの巡礼者 3
悪鬼の狩人 4
国境地帯のレインジャー 4
高原の狩りの達人 4
ファルケンラスの貴種 4
士気溢れる徴収兵 2
栄光の目覚めの天使 4
●スペル 7
レインジャーの道 3
ジャラドの命令 4
また明日、解説いたします。
「ボーラスの信奉者」デッキ 解説編
2012年8月19日 TCG全般 コメント (4)先日に引き続き、「ボーラスの信奉者」デッキの解説編をお送りします。
■ドレッジの死角
「骨塚のワーム」「裂け木の恐怖」「グール樹」などの墓地参照クリーチャーを「甲冑のスカーブ」をはじめとしたライブラリー掘削呪文で支援する、というのが現環境の緑青ドレッジの一般的なアプローチかと思います。
これらクリーチャーはワンパンの大きさが何よりの魅力で、「ダングローブの長老」や「ウルフィーの銀心」に真っ向勝負で殴り勝てる稀有なクリーチャーです。
反面、下記のような弱点も考えられます。
・(1)サイド後の墓地対策カードで沈む
・(2)アドバンテージのとれるカードが少ないため、ガス欠を起こしやすい
・(3)実は低速なデッキなので、展開が間に合わない場合がある
・(4)「骨塚のワーム」「グール樹」には回避能力がなく、チャンプでしのがれる
(1)については、10月以降に墓地対策カードが環境から姿を消すのを待ちたいところ。
残る3つの弱点を解消するため、今回は黒を足した3色を試みます。
■優秀なアドバンテージソース達
ハンドが薄くなりやすい、というのはドレッジデッキの最大の難点。これを解消するため、2種6枚のアドバンテージソースを投入いたしました!
肥大化した「骨塚のワーム」「裂け木の恐怖」をこのクリーチャーで生け贄に捧げれば、大量ドロー&大量ライフゲインが可能です!
ハンドの補充によりガス欠を抑止し、ライフゲインにより時間を稼げるため、上記の弱点(2)と(3)の両方が解消されます!
従来は「骨までの齧りつき」に頼っていたライフゲインですが、今後はより役割が広くメイン向けの「ボーラスの信奉者」も有力候補となりそうです。
墓地参照クリーチャーにはサイズ以外の除去耐性がありませんが、リアニメイト手段を投入すればその問題も解消されます。
低コスト高P/T、という利点を活かせる「ヘイヴングルの死者」は、ベストな選択肢に思われます。
ガス欠に強くなり、「ボーラスの信奉者」を何度も利用してアドバンテージをモリモリ稼ぐことも考えられます!
上記2種のクリーチャーがいれば、継戦能力がグッと高まるでしょう。
■回避能力付与のために
残る弱点は「骨塚のワーム」「グール樹」がチャンプに弱い、という点ですが、シンプルかつ強力な解決策がM13にて登場しました。
地力が高いカードなので、様々な局面で役立ちます。
エターナルエンチャントという利点を活かし、適当なクリーチャーに貼った後に「ボーラスの信奉者」でドローとライフに変換するのも良さそうです!
なお、クセの少ないカードなので、サイドボード時の交代枠としても使えそうです。
■マナ安定を求めて
タッチ色の青と黒はシングルシンボルでまとめてありますが、3色なので色事故が懸念されます。
そのため「極楽鳥」「国境地帯のレインジャー」の2種8枚を投入してあります。
クリーチャーなので墓地参照クリーチャーと噛み合います!土地枚数は23枚に抑えてありますが、スパーリングした感触では淀みなく回りそうです。
なお、「ネファリアの溺墓」も黒を足す利点となります!
■戦略
1.墓地を肥やしつつ序盤を耐える
2.墓地参照クリーチャー降臨!
3.「ボーラスの信奉者」「ヘイヴングルの死者」でアドをとりつつフィニッシュ!
■弱点
・墓地対策
・高速デッキ
というわけで本日は以上です!
これまで日の目を見ることのなかったデッキも、10月以降にブレイクする可能性があるかもしれません!スポイラーを眺めつつ、次期スタンを想像してみるのもおつなものですね。
■ドレッジの死角
「骨塚のワーム」「裂け木の恐怖」「グール樹」などの墓地参照クリーチャーを「甲冑のスカーブ」をはじめとしたライブラリー掘削呪文で支援する、というのが現環境の緑青ドレッジの一般的なアプローチかと思います。
骨塚のワーム (1)(緑)
クリーチャー — ワーム
骨塚のワームのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードの枚数に等しい。
*/*
裂け木の恐怖 (2)(緑)
クリーチャー — エレメンタル
トランプル
裂け木の恐怖のパワーとタフネスはそれぞれ、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードの枚数に等しい。
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードをあなたの墓地に置く。
*/*
これらクリーチャーはワンパンの大きさが何よりの魅力で、「ダングローブの長老」や「ウルフィーの銀心」に真っ向勝負で殴り勝てる稀有なクリーチャーです。
反面、下記のような弱点も考えられます。
・(1)サイド後の墓地対策カードで沈む
・(2)アドバンテージのとれるカードが少ないため、ガス欠を起こしやすい
・(3)実は低速なデッキなので、展開が間に合わない場合がある
・(4)「骨塚のワーム」「グール樹」には回避能力がなく、チャンプでしのがれる
(1)については、10月以降に墓地対策カードが環境から姿を消すのを待ちたいところ。
残る3つの弱点を解消するため、今回は黒を足した3色を試みます。
■優秀なアドバンテージソース達
ハンドが薄くなりやすい、というのはドレッジデッキの最大の難点。これを解消するため、2種6枚のアドバンテージソースを投入いたしました!
ボーラスの信奉者 (3)(黒)
クリーチャー — 人間 ウィザード
ボーラスの信奉者が戦場に出たとき、他のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。あなたはX点のライフを得て、カードをX枚引く。Xはそのクリーチャーのパワーである。
2/1
肥大化した「骨塚のワーム」「裂け木の恐怖」をこのクリーチャーで生け贄に捧げれば、大量ドロー&大量ライフゲインが可能です!
ハンドの補充によりガス欠を抑止し、ライフゲインにより時間を稼げるため、上記の弱点(2)と(3)の両方が解消されます!
従来は「骨までの齧りつき」に頼っていたライフゲインですが、今後はより役割が広くメイン向けの「ボーラスの信奉者」も有力候補となりそうです。
ヘイヴングルの死者 (3)(青)(黒)
クリーチャー — ゾンビ ウィザード
(1):いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。このターン、あなたはそれを唱えてもよい。このターン、あなたがそのカードを唱えたとき、ヘイヴングルの死者はターン終了時までそのカードのすべての起動型能力を得る。
4/4
墓地参照クリーチャーにはサイズ以外の除去耐性がありませんが、リアニメイト手段を投入すればその問題も解消されます。
低コスト高P/T、という利点を活かせる「ヘイヴングルの死者」は、ベストな選択肢に思われます。
ガス欠に強くなり、「ボーラスの信奉者」を何度も利用してアドバンテージをモリモリ稼ぐことも考えられます!
上記2種のクリーチャーがいれば、継戦能力がグッと高まるでしょう。
■回避能力付与のために
残る弱点は「骨塚のワーム」「グール樹」がチャンプに弱い、という点ですが、シンプルかつ強力な解決策がM13にて登場しました。
怨恨 (緑)
エンチャント — オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、+2/+0の修整を受けるとともにトランプルを持つ。
怨恨が戦場から墓地に置かれたとき、怨恨をオーナーの手札に戻す。
地力が高いカードなので、様々な局面で役立ちます。
エターナルエンチャントという利点を活かし、適当なクリーチャーに貼った後に「ボーラスの信奉者」でドローとライフに変換するのも良さそうです!
なお、クセの少ないカードなので、サイドボード時の交代枠としても使えそうです。
■マナ安定を求めて
タッチ色の青と黒はシングルシンボルでまとめてありますが、3色なので色事故が懸念されます。
そのため「極楽鳥」「国境地帯のレインジャー」の2種8枚を投入してあります。
クリーチャーなので墓地参照クリーチャーと噛み合います!土地枚数は23枚に抑えてありますが、スパーリングした感触では淀みなく回りそうです。
なお、「ネファリアの溺墓」も黒を足す利点となります!
ネファリアの溺墓
土地
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(1)(青)(黒),(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上から3枚のカードを自分の墓地に置く。
■戦略
1.墓地を肥やしつつ序盤を耐える
2.墓地参照クリーチャー降臨!
3.「ボーラスの信奉者」「ヘイヴングルの死者」でアドをとりつつフィニッシュ!
■弱点
・墓地対策
・高速デッキ
というわけで本日は以上です!
これまで日の目を見ることのなかったデッキも、10月以降にブレイクする可能性があるかもしれません!スポイラーを眺めつつ、次期スタンを想像してみるのもおつなものですね。
「ボーラスの信奉者」デッキ
2012年8月18日 TCG全般 コメント (2)チラホラと「ラヴニカへの回帰」のスポイラーが出始めた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ゴルガリ団には「ゴルガリの死者の王、ジャラド」のような墓地参照クリーチャーが登場するようですし、「裂け木の恐怖」「骨塚のワーム」「グール樹」辺りを用いたドレッジ系のデッキは、今後黒を足す型が一般的になりそうです。
10月以降は墓地対策カードも減りますし、爆発力のあるドレッジ系のデッキが台頭することも考えられそうです。
というわけで今回は、現時点のカードプールで組める、黒を足したドレッジを考えてみます!
また明日、解説いたします!
ゴルガリ団には「ゴルガリの死者の王、ジャラド」のような墓地参照クリーチャーが登場するようですし、「裂け木の恐怖」「骨塚のワーム」「グール樹」辺りを用いたドレッジ系のデッキは、今後黒を足す型が一般的になりそうです。
ゴルガリの死者の王、ジャラド (黒)(黒)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー - ゾンビ・エルフ
ゴルガリの死者の王、ジャラドは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき
+1/+1の修正を受ける。
(1)(黒)(緑),他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:各対戦相手は
それぞれ生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーに等しい点数のライフを失う。
沼1枚と森1枚を生け贄に捧げる:ゴルガリの死者の王、ジャラドを
あなたの墓地からあなたの手札に戻す。
2/2
10月以降は墓地対策カードも減りますし、爆発力のあるドレッジ系のデッキが台頭することも考えられそうです。
というわけで今回は、現時点のカードプールで組める、黒を足したドレッジを考えてみます!
「ボーラスの信奉者」デッキ
●土地 23
森 8
島 1
沼 1
内陸の湾港 4
森林の墓地 4
進化する未開地 3
ネファリアの溺墓 2
●クリーチャー 30
極楽鳥 4
幻影の像 4
骨塚のワーム 3
裂け木の恐怖 4
甲冑のスカーブ 4
国境地帯のレインジャー 4
ボーラスの信奉者 3
ヘイヴングルの死者 3
グール樹 1
●スペル 7
怨恨 4
追跡者の本能 3
また明日、解説いたします!
「索引」デッキ 解説編
2012年8月11日 TCG全般先日に引き続き、「索引」デッキの解説編をお送りします!
■「索引」が活かせる構成とは
「索引」はライブラリートップを5枚並び替えるソーサリー。
単体ではアド損の呪文ですが、現スタンに存在する「奇跡」呪文との相性は抜群です!
デッキ内に一定数の奇跡呪文を投入すれば、安定して奇跡を起こせそうです!
反面、当たりが見つからなかった時は辛いもので、渋いドローを我慢しながらゲームを運ばねばなりません。
その辺りを鑑みると、下記2点に気をつけたいところです。
・トップが渋い場合に備えてシャッフル手段を投入する
・アド損を覆せるよう、1対多交換を狙えるスペルを投入する
上記の点に気を配れば、「索引」を効果的に活用できそうです!
■マナ加速によるシャッフル
デッキをシャッフルするカードとして、サーチカード各種や頂点サイクルなどが考えられます。
なかでも特に奇跡呪文と噛み合うものは、「不屈の自然」などのマナ加速ではないかと思います。
奇跡コントロールは本来的に、重くて強烈なスペルをバンバン打って勝つ「ぶっ放し」系のデッキかと思います。
代替コストで序盤から腐らせずに運用できる点が動きに柔軟性をもたらしていますが、素打ち奇跡も念頭において使われている方がほとんどでしょう。
そのため「奇跡」と「マナ加速」は、実は非常に相性の良い組み合わせかと思います。
「索引」との併用によって更なる役割を与えられれば、より強力に運用できそうです!
なお、そのほかのシャッフル手段として「思案」、5枚目の「天使への願い」となる「白の太陽の頂点」を投入しています。
■1対多交換を狙う!
デッキの潤滑油となる「索引」「思案」「不屈の自然」「遥か見」のほかは、1対多交換を狙えるスペルで固めています!
・全体除去として「審判の日」「終末」「大修道士、エリシュ・ノーン」
・アドマシーンとして「エルズペス・ティレル」
・大量トークン生成として「天使への願い」「白の太陽の頂点」
・上記すべてを支援する「時間の熟達」
マッチョなカードをバンバン叩きつければ、手札枚数の差を覆すことは容易なはずです!
■戦略
1.ライブラリートップを操作しつつ序盤奇跡を狙う
2.状況を見ながらマナ加速&ライブラリーシャッフル
3.素打ち奇跡を連打して勝利!
■弱点
・打ち消し呪文
・「思考掃き」等、トップをはじく呪文
ということで本日は以上です!
奇跡コントロールは10月以降も損失の少ないアーキタイプ。今のうちから使い込んでおくと、のちのち役に立つかもしれませんね…!
■「索引」が活かせる構成とは
「索引」はライブラリートップを5枚並び替えるソーサリー。
単体ではアド損の呪文ですが、現スタンに存在する「奇跡」呪文との相性は抜群です!
デッキ内に一定数の奇跡呪文を投入すれば、安定して奇跡を起こせそうです!
反面、当たりが見つからなかった時は辛いもので、渋いドローを我慢しながらゲームを運ばねばなりません。
その辺りを鑑みると、下記2点に気をつけたいところです。
・トップが渋い場合に備えてシャッフル手段を投入する
・アド損を覆せるよう、1対多交換を狙えるスペルを投入する
上記の点に気を配れば、「索引」を効果的に活用できそうです!
■マナ加速によるシャッフル
デッキをシャッフルするカードとして、サーチカード各種や頂点サイクルなどが考えられます。
なかでも特に奇跡呪文と噛み合うものは、「不屈の自然」などのマナ加速ではないかと思います。
不屈の自然 (1)(緑)
ソーサリー
あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、そのカードをタップ状態で戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。
奇跡コントロールは本来的に、重くて強烈なスペルをバンバン打って勝つ「ぶっ放し」系のデッキかと思います。
代替コストで序盤から腐らせずに運用できる点が動きに柔軟性をもたらしていますが、素打ち奇跡も念頭において使われている方がほとんどでしょう。
そのため「奇跡」と「マナ加速」は、実は非常に相性の良い組み合わせかと思います。
「索引」との併用によって更なる役割を与えられれば、より強力に運用できそうです!
なお、そのほかのシャッフル手段として「思案」、5枚目の「天使への願い」となる「白の太陽の頂点」を投入しています。
■1対多交換を狙う!
デッキの潤滑油となる「索引」「思案」「不屈の自然」「遥か見」のほかは、1対多交換を狙えるスペルで固めています!
・全体除去として「審判の日」「終末」「大修道士、エリシュ・ノーン」
・アドマシーンとして「エルズペス・ティレル」
・大量トークン生成として「天使への願い」「白の太陽の頂点」
・上記すべてを支援する「時間の熟達」
マッチョなカードをバンバン叩きつければ、手札枚数の差を覆すことは容易なはずです!
■戦略
1.ライブラリートップを操作しつつ序盤奇跡を狙う
2.状況を見ながらマナ加速&ライブラリーシャッフル
3.素打ち奇跡を連打して勝利!
■弱点
・打ち消し呪文
・「思考掃き」等、トップをはじく呪文
ということで本日は以上です!
奇跡コントロールは10月以降も損失の少ないアーキタイプ。今のうちから使い込んでおくと、のちのち役に立つかもしれませんね…!
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ひとえに読んでいただいた皆さんのおかげであり、少しでも実のある内容にすべく、今後もコツコツ続けてまいります。何卒よろしくお願いします。
さて、「索引」を奇跡デッキに投入する可能性について、皆さんはいかがお考えでしょうか。
自分としては、単体でアド損の呪文を仕込みのために投入するのは、デッキの骨格としてはやや悠長過ぎるかと考えていました。
…「いました」というのは考えが変わったからで、M13の公式ガイドブックにて真木氏がこのカードを激賞しているのをみて、評価を改めた次第です!
「索引」自体がアド損でも、そも奇跡呪文は1枚にして豪快にアドバンテージを稼ぐことができるものが多いので、単純なハンド・アドバンテージを気にし過ぎる必要はないのではないか。
「索引」が使いやすい条件を整えてデッキを構築すれば、相応に強力なものにできるのではないか、というのが今の考えです。
というわけで本日は「索引」を主軸にデッキ構築です!
また明日、解説いたします。
ひとえに読んでいただいた皆さんのおかげであり、少しでも実のある内容にすべく、今後もコツコツ続けてまいります。何卒よろしくお願いします。
さて、「索引」を奇跡デッキに投入する可能性について、皆さんはいかがお考えでしょうか。
索引 (青)
ソーサリー
あなたのライブラリーのカードを上から5枚見る。その後それらを望む順番で戻す。
自分としては、単体でアド損の呪文を仕込みのために投入するのは、デッキの骨格としてはやや悠長過ぎるかと考えていました。
…「いました」というのは考えが変わったからで、M13の公式ガイドブックにて真木氏がこのカードを激賞しているのをみて、評価を改めた次第です!
「索引」自体がアド損でも、そも奇跡呪文は1枚にして豪快にアドバンテージを稼ぐことができるものが多いので、単純なハンド・アドバンテージを気にし過ぎる必要はないのではないか。
「索引」が使いやすい条件を整えてデッキを構築すれば、相応に強力なものにできるのではないか、というのが今の考えです。
というわけで本日は「索引」を主軸にデッキ構築です!
「索引」デッキ
●土地 24
平地 4
島 4
森 4
金属海の沿岸 4
剃刀境の茂み 4
内陸の湾港 4
●クリーチャー 3
大修道士、エリシュ・ノーン 3
●スペル 33
思案 4
索引 4
遥か見 4
不屈の自然 4
審判の日 3
エルズペス・ティレル 1
終末 4
時間の熟達 4
天使への願い 4
白の太陽の頂点 1
また明日、解説いたします。
「交易所」デッキ 解説編
2012年8月5日 TCG全般 コメント (4)先日に引き続き、「交易所」デッキの解説編です!
■アーティファクト回収力を高める!
「交易所」の能力のうち、最も強力なものは「(1),(T),クリーチャーを1体生け贄に捧げる:あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。 」というアーティファクト回収でしょう。
種となるクリーチャーは1ライフと引き換えに生成でき、4つ目の能力でアーティファクトを墓地に送ることもできるため、「コストで生け贄に捧げる/強力なPIG能力を持つ」アーティファクト を大量に投入すれば、ばっちりアドバンテージが稼げそうです。
さて、上記のような条件を持つアーティファクトと相性の良いカードというと、もう1枚思い当たるものがあります。
そう、それこそ「裏切り者グリッサ」です!
戦闘最強にして、相手クリーチャーが1体落ちるごとにアーティファクトを回収できます!特に「漸増爆弾」「危険なマイア」など、除去に使えるアーティファクトとは最高に噛み合っています。
「交易所」「裏切り者グリッサ」の2種の回収役で、アーティファクトを何度も使い回し、アドバンテージを稼ぎ倒す。デッキの骨格としては悪くなさそうです!
■自壊するアーティファクト
コストとして生け贄に捧げる必要のあるアーティファクトは、何度も使い回したいものの筆頭です。
今回は特に「漸増爆弾」「虚無の呪文爆弾」の2種を投入しています!
それぞれ「トークン」「墓地利用」という近年の二大テーマに対する明確な回答となるため、刺さる相手は多いでしょう。
特に「虚無の呪文爆弾」はドローソースとしても役立ちます!
■PIG能力持ちのアーティファクト・クリーチャー
PIG能力持ちのアーティファクト・クリーチャーは、交易所と相性抜群です!
「ワームとぐろエンジン」のトークンをモリモリ増殖させたり、「危険なマイア」を何度も投げたり、といった動きは、じゅうぶんゲームを終わらせられるものでしょう。
■トークン生成補助として
いかな「交易所」と言えど、1ターンに2つの能力を使うことはできません。状況によっては手が足りなくなることもあるでしょう。
そんな場合に備えて、「情け知らずのガラク」「原初の狩人、ガラク」というトークン生成エンジンを投入しています。
テンポよく交易所を回せれば、勝機も増えてくるでしょう!
そのほかのスロットには、追加フィニッシャーとして「殴打頭蓋」、除去として「悲劇的な過ち」「内にいる獣」「迫撃鞘」「黒の太陽の頂点」を投入しています。
■戦略
1.「裏切り者グリッサ」/「交易所」を設置!
2.アーティファクトをもりもり回収!
■弱点
・墓地対策
・アーティファクト破壊
ということで本日は以上です!
「交易所」は柔軟なカードなので、使い手の好みに応じて様々な活かし方ができるのが魅力です!
アーティファクトの多い今のうちに!しっかり楽しんでおきたいところです!
■アーティファクト回収力を高める!
「交易所」の能力のうち、最も強力なものは「(1),(T),クリーチャーを1体生け贄に捧げる:あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。 」というアーティファクト回収でしょう。
種となるクリーチャーは1ライフと引き換えに生成でき、4つ目の能力でアーティファクトを墓地に送ることもできるため、「コストで生け贄に捧げる/強力なPIG能力を持つ」アーティファクト を大量に投入すれば、ばっちりアドバンテージが稼げそうです。
さて、上記のような条件を持つアーティファクトと相性の良いカードというと、もう1枚思い当たるものがあります。
そう、それこそ「裏切り者グリッサ」です!
裏切り者グリッサ (黒)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — ゾンビ エルフ
先制攻撃、接死
いずれかの対戦相手がコントロールするクリーチャー1体が死亡するたび、あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。
3/3
戦闘最強にして、相手クリーチャーが1体落ちるごとにアーティファクトを回収できます!特に「漸増爆弾」「危険なマイア」など、除去に使えるアーティファクトとは最高に噛み合っています。
「交易所」「裏切り者グリッサ」の2種の回収役で、アーティファクトを何度も使い回し、アドバンテージを稼ぎ倒す。デッキの骨格としては悪くなさそうです!
■自壊するアーティファクト
コストとして生け贄に捧げる必要のあるアーティファクトは、何度も使い回したいものの筆頭です。
今回は特に「漸増爆弾」「虚無の呪文爆弾」の2種を投入しています!
それぞれ「トークン」「墓地利用」という近年の二大テーマに対する明確な回答となるため、刺さる相手は多いでしょう。
特に「虚無の呪文爆弾」はドローソースとしても役立ちます!
■PIG能力持ちのアーティファクト・クリーチャー
PIG能力持ちのアーティファクト・クリーチャーは、交易所と相性抜群です!
ワームとぐろエンジン (6)
アーティファクト クリーチャー — ワーム
接死、絆魂
ワームとぐろエンジンが死亡したとき、接死を持つ無色の3/3のワーム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体と、絆魂を持つ無色の3/3のワーム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
6/6
危険なマイア (2)
アーティファクト クリーチャー — マイア
危険なマイアが死亡したとき、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。危険なマイアはそれに2点のダメージを与える。
1/1
「ワームとぐろエンジン」のトークンをモリモリ増殖させたり、「危険なマイア」を何度も投げたり、といった動きは、じゅうぶんゲームを終わらせられるものでしょう。
■トークン生成補助として
いかな「交易所」と言えど、1ターンに2つの能力を使うことはできません。状況によっては手が足りなくなることもあるでしょう。
そんな場合に備えて、「情け知らずのガラク」「原初の狩人、ガラク」というトークン生成エンジンを投入しています。
テンポよく交易所を回せれば、勝機も増えてくるでしょう!
そのほかのスロットには、追加フィニッシャーとして「殴打頭蓋」、除去として「悲劇的な過ち」「内にいる獣」「迫撃鞘」「黒の太陽の頂点」を投入しています。
■戦略
1.「裏切り者グリッサ」/「交易所」を設置!
2.アーティファクトをもりもり回収!
■弱点
・墓地対策
・アーティファクト破壊
ということで本日は以上です!
「交易所」は柔軟なカードなので、使い手の好みに応じて様々な活かし方ができるのが魅力です!
アーティファクトの多い今のうちに!しっかり楽しんでおきたいところです!
暑い日が続いております。皆さん体調など崩されていないでしょうか。
自分は至って健康そのものなのですが、ここのところ大きな悩みがあり、心安らかに過ごすことはできませんでした。。
その悩みというのは、ずばり「交易所」をいかに活用すべきか というものです。
ライフ、トークン、ドロー、アーティファクト回収と、1枚にして多角的にアドバンテージを稼げる逸材です。
普通にコントロールに投入しても、そこそこの活躍を見せてくれそうなカードですが、やれることが多すぎるため、キーカードにしようとするとなかなか悩ましいところです。
アレコレと悩み、色んな形を試してきたのですが、最近ようやく可能性を感じる形が見つかりました。
というわけで本日は「交易所」を主軸にデッキ構築です!
また明日、解説いたします!
自分は至って健康そのものなのですが、ここのところ大きな悩みがあり、心安らかに過ごすことはできませんでした。。
その悩みというのは、ずばり「交易所」をいかに活用すべきか というものです。
交易所 (4)
アーティファクト
(1),(T),カードを1枚捨てる:あなたは4点のライフを得る。
(1),(T),ライフを1点支払う:白の0/1のヤギ・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
(1),(T),クリーチャーを1体生け贄に捧げる:あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
(1),(T),アーティファクトを1つ生け贄に捧げる:カードを1枚引く。
ライフ、トークン、ドロー、アーティファクト回収と、1枚にして多角的にアドバンテージを稼げる逸材です。
普通にコントロールに投入しても、そこそこの活躍を見せてくれそうなカードですが、やれることが多すぎるため、キーカードにしようとするとなかなか悩ましいところです。
アレコレと悩み、色んな形を試してきたのですが、最近ようやく可能性を感じる形が見つかりました。
というわけで本日は「交易所」を主軸にデッキ構築です!
「交易所」デッキ
●土地 24
森 12
沼 4
森林の墓地 4
進化する未開地 4
●クリーチャー 11
危険なマイア 4
裏切り者グリッサ 3
ワームとぐろエンジン 4
●スペル 25
悲劇的な過ち 4
虚無の呪文爆弾 3
漸増爆弾 3
迫撃鞘 1
内にいる獣 3
交易所 4
情け知らずのガラク 3
原初の狩人、ガラク 1
殴打頭蓋 2
黒の太陽の頂点 1
また明日、解説いたします!