「地獄乗り」デッキ 解説編
2012年4月10日 TCG全般いやぁ、今日も強力なカードがたくさん公開されましたね！！
個人的には今後登場するであろう神話の「単騎」クリーチャーの性能がどんなものか、楽しみでなりません！
興奮さめやらぬ中ですが、先日に引き続き「地獄乗り」デッキの解説編です。
■「地獄乗り」を最大活用するには？
「地獄乗り」は「闇の隆盛」が生んだ癖が少ない中堅クリーチャー。
ブロッカーをかいくぐってダメージを押し込むことができ、ビートのフィニッシャーとして優れたカード。ここで注目すべきは、ダメージの発生源が「地獄乗り」であること。この点を活かしてギミックを組み込めば、さらに強力に運用することが可能となるのではないか？本日はそんな狙いからデッキを構築しました！
■「好奇心」で息切れを防ぐ
というわけでまず目をつけたのは「好奇心」です！
「地獄乗り」にこれを貼ってフルアタックすれば、攻撃したクリーチャーの分だけドローできます！速攻で奇襲的に狙えるため、成功率もなかなかのものでしょう。
このカードのためにデッキ内のクリーチャーを回避能力やティム能力を持つものでまとめてあるので、貼る対象には困りません！
オーラの割には隙が少なくアド損しにくいカードのため、デッキの潤滑油として働いてくれるでしょう。
■「ファイレクシアの変形者」で破壊力を倍加
一体の地獄乗りでも脅威なのに、それが二体に増えたら大変です！
というわけで「ファイレクシアの変形者」により、「地獄乗り」が並ぶ局面を積極的に狙います。
強いカードですがペイライフ前提で使うのはキツいところなので、デッキカラーを赤t青にするのが一番安心なところでしょう。
■その他のカード選択
デッキ内を回避能力持ちで揃えたので、「うろつく餌食の呪い」が仕事をしそうです！
最初は「フルアタックで地獄乗り超強化？」なんて勘違いしてしまいましたが、「戦闘」ダメージなのでそれはできないんですね。。
ともあれある種の全体増強という意味では「地獄乗り」と方向性が似ているので、併用する価値はじゅうぶんありそうです！
■戦略
1.クリーチャーを横に並べる
2.「地獄乗り」と一緒にパンチ！
3.「好奇心」で息切れを防ぐ！
■弱点
・軽量全体除去
というわけで本日は以上です！
どう使っても強いカードほど、使い方が悩ましいもの。好奇心を忘れずに、可能性を模索していきたいところです！
個人的には今後登場するであろう神話の「単騎」クリーチャーの性能がどんなものか、楽しみでなりません！
興奮さめやらぬ中ですが、先日に引き続き「地獄乗り」デッキの解説編です。
■「地獄乗り」を最大活用するには？
「地獄乗り」は「闇の隆盛」が生んだ癖が少ない中堅クリーチャー。
地獄乗り (２)(赤)(赤)
クリーチャー — デビル
速攻
あなたがコントロールするクリーチャーが攻撃するたび、地獄乗りは防御プレイヤーに１点のダメージを与える。
3/3
ブロッカーをかいくぐってダメージを押し込むことができ、ビートのフィニッシャーとして優れたカード。ここで注目すべきは、ダメージの発生源が「地獄乗り」であること。この点を活かしてギミックを組み込めば、さらに強力に運用することが可能となるのではないか？本日はそんな狙いからデッキを構築しました！
■「好奇心」で息切れを防ぐ
というわけでまず目をつけたのは「好奇心」です！
好奇心 (青)
エンチャント — オーラ
エンチャント（クリーチャー）
エンチャントされているクリーチャーが対戦相手にダメージを与えるたび、あなたはカードを１枚引いてもよい。
「地獄乗り」にこれを貼ってフルアタックすれば、攻撃したクリーチャーの分だけドローできます！速攻で奇襲的に狙えるため、成功率もなかなかのものでしょう。
このカードのためにデッキ内のクリーチャーを回避能力やティム能力を持つものでまとめてあるので、貼る対象には困りません！
オーラの割には隙が少なくアド損しにくいカードのため、デッキの潤滑油として働いてくれるでしょう。
■「ファイレクシアの変形者」で破壊力を倍加
一体の地獄乗りでも脅威なのに、それが二体に増えたら大変です！
というわけで「ファイレクシアの変形者」により、「地獄乗り」が並ぶ局面を積極的に狙います。
強いカードですがペイライフ前提で使うのはキツいところなので、デッキカラーを赤t青にするのが一番安心なところでしょう。
■その他のカード選択
デッキ内を回避能力持ちで揃えたので、「うろつく餌食の呪い」が仕事をしそうです！
うろつく餌食の呪い (１)(赤)
エンチャント — オーラ 呪い
エンチャント（プレイヤー）
いずれかのクリーチャーがエンチャントされているプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを１個置く。
最初は「フルアタックで地獄乗り超強化？」なんて勘違いしてしまいましたが、「戦闘」ダメージなのでそれはできないんですね。。
ともあれある種の全体増強という意味では「地獄乗り」と方向性が似ているので、併用する価値はじゅうぶんありそうです！
■戦略
1.クリーチャーを横に並べる
2.「地獄乗り」と一緒にパンチ！
3.「好奇心」で息切れを防ぐ！
■弱点
・軽量全体除去
というわけで本日は以上です！
どう使っても強いカードほど、使い方が悩ましいもの。好奇心を忘れずに、可能性を模索していきたいところです！
本日から本格的に「アヴァシンの帰還」のスポイラー情報が出始めたようですね！！
さすが第3セット、強力なカードが盛り沢山で朝から興奮しきりです＾＾
今回の天使やデーモンは4〜5マナの実用的な範囲におさまっているので、構築で見かけるカードもかなり出てきそうですね！
夢は膨らみますが、自分としては呪禁付きセラの天使なんかをリクエストしたいです！
さて、スポイラーについては今後も注視を続けるとして、今日も今日とてデッキ構築です。
本日は「闇の隆盛」発のグッドスタッフ、「地獄乗り」を主軸に組んでみました！
また明日、解説いたします！
さすが第3セット、強力なカードが盛り沢山で朝から興奮しきりです＾＾
今回の天使やデーモンは4〜5マナの実用的な範囲におさまっているので、構築で見かけるカードもかなり出てきそうですね！
夢は膨らみますが、自分としては呪禁付きセラの天使なんかをリクエストしたいです！
さて、スポイラーについては今後も注視を続けるとして、今日も今日とてデッキ構築です。
本日は「闇の隆盛」発のグッドスタッフ、「地獄乗り」を主軸に組んでみました！
「地獄乗り」デッキ
●土地 24
山 16
島 4
硫黄の滝 4
●クリーチャー 22
流城の貴族 4
渋面の溶岩使い 4
嵐血の狂戦士 4
チャンドラのフェニックス 4
地獄乗り 4
ファイレクシアの変形者 2
●スペル 14
好奇心 4
うろつく餌食の呪い 4
電弧の痕跡 3
電位の負荷 3
また明日、解説いたします！
「陰惨な発見」デッキ 解説編
2012年3月29日 TCG全般先日に引き続き、「陰惨な発見」デッキの解説編です！
■陰鬱のための生け贄
イニストラードにて登場した能力語「陰鬱」は、ターン中にクリーチャーが死亡している場合になんらかのボーナスが得られる能力です。
素でキャストしてもそこそこ実用にたえる効果を持ち、陰鬱を達成している場合は1〜2マナ分レシオの優れた効果が使えるとあって、安定的に陰鬱を達成する手段さえ確保できればなかなか優秀です。
今回はこうした「陰鬱」持ちの呪文を活用するため、生け贄能力を持つクリーチャーと併用することにしました！
「悲劇的な過ち」と「煙霧吐き」、「隊商の夜番」と「夜明け歩きの大鹿」はそれぞれ似たような効果を持ち、単体で引いた場合もデッキの動きの均一化に貢献します。
さらにセットで引いた場合は相乗効果が期待できるとあって、これら計16枚はデッキの中核を任せられる組み合わせと言えそうです。
陰鬱呪文と生け贄能力クリーチャーが「除去」と「マナ加速」に揃っているので、デッキの形は除去でしのいで大型呪文につなぐビッグマナにするのが良さそうです。
■除去とマナ加速の補強
デッキの動きをさらに安定化するため、追加の除去として「迫撃鞘」「ヴェールのリリアナ」、マナ加速として「真面目な身代わり」を投入しました。
二種の除去は繰り返し使え、マナ加速はクリーチャーです。ここまで揃えれば陰鬱達成は容易にできるでしょう！
■陰鬱呪文のフィニッシャー
陰鬱の力を借りて除去とマナ加速を安定化する基盤は整いました。後はフィニッシャーにつなぐだけですが、フィニッシャーにも構成に適したカードが用意されています！
大型陰鬱持ちで、ひとたび戦場に出られれば支配力の非常に高いこのクリーチャー。陰鬱デッキのフィニッシャーとしてこれ以上ない存在です。
フィニッシャーにも厚みを持たせるため、魂刈りのほかには「墓所のタイタン」「不浄なる者、ミケウス」を投入しています。どちらも陰鬱とは好相性なカードであり、クロージングに役立つでしょう。
さらに中盤を支える上で役に立つ、こんな陰鬱呪文もあります。
もう1マナ軽くして「精神腐敗」の上位互換にしてくれても良いような気がしますが、「選んで2枚捨てさせる」というのはそれだけ強力なのでしょう。
加速から3ターン目に陰鬱しつつこれを唱えられたら最高です！
■土地スロットも活用！
陰鬱を割り振られているだけあって、黒緑の能力土地は陰鬱達成に貢献してくれます。
現状では黒緑で使いやすいドローが少ないので、ドローできる土地というのは願ってもない話です。この土地で「真面目な身代わり」を生け贄にしたら、なんて考えるだけで興奮してしまいますね！
■戦略
1.除去でしのぎつつマナ加速
2.ビッグスペルでクロージング！
■弱点
・高速デッキ
・パーミッション
というわけで本日は以上です！
地味な能力語「陰鬱」ですが、意外にデッキを組めるだけのパーツは揃っていそうです！対戦相手を陰鬱な気持ちにさせたい貴方は、試してみると良さそうです。
■陰鬱のための生け贄
イニストラードにて登場した能力語「陰鬱」は、ターン中にクリーチャーが死亡している場合になんらかのボーナスが得られる能力です。
悲劇的な過ち (黒)
インスタント
クリーチャー１体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。
陰鬱 ― このターン、いずれかのクリーチャーが死亡していた場合、代わりにそのクリーチャーはターン終了時まで-13/-13の修整を受ける。
隊商の夜番 (緑)
ソーサリー
あなたのライブラリーから基本土地カードを１枚探し、それを公開してあなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
陰鬱 ― このターン、いずれかのクリーチャーが死亡していた場合、あなたはそのカードをあなたの手札に加える代わりに戦場に出してもよい。
素でキャストしてもそこそこ実用にたえる効果を持ち、陰鬱を達成している場合は1〜2マナ分レシオの優れた効果が使えるとあって、安定的に陰鬱を達成する手段さえ確保できればなかなか優秀です。
今回はこうした「陰鬱」持ちの呪文を活用するため、生け贄能力を持つクリーチャーと併用することにしました！
煙霧吐き (黒)
クリーチャー — ホラー
煙霧吐きを生け贄に捧げる：クリーチャー１体を対象とする。それの上に-1/-1カウンターを１個置く。
1/1
夜明け歩きの大鹿 (１)(緑)
クリーチャー — 大鹿
(緑),夜明け歩きの大鹿を生け贄に捧げる：あなたのライブラリーから基本土地カードを１枚探し、それをタップ状態で戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
2/2
「悲劇的な過ち」と「煙霧吐き」、「隊商の夜番」と「夜明け歩きの大鹿」はそれぞれ似たような効果を持ち、単体で引いた場合もデッキの動きの均一化に貢献します。
さらにセットで引いた場合は相乗効果が期待できるとあって、これら計16枚はデッキの中核を任せられる組み合わせと言えそうです。
陰鬱呪文と生け贄能力クリーチャーが「除去」と「マナ加速」に揃っているので、デッキの形は除去でしのいで大型呪文につなぐビッグマナにするのが良さそうです。
■除去とマナ加速の補強
デッキの動きをさらに安定化するため、追加の除去として「迫撃鞘」「ヴェールのリリアナ」、マナ加速として「真面目な身代わり」を投入しました。
二種の除去は繰り返し使え、マナ加速はクリーチャーです。ここまで揃えれば陰鬱達成は容易にできるでしょう！
■陰鬱呪文のフィニッシャー
陰鬱の力を借りて除去とマナ加速を安定化する基盤は整いました。後はフィニッシャーにつなぐだけですが、フィニッシャーにも構成に適したカードが用意されています！
深淵からの魂刈り (３)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン
飛行
陰鬱 ― 各終了ステップの開始時に、このターン、いずれかのクリーチャーが死亡していた場合、デーモンでないクリーチャー１体を対象とし、それを破壊する。
6/6
大型陰鬱持ちで、ひとたび戦場に出られれば支配力の非常に高いこのクリーチャー。陰鬱デッキのフィニッシャーとしてこれ以上ない存在です。
フィニッシャーにも厚みを持たせるため、魂刈りのほかには「墓所のタイタン」「不浄なる者、ミケウス」を投入しています。どちらも陰鬱とは好相性なカードであり、クロージングに役立つでしょう。
さらに中盤を支える上で役に立つ、こんな陰鬱呪文もあります。
陰惨な発見 (２)(黒)(黒)
ソーサリー
プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーはカードを２枚捨てる。
陰鬱 ― このターン、いずれかのクリーチャーが死亡していた場合、代わりにそのプレイヤーは自分の手札を公開し、あなたはその中からカードを２枚選ぶ。その後、そのプレイヤーはそれらのカードを捨てる。
もう1マナ軽くして「精神腐敗」の上位互換にしてくれても良いような気がしますが、「選んで2枚捨てさせる」というのはそれだけ強力なのでしょう。
加速から3ターン目に陰鬱しつつこれを唱えられたら最高です！
■土地スロットも活用！
陰鬱を割り振られているだけあって、黒緑の能力土地は陰鬱達成に貢献してくれます。
不気味な辺境林
土地
(Ｔ)：あなたのマナ・プールに(１)を加える。
(２)(黒)(緑),(Ｔ),クリーチャーを１体生け贄に捧げる：カードを１枚引く。
現状では黒緑で使いやすいドローが少ないので、ドローできる土地というのは願ってもない話です。この土地で「真面目な身代わり」を生け贄にしたら、なんて考えるだけで興奮してしまいますね！
■戦略
1.除去でしのぎつつマナ加速
2.ビッグスペルでクロージング！
■弱点
・高速デッキ
・パーミッション
というわけで本日は以上です！
地味な能力語「陰鬱」ですが、意外にデッキを組めるだけのパーツは揃っていそうです！対戦相手を陰鬱な気持ちにさせたい貴方は、試してみると良さそうです。
「陰惨な発見」デッキ
2012年3月28日 TCG全般 コメント (2)すっかり暖かくなってきた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
自分は最近Mac BookにWindowsを入れたので、MOの導入を検討しているところです！結構金遣いが荒い人間なのでおっかなびっくりですが、まずは無料でできるところから遊んでいきたいと思います＾＾
さて、皆さんそれぞれ「お気に入りのカラーコンビネーション」というものがあると思います。自分としては何故か黒緑という組み合わせが一番好きで、新セットが出て最初に組むデッキは大抵黒緑だったりします。
イニストラードで黒緑に割り振られているキーワードは「陰鬱」。思えばこのキーワードを軸にデッキ構築したことがなかったので、本日は試みに「陰鬱」デッキを考えてみました。
また明日、解説いたします！
自分は最近Mac BookにWindowsを入れたので、MOの導入を検討しているところです！結構金遣いが荒い人間なのでおっかなびっくりですが、まずは無料でできるところから遊んでいきたいと思います＾＾
さて、皆さんそれぞれ「お気に入りのカラーコンビネーション」というものがあると思います。自分としては何故か黒緑という組み合わせが一番好きで、新セットが出て最初に組むデッキは大抵黒緑だったりします。
イニストラードで黒緑に割り振られているキーワードは「陰鬱」。思えばこのキーワードを軸にデッキ構築したことがなかったので、本日は試みに「陰鬱」デッキを考えてみました。
「陰惨な発見」デッキ
●土地 24
森 8
沼 8
森林の墓地 4
不気味な辺境林 2
進化する未開地 2
●クリーチャー 19
煙霧吐き 4
夜明け歩きの大鹿 4
真面目な身代わり 4
深淵からの魂刈り 3
墓所のタイタン 3
不浄なる者、ミケウス 1
●スペル 17
悲劇的な過ち 4
隊商の夜番 4
迫撃鞘 3
ヴェールのリリアナ 2
陰惨な発見 4
また明日、解説いたします！
「同族の呼び声」デッキ 解説編
2012年3月15日 TCG全般 コメント (2)先日に引き続き、「同族の呼び声」デッキの解説編です！
■「同族の呼び声」に最も適したクリーチャー・タイプ
「同族の呼び声」はエンチャントしたクリーチャーと共通のタイプを持つクリーチャーを毎ターン戦場に出せるエンチャントです。
P/T修正などが特になく、エンチャントしたクリーチャーを除去されたら簡単にアドを失ってしまうという弱点はありますが、場持ちすれば「毎ターンノーコストで擬似サーチできる」ということで、莫大なアドが稼げるポテンシャルを秘めています。
スピリットやゾンビなどの部族デッキで使うのも一案ですが、テンポ重視の部族デッキで、スロットを割いて隙をさらすかどうか、というと厳しいところでしょう。
それよりもコンボ的な側面の強いデッキで使う方が現実的ですが、同一のクリーチャー・タイプ内で成立するコンボなんてありそうもない話です。
ですが、実はそんなクリーチャーがいるんですね！そう、マイアです！
「マイアの感電者」2体と「パラジウムのマイア」がいれば、感電者の能力を交互に起動して無限マナが成立します。おかわりなんて普通はそうそう期待できるものではありませんが、「同族の呼び声」があれば話は別です！
毎ターン山札から5枚、ドローで1枚掘り進めれば、エンチャント後ものの数ターンでコンボの形を作れるでしょう。
X火力を握っていれば、その段階でGood Gameです。
さらに注目すべきは、マイア内に無限マナの受け皿がある点でしょう。
こいつも召集できれば無限トークン達成です。
これだけでは個々のカードが弱すぎて難しいところですが、マイアには割のいいフィニッシャーもいます！
こいつの除去耐性とクロージング力はなかなかのもの。時にはコンボを目指すより先にこいつを場に出す動きが優先されそうです。
マイアといえば昨年同時期、感電者に欠片の双子をエンチャントするコンボデッキが存在しましたが、エンチャント先を選ばない「同族の呼び声」は同等以上のポテンシャルを秘めているかもしれません。
■除去耐性を求めて
エンチャントを利用したコンボである以上、除去耐性の付与は最大の課題です。が、「呪文滑り」という屈指の避雷針を擁する現環境なら、ある程度成功は狙いやすいと考えられるでしょう。
さらにマイアの中にはこんないぶし銀もいます。
「悲劇的な過ち」というキラーカードが主要除去なので過信はできませんが、感電者の後に出せばケアは可能です。火力や破壊系の除去は無効化できるので、「呪文滑り」の5枚目としては十分です。
■その他のカード選択
その他のカードの選択理由は以下の通りです。
・「赤の太陽の頂点」…無限マナの受け皿として最もシンプルなカード。さらに流行りの不死に効果的なので、単なる除去として見ても優秀です。
・「鞭打ち炎」…タフ2までで落としたい茶生物なんていないので、ほぼ確実に「相手だけ紅蓮地獄」となります。
形を作るまでは防御的なデッキですが、「呪文滑り」「マイアの繁殖者」「ダークスティールのマイア」などのブロッカーと上記の除去があれば時間稼ぎは割と成功しそうです。
■戦略
1.ブロッカーと除去でしのぐ
2.「呪文滑り」か「ダークスティールのマイア」の到着を待って「同族の呼び声」！
3.途中「マイアの戦闘球」などを挟みつつコンボ達成！
■弱点
・高速デッキ
・全体除去
というわけで本日は以上です！
カードプールが広がるごとに、過去のカードが違った表情を見せること。毎度思いますがマジックの大きな魅力の一つでしょう。
法務官やら構築物やら、「同族の呼び声」にはまだまだ色々な可能性がありそうです。お気に入りのクリーチャーでデッキを組む、良い理由になってくれそうですね。
■「同族の呼び声」に最も適したクリーチャー・タイプ
「同族の呼び声」はエンチャントしたクリーチャーと共通のタイプを持つクリーチャーを毎ターン戦場に出せるエンチャントです。
同族の呼び声 (３)(青)
エンチャント — オーラ
エンチャント（クリーチャー）
あなたのアップキープの開始時に、あなたはあなたのライブラリーの一番上から５枚のカードを見てもよい。そうした場合、それらの中からエンチャントされているクリーチャーと共通のクリーチャー・タイプを持つクリーチャー・カードを１枚、戦場に出してもよい。その後、それらの残りのカードをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
P/T修正などが特になく、エンチャントしたクリーチャーを除去されたら簡単にアドを失ってしまうという弱点はありますが、場持ちすれば「毎ターンノーコストで擬似サーチできる」ということで、莫大なアドが稼げるポテンシャルを秘めています。
スピリットやゾンビなどの部族デッキで使うのも一案ですが、テンポ重視の部族デッキで、スロットを割いて隙をさらすかどうか、というと厳しいところでしょう。
それよりもコンボ的な側面の強いデッキで使う方が現実的ですが、同一のクリーチャー・タイプ内で成立するコンボなんてありそうもない話です。
ですが、実はそんなクリーチャーがいるんですね！そう、マイアです！
マイアの感電者 (３)
アーティファクト クリーチャー — マイア
あなたがコントロールする他のマイア・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
(１),(Ｔ)：あなたがコントロールする他の各マイアをアンタップする。
2/2
パラジウムのマイア (３)
アーティファクト クリーチャー — マイア
(Ｔ)：あなたのマナ・プールに(２)を加える。
2/2
「マイアの感電者」2体と「パラジウムのマイア」がいれば、感電者の能力を交互に起動して無限マナが成立します。おかわりなんて普通はそうそう期待できるものではありませんが、「同族の呼び声」があれば話は別です！
毎ターン山札から5枚、ドローで1枚掘り進めれば、エンチャント後ものの数ターンでコンボの形を作れるでしょう。
X火力を握っていれば、その段階でGood Gameです。
さらに注目すべきは、マイア内に無限マナの受け皿がある点でしょう。
マイアの繁殖者 (３)
アーティファクト クリーチャー — マイア
(３),(Ｔ)：マイアの繁殖者のコピーであるトークンを１体戦場に出す。
1/1
こいつも召集できれば無限トークン達成です。
これだけでは個々のカードが弱すぎて難しいところですが、マイアには割のいいフィニッシャーもいます！
マイアの戦闘球 (７)
アーティファクト クリーチャー — マイア 構築物
マイアの戦闘球が戦場に出たとき、無色の1/1のマイア・アーティファクト・クリーチャー・トークンを４体戦場に出す。
マイアの戦闘球が攻撃するたび、あなたはあなたがコントロールするアンタップ状態のマイアをＸ体タップしてもよい。そうした場合、マイアの戦闘球はターン終了時まで+X/+0の修整を受けるとともに、防御プレイヤーにＸ点のダメージを与える。
4/7
こいつの除去耐性とクロージング力はなかなかのもの。時にはコンボを目指すより先にこいつを場に出す動きが優先されそうです。
マイアといえば昨年同時期、感電者に欠片の双子をエンチャントするコンボデッキが存在しましたが、エンチャント先を選ばない「同族の呼び声」は同等以上のポテンシャルを秘めているかもしれません。
■除去耐性を求めて
エンチャントを利用したコンボである以上、除去耐性の付与は最大の課題です。が、「呪文滑り」という屈指の避雷針を擁する現環境なら、ある程度成功は狙いやすいと考えられるでしょう。
さらにマイアの中にはこんないぶし銀もいます。
ダークスティールのマイア (３)
アーティファクト クリーチャー — マイア
ダークスティールのマイアは破壊されない。（致死ダメージや”破壊する”効果ではそれは破壊されない。それのタフネスが０以下である場合は、それはオーナーの墓地に置かれる。）
0/1
「悲劇的な過ち」というキラーカードが主要除去なので過信はできませんが、感電者の後に出せばケアは可能です。火力や破壊系の除去は無効化できるので、「呪文滑り」の5枚目としては十分です。
■その他のカード選択
その他のカードの選択理由は以下の通りです。
・「赤の太陽の頂点」…無限マナの受け皿として最もシンプルなカード。さらに流行りの不死に効果的なので、単なる除去として見ても優秀です。
・「鞭打ち炎」…タフ2までで落としたい茶生物なんていないので、ほぼ確実に「相手だけ紅蓮地獄」となります。
形を作るまでは防御的なデッキですが、「呪文滑り」「マイアの繁殖者」「ダークスティールのマイア」などのブロッカーと上記の除去があれば時間稼ぎは割と成功しそうです。
■戦略
1.ブロッカーと除去でしのぐ
2.「呪文滑り」か「ダークスティールのマイア」の到着を待って「同族の呼び声」！
3.途中「マイアの戦闘球」などを挟みつつコンボ達成！
■弱点
・高速デッキ
・全体除去
というわけで本日は以上です！
カードプールが広がるごとに、過去のカードが違った表情を見せること。毎度思いますがマジックの大きな魅力の一つでしょう。
法務官やら構築物やら、「同族の呼び声」にはまだまだ色々な可能性がありそうです。お気に入りのクリーチャーでデッキを組む、良い理由になってくれそうですね。
「同族の呼び声」デッキ
2012年3月14日 TCG全般すっかり春めいてきた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はこのところ毎週末のように釣りに出かけています。先週は人生初！のアマゴを釣りました。
釣行の予定を立てるのはマジックのデッキを作るのに似た面白さがあり、最近はすっかりそっちに気をとられていました＾＾;
てなわけで久々の更新となりましたが、本日はずばり「同族の呼び声」をテーマにデッキ構築していきたいと思います！
また明日、解説いたします！
私はこのところ毎週末のように釣りに出かけています。先週は人生初！のアマゴを釣りました。
釣行の予定を立てるのはマジックのデッキを作るのに似た面白さがあり、最近はすっかりそっちに気をとられていました＾＾;
てなわけで久々の更新となりましたが、本日はずばり「同族の呼び声」をテーマにデッキ構築していきたいと思います！
「同族の呼び声」デッキ
●土地 24
島 6
山 6
硫黄の滝 4
進化する未開地 4
埋没した廃墟 4
●クリーチャー 24
呪文滑り 4
マイアの繁殖者 4
マイアの感電者 4
ダークスティールのマイア 4
パラジウムのマイア 4
マイアの戦闘球 4
●スペル 12
鞭打ち炎 4
同族の呼び声 4
赤の太陽の頂点 4
また明日、解説いたします！
「常なる狼」デッキ 解説編
2012年2月26日 TCG全般 コメント (2)先日に引き続き、「常なる狼」デッキの解説編です！
■常に居続ける狼たち
「狼男」の持つ問題点は、そのほとんどが自前の除去耐性を持たず、一発の全体除去で沈んでしまうところにあります。
というわけで今回は「若き狼」「紅蓮心の狼」といった不死持ち狼の力を借りて、「狼」部族デッキという体裁をとりました。
さらにこの戦略を強化するため、二種のただ強カードの力を借りることにしました！
ガラクさんの方は言うに及ばす、狼製造機として働きつつ、除去までこなす優れもの。また、「肉体と精神の剣」はダメージトリガーで狼を生産してくれるため、戦場に「肉体と精神の剣」と不死クリーチャーさえいれば、全体除去後も戦線を崩されることはありません！
どちらも地力のあるカードなので、「狼」デッキを成立させる上で大いに貢献してくれるでしょう。
■三種類の不死クリーチャー
先日紹介した「若き狼」、「紅蓮心の狼」に加え、追加の不死として「絡み根の霊」を投入しました！
このクリーチャーは狼でもなんでもなくスピリットだったりするわけですが、「復讐蔦」にも似た強クリーチャーであり、不死戦略を後押ししてくれる存在なので入れない理由はないでしょう。緑系ビートを選択する理由となるカードなので、緑が濃ければとりあえず入れて良いカードだと思われます。
■階段を描くロード達
狼デッキの長所、それはなんと言っても「2マナ→3マナ」とマナ域がかぶらずに存在する二種のロードでしょう。
2T目「アヴァブルックの町長」→3T目「常なる狼」と展開し、町長が変身すればそれだけでゲームに勝てるポテンシャルがあります。デッキ内に8体のロードがいるので、序盤から積極的に展開して良いでしょう。
■その他のカード選択
その他のカードの選択理由は以下の通りです。
・「狼に噛まれた囚人」
優秀な1マナ域。蛇口能力を持っているので、淀みない流れで変身を狙えます。
・「高原の狩りの達人」
「闇の隆盛」が生んだグッドスタッフ。CIPで仕事をするため自前で除去に強い、数少ないカードです。
・「電弧の痕跡」
緑の天敵、「ミラディンの十字軍」の対策として。
脇を固めるカードも揃い、「狼」デッキは十分に成立しそうな気がします！
■戦略
1.狼大量展開
2.ロードで支援しつつパンチ！
3.剣とガラクで全体除去後も安心！
■弱点
・漸増爆弾
・墓地を悪用するデッキ
というわけで本日は以上です！
狼が大量に並ぶと、モフモフしてて和みます！イヌ好きの方には特に「狼」デッキをおすすめしたいです。
■常に居続ける狼たち
「狼男」の持つ問題点は、そのほとんどが自前の除去耐性を持たず、一発の全体除去で沈んでしまうところにあります。
というわけで今回は「若き狼」「紅蓮心の狼」といった不死持ち狼の力を借りて、「狼」部族デッキという体裁をとりました。
さらにこの戦略を強化するため、二種のただ強カードの力を借りることにしました！
情け知らずのガラク (３)(緑)
プレインズウォーカー — ガラク
情け知らずのガラクの上の忠誠カウンターが２個以下であるとき、彼を変身させる。
[0]：クリーチャー１体を対象とする。情け知らずのガラクはそれに３点のダメージを与える。そのクリーチャーは彼に、それのパワーに等しい点数のダメージを与える。
[0]：緑の2/2の狼クリーチャー・トークンを１体戦場に出す。
3
ヴェールの呪いのガラク
〔黒/緑〕 プレインズウォーカー — ガラク
[+1]：接死を持つ黒の1/1の狼クリーチャー・トークンを１体戦場に出す。
[-1]：クリーチャーを１体生け贄に捧げる。そうした場合、あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを１枚探し、それを公開してあなたの手札に加える。そのあと、あなたのライブラリーを切り直す。
[-3]：あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+X/+Xの修整を受けるとともにトランプルを得る。Ｘは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードの枚数である。
肉体と精神の剣 (３)
アーティファクト — 装備品
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともにプロテクション（緑）とプロテクション（青）を持つ。
装備しているクリーチャーがいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは緑の2/2の狼クリーチャー・トークンを１体戦場に出し、そのプレイヤーのライブラリーの一番上から１０枚のカードをそのプレイヤーの墓地に置く。
装備(２)
ガラクさんの方は言うに及ばす、狼製造機として働きつつ、除去までこなす優れもの。また、「肉体と精神の剣」はダメージトリガーで狼を生産してくれるため、戦場に「肉体と精神の剣」と不死クリーチャーさえいれば、全体除去後も戦線を崩されることはありません！
どちらも地力のあるカードなので、「狼」デッキを成立させる上で大いに貢献してくれるでしょう。
■三種類の不死クリーチャー
先日紹介した「若き狼」、「紅蓮心の狼」に加え、追加の不死として「絡み根の霊」を投入しました！
このクリーチャーは狼でもなんでもなくスピリットだったりするわけですが、「復讐蔦」にも似た強クリーチャーであり、不死戦略を後押ししてくれる存在なので入れない理由はないでしょう。緑系ビートを選択する理由となるカードなので、緑が濃ければとりあえず入れて良いカードだと思われます。
■階段を描くロード達
狼デッキの長所、それはなんと言っても「2マナ→3マナ」とマナ域がかぶらずに存在する二種のロードでしょう。
アヴァブルックの町長 (１)(緑)
クリーチャー — 人間 アドバイザー 狼男
あなたがコントロールする他の人間クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合、アヴァブルックの町長を変身させる。
1/1
吠え群れの頭目
〔緑〕 クリーチャー — 狼男
あなたがコントロールする他の狼男クリーチャーと狼クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたの終了ステップの開始時に、緑の2/2の狼クリーチャー・トークンを１体戦場に出す。
各アップキープの開始時に、直前のターンにいずれかのプレイヤーが２つ以上の呪文を唱えていた場合、吠え群れの頭目を変身させる。
3/3
常なる狼 (１)(赤)(緑)
クリーチャー — 狼
威嚇（このクリーチャーはアーティファクト・クリーチャーかそれと共通の色を持つクリーチャー以外にはブロックされない。）
あなたがコントロールする他の狼クリーチャーと狼男クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたがコントロールする人間でない狼男は変身できない。
2/2
2T目「アヴァブルックの町長」→3T目「常なる狼」と展開し、町長が変身すればそれだけでゲームに勝てるポテンシャルがあります。デッキ内に8体のロードがいるので、序盤から積極的に展開して良いでしょう。
■その他のカード選択
その他のカードの選択理由は以下の通りです。
・「狼に噛まれた囚人」
優秀な1マナ域。蛇口能力を持っているので、淀みない流れで変身を狙えます。
・「高原の狩りの達人」
「闇の隆盛」が生んだグッドスタッフ。CIPで仕事をするため自前で除去に強い、数少ないカードです。
・「電弧の痕跡」
緑の天敵、「ミラディンの十字軍」の対策として。
脇を固めるカードも揃い、「狼」デッキは十分に成立しそうな気がします！
■戦略
1.狼大量展開
2.ロードで支援しつつパンチ！
3.剣とガラクで全体除去後も安心！
■弱点
・漸増爆弾
・墓地を悪用するデッキ
というわけで本日は以上です！
狼が大量に並ぶと、モフモフしてて和みます！イヌ好きの方には特に「狼」デッキをおすすめしたいです。
イニストラードの主要部族である「ゾンビ」「スピリット」「吸血鬼」そして「狼男」は、それぞれロードなどの部族サポートを有しており、デッキを組めるだけの条件が整っています。
しかし「ゾンビ」と「スピリット」以外の二種はなかなか形にするのが困難で、見かけることも多くありません。
これはひとえに「全体除去への耐性」という点が問題になっており、ゾンビにおける「墓所這い」「ゲラルフの伝書使」、スピリットにおける「未練ある魂」のような存在が欠けている点が最も大きな問題だと思われます。
しかし、「狼男」の場合、視点を少し広げて「狼」カードにまで目を向けてみるとどうでしょう。
こ、これぞまさに全体除去耐性！幸いロードとなる「常なる狼」「吠え群れの頭目」は狼クリーチャーであっても強化してくれます。
なんだかデッキになりそうな予感？ということで、本日は「常なる狼」を主軸にして狼デッキを制作しました！
また明日、解説いたします！
しかし「ゾンビ」と「スピリット」以外の二種はなかなか形にするのが困難で、見かけることも多くありません。
これはひとえに「全体除去への耐性」という点が問題になっており、ゾンビにおける「墓所這い」「ゲラルフの伝書使」、スピリットにおける「未練ある魂」のような存在が欠けている点が最も大きな問題だと思われます。
しかし、「狼男」の場合、視点を少し広げて「狼」カードにまで目を向けてみるとどうでしょう。
若き狼 (緑)
クリーチャー — 狼
不死（このクリーチャーが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが１個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。）
1/1
紅蓮心の狼 (２)(赤)
クリーチャー — 狼
紅蓮心の狼が攻撃するたび、このターン、あなたがコントロールする各クリーチャーは、２体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。
不死（このクリーチャーが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが１個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。）
1/1
こ、これぞまさに全体除去耐性！幸いロードとなる「常なる狼」「吠え群れの頭目」は狼クリーチャーであっても強化してくれます。
なんだかデッキになりそうな予感？ということで、本日は「常なる狼」を主軸にして狼デッキを制作しました！
「常なる狼」デッキ
●土地 24
森 8
山 6
根縛りの岩山 4
銅線の地溝 4
ケッシグの狼の地 2
●クリーチャー 26
若き狼 4
狼に噛まれた囚人 4
絡み根の霊 4
アヴァブルックの町長 4
紅蓮心の狼 2
常なる狼 4
高原の狩りの達人 4
●スペル 10
電弧の痕跡 4
肉体と精神の剣 3
情け知らずのガラク 3
また明日、解説いたします！
「憎悪縛りの剥ぎ取り」デッキ 解説編
2012年2月22日 TCG全般 コメント (2)先日に引き続き、「憎悪縛りの剥ぎ取り」デッキの解説編をお送りします！
■「信仰無き物あさり」と「掘葬の儀式」
「闇の隆盛」にて登場した「信仰無き物あさり」は、墓地をリソースとして活用するデッキにおいて、これ以上ない強カード。表裏計4マナにしてライブラリーを4枚掘り進め、任意の手札を4枚落とせるということで、初手に1枚でもあればその後の展開は約束されたも同然です。
墓地を活用する方法もさまざまある中、今回はシンプルに「掘葬の儀式」によるリアニメイトギミックを主軸に据えました。
「信仰無き物あさり」、そして適量のクリーチャーがいれば、序盤からガンガンリアニメイトすることも可能でしょう。
●最もリアニメイトに適したクリーチャーとは…？
では、釣り上げる獲物として最適なクリーチャーとはなんでしょうか。
ここで登場するのが、標題の通り「憎悪縛りの剥ぎ取り」です！
不死を持った大型デビル。注目すべきはその誘発型能力で、不死を達成したときのみならず、「墓地から戦場に出たクリーチャー」全てに対して有効な点が強力です。
不死という除去耐性を持ち、CIPダメージで隙が少ない。さらに後続の脅威を加速できるということで、リアニメイトの難点である悠長さを緩和できる逸材です。
晴れて「信仰無き物あさり」という下準備、「掘葬の儀式」という釣竿、「憎悪縛りの剥ぎ取り」という獲物が揃いました！
どの要素も妨害手段に対して耐性を持っているため、リアニメイトは安定して成功するはずです。
デッキの骨組みは完成したので、後は肉付けの作業となります。
■デッキを彩るファッティ達
リアニメイトの楽しみは、何と言っても重いクリーチャーをバンバン出せるところ。とにかく自分の好きなファッティを詰め込んでみました。
・「業火のタイタン」「虐殺のワーム」「大修道士、エリシュ・ノーン」
ボード立て直し班。リアニメイト達成まではマグロなので、これらで一気に逆転したいところです。
・「ルーン傷の悪魔」「囁く者、シェオルドレッド」
リアニメイト戦略の補強班。ルーン傷には「掘葬の儀式」を持ってきてもらうのが基本となります。
・「墓所のタイタン」「縫合グール」
打点班。特に「憎悪縛りの剥ぎ取り」をコントロールしている状態で「縫合グール」を釣りあげれば、ワンショットキルも可能です。
・「ファイレクシアの変形者」
クローン班。「憎悪縛りの剥ぎ取り」とのシナジーはもちろん、釣ったファッティを3マナで分身させられるのですから強力です。
クリーチャー選択は個々人のお好みでしょうか。とりあえずクリーチャー18枚という枚数はそこそこ適正に感じています。
■その他のスペル
リアニメイト達成までの繋ぎとなるカードを盛り込みました！
・「悲劇的な過ち」「金屑の嵐」「黒の太陽の頂点」
時間稼ぎ班。特に全体除去は、不死達成前の「憎悪縛りの剥ぎ取り」が複数並んだ状態で打てば勝ち手段にもなります。
・「砕かれた知覚」
ライブラリー掘削班。初手がファッティだらけのハンドになった際、勝利への糸口となります。
■戦略
1.「信仰無き物あさり」「砕かれた知覚」で墓地を肥やし、手札整理
2.除去で時間を稼ぐ
3.リアニメイト達成してパンチ！
■弱点
墓地対策
ということで本日は以上です！
やはりせっかくのイニストラードブロック、リアニメイトをしなければもったいない！対策カードはたくさんありますが、サイド後「精神的つまづき」を握りしめつつ頑張れるかも？
あなたならどのように墓地を利用するでしょうか。考えるだけで楽しいです！＾＾
■「信仰無き物あさり」と「掘葬の儀式」
「闇の隆盛」にて登場した「信仰無き物あさり」は、墓地をリソースとして活用するデッキにおいて、これ以上ない強カード。表裏計4マナにしてライブラリーを4枚掘り進め、任意の手札を4枚落とせるということで、初手に1枚でもあればその後の展開は約束されたも同然です。
墓地を活用する方法もさまざまある中、今回はシンプルに「掘葬の儀式」によるリアニメイトギミックを主軸に据えました。
堀葬の儀式 (４)(黒)
ソーサリー
あなたの墓地にあるクリーチャー・カード１枚を対象とし、それを戦場に戻す。
フラッシュバック(３)(白)（あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。）
「信仰無き物あさり」、そして適量のクリーチャーがいれば、序盤からガンガンリアニメイトすることも可能でしょう。
●最もリアニメイトに適したクリーチャーとは…？
では、釣り上げる獲物として最適なクリーチャーとはなんでしょうか。
ここで登場するのが、標題の通り「憎悪縛りの剥ぎ取り」です！
憎悪縛りの剥ぎ取り (５)(赤)
クリーチャー — デビル
不死（このクリーチャーが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが１個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。）
憎悪縛りの剥ぎ取りか他のクリーチャーがあなたの墓地から戦場に出るたび、クリーチャー１体かプレイヤー１人を対象とする。その戦場に出たクリーチャーは、そのクリーチャーかプレイヤーに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
4/2
不死を持った大型デビル。注目すべきはその誘発型能力で、不死を達成したときのみならず、「墓地から戦場に出たクリーチャー」全てに対して有効な点が強力です。
不死という除去耐性を持ち、CIPダメージで隙が少ない。さらに後続の脅威を加速できるということで、リアニメイトの難点である悠長さを緩和できる逸材です。
晴れて「信仰無き物あさり」という下準備、「掘葬の儀式」という釣竿、「憎悪縛りの剥ぎ取り」という獲物が揃いました！
どの要素も妨害手段に対して耐性を持っているため、リアニメイトは安定して成功するはずです。
デッキの骨組みは完成したので、後は肉付けの作業となります。
■デッキを彩るファッティ達
リアニメイトの楽しみは、何と言っても重いクリーチャーをバンバン出せるところ。とにかく自分の好きなファッティを詰め込んでみました。
・「業火のタイタン」「虐殺のワーム」「大修道士、エリシュ・ノーン」
ボード立て直し班。リアニメイト達成まではマグロなので、これらで一気に逆転したいところです。
・「ルーン傷の悪魔」「囁く者、シェオルドレッド」
リアニメイト戦略の補強班。ルーン傷には「掘葬の儀式」を持ってきてもらうのが基本となります。
・「墓所のタイタン」「縫合グール」
打点班。特に「憎悪縛りの剥ぎ取り」をコントロールしている状態で「縫合グール」を釣りあげれば、ワンショットキルも可能です。
・「ファイレクシアの変形者」
クローン班。「憎悪縛りの剥ぎ取り」とのシナジーはもちろん、釣ったファッティを3マナで分身させられるのですから強力です。
クリーチャー選択は個々人のお好みでしょうか。とりあえずクリーチャー18枚という枚数はそこそこ適正に感じています。
■その他のスペル
リアニメイト達成までの繋ぎとなるカードを盛り込みました！
・「悲劇的な過ち」「金屑の嵐」「黒の太陽の頂点」
時間稼ぎ班。特に全体除去は、不死達成前の「憎悪縛りの剥ぎ取り」が複数並んだ状態で打てば勝ち手段にもなります。
・「砕かれた知覚」
ライブラリー掘削班。初手がファッティだらけのハンドになった際、勝利への糸口となります。
■戦略
1.「信仰無き物あさり」「砕かれた知覚」で墓地を肥やし、手札整理
2.除去で時間を稼ぐ
3.リアニメイト達成してパンチ！
■弱点
墓地対策
ということで本日は以上です！
やはりせっかくのイニストラードブロック、リアニメイトをしなければもったいない！対策カードはたくさんありますが、サイド後「精神的つまづき」を握りしめつつ頑張れるかも？
あなたならどのように墓地を利用するでしょうか。考えるだけで楽しいです！＾＾
「憎悪縛りの剥ぎ取り」デッキ
2012年2月21日 TCG全般 コメント (4)「闇の隆盛」にて登場した数々のカードの中でも、「信仰無き物あさり」は際立って高性能なカードと言えるでしょう。
「燃え立つ復讐」を始め「壊死のウーズ」や「へイヴングルの死者」など、墓地を利用したコンボデッキ全般で活躍できるこのカード。ここのところずっと、活用法を考えながら過ごしています！
さまざまある活用法の中でも、「掘葬の儀式」との組み合わせはシンプルかつ強力なものでしょう。
ということで本日は「信仰無き物あさり」「掘葬の儀式」によるリアニメイト戦略に主眼をおいたデッキを制作いたしました！
また明日、解説いたします！
信仰無き物あさり (赤)
ソーサリー
カードを２枚引き、その後カードを２枚捨てる。
フラッシュバック(２)(赤)（あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。）
「燃え立つ復讐」を始め「壊死のウーズ」や「へイヴングルの死者」など、墓地を利用したコンボデッキ全般で活躍できるこのカード。ここのところずっと、活用法を考えながら過ごしています！
さまざまある活用法の中でも、「掘葬の儀式」との組み合わせはシンプルかつ強力なものでしょう。
ということで本日は「信仰無き物あさり」「掘葬の儀式」によるリアニメイト戦略に主眼をおいたデッキを制作いたしました！
「憎悪縛りの剥ぎ取り」デッキ
●土地 24
沼 4
山 4
孤立した礼拝堂 4
断崖の避難所 4
竜髑髏の山頂 4
黒割れの崖 4
●クリーチャー 18
ファイレクシアの変形者 4
憎悪縛りの剥ぎ取り 4
業火のタイタン 3
墓所のタイタン 1
虐殺のワーム 1
ルーン傷の悪魔 2
囁く者、シェオルドレッド 1
大修道士、エリシュ・ノーン 1
縫合グール 1
●スペル 18
信仰無き物あさり 4
悲劇的な過ち 4
砕かれた知覚 2
金屑の嵐 2
黒の太陽の頂点 2
掘葬の儀式 4
また明日、解説いたします！
「意思の詐話師」デッキ 解説編
2012年2月10日 TCG全般先日に引き続き、「意思の詐話師」デッキの解説編です！
■守りに長けたクリーチャー達
先日触れた通り、このクリーチャーの問題は「能力と条件が噛み合っていない」点にあります。
そも、「精神制御」「決断の手綱」などのコントロール奪取呪文は、相手のリソースを活用し、自分のデッキのスロット圧縮が可能な点にあるでしょう。除去とフィニッシャーを兼ねたスロットとして活用できる分、デッキスロットが節約でき、継戦手段となる呪文を多く積める点が強みです。
その点を踏まえると、「デッキ内に一定数のクリーチャーを入れる」という縛りがあり、デッキスロットがある程度クリーチャーで固定されてしまうこのカードは、なかなか扱いが難しい。
このジレンマを解消するひとつの手段として、「盤面に立っているだけで継戦手段となれるクリーチャー」を入れるのは、一考に値するのではないでしょうか。
というわけでこのデッキにはそんなイヤラしいクリーチャー達を大量投入しました！
・「呪文滑り」…詐話師とベストカップルなカード。除去やケッシグをけん制でき、壁としても役立ちます。
・「堂々たる撤廃者」…先手2T目に置ければカウンターを封殺できる鬼カード。相手のテンポを削ぐ効果にも期待できます。
・「スレイベンの守護者、サリア」…継戦手段をクリーチャーで賄う理由となれるカード。戦闘でも役立ちそうです。
・「瞬唱の魔導士」…本来CIPで仕事を終え、その後はチャンパーになりがちなこのカード。詐話師と組み合わせれば、クリーチャーが残ることに大きな意味が生まれます。
・「悪鬼の狩人」…継戦手段として除去呪文ほど大事な要素はないでしょう。撤廃者、サリアと併用することで輝きが増します。
妨害手段につながるクリーチャーが多いのは、現環境の大きな特徴のひとつでしょう。せっかくこれだけのメンツが揃っているのですから、デッキを組まなければもったいないです！
■セカンドプランとしてのクロックパーミ
基本的には「守りに長けたクリーチャー」＋「意思の詐話師」でボードコントロールを固めるのが勝ち筋ですが、これでは全体除去を積んだコントロールデッキに勝つのは難しいでしょう。
その点を緩和するため、今回は打ち消し呪文と「天使の運命」を採用し、クロックパーミ的な側面を持たせることにしました。
相手に応じて戦い方を変えていくのも面白そうです！
■戦略
1.妨害クリーチャーを多数展開！
2.相手がもたついているうちに「意思の詐話師」でボードコントロールを固める
3.有効でない場合は「天使の運命」を適当に貼ってパンチ！
■弱点
高速で展開力のあるデッキ
除去圧の高いデッキ
ということで本日は以上です！
ワンコインで買える割に、なかなか面白い性能なこのカード。
新しもの好きな方は、試してみる価値があるかもしれません。
■守りに長けたクリーチャー達
先日触れた通り、このクリーチャーの問題は「能力と条件が噛み合っていない」点にあります。
そも、「精神制御」「決断の手綱」などのコントロール奪取呪文は、相手のリソースを活用し、自分のデッキのスロット圧縮が可能な点にあるでしょう。除去とフィニッシャーを兼ねたスロットとして活用できる分、デッキスロットが節約でき、継戦手段となる呪文を多く積める点が強みです。
その点を踏まえると、「デッキ内に一定数のクリーチャーを入れる」という縛りがあり、デッキスロットがある程度クリーチャーで固定されてしまうこのカードは、なかなか扱いが難しい。
このジレンマを解消するひとつの手段として、「盤面に立っているだけで継戦手段となれるクリーチャー」を入れるのは、一考に値するのではないでしょうか。
というわけでこのデッキにはそんなイヤラしいクリーチャー達を大量投入しました！
・「呪文滑り」…詐話師とベストカップルなカード。除去やケッシグをけん制でき、壁としても役立ちます。
・「堂々たる撤廃者」…先手2T目に置ければカウンターを封殺できる鬼カード。相手のテンポを削ぐ効果にも期待できます。
・「スレイベンの守護者、サリア」…継戦手段をクリーチャーで賄う理由となれるカード。戦闘でも役立ちそうです。
・「瞬唱の魔導士」…本来CIPで仕事を終え、その後はチャンパーになりがちなこのカード。詐話師と組み合わせれば、クリーチャーが残ることに大きな意味が生まれます。
・「悪鬼の狩人」…継戦手段として除去呪文ほど大事な要素はないでしょう。撤廃者、サリアと併用することで輝きが増します。
妨害手段につながるクリーチャーが多いのは、現環境の大きな特徴のひとつでしょう。せっかくこれだけのメンツが揃っているのですから、デッキを組まなければもったいないです！
■セカンドプランとしてのクロックパーミ
基本的には「守りに長けたクリーチャー」＋「意思の詐話師」でボードコントロールを固めるのが勝ち筋ですが、これでは全体除去を積んだコントロールデッキに勝つのは難しいでしょう。
その点を緩和するため、今回は打ち消し呪文と「天使の運命」を採用し、クロックパーミ的な側面を持たせることにしました。
相手に応じて戦い方を変えていくのも面白そうです！
■戦略
1.妨害クリーチャーを多数展開！
2.相手がもたついているうちに「意思の詐話師」でボードコントロールを固める
3.有効でない場合は「天使の運命」を適当に貼ってパンチ！
■弱点
高速で展開力のあるデッキ
除去圧の高いデッキ
ということで本日は以上です！
ワンコインで買える割に、なかなか面白い性能なこのカード。
新しもの好きな方は、試してみる価値があるかもしれません。
「意思の詐話師」デッキ
2012年2月9日 TCG全般 コメント (2)先週末に発売を迎えた「闇の隆盛」。皆さん新環境を楽しんでいますか？
私はと言えば、毎晩のように仕事帰りにビックカメラに立ち寄り、パック剥きに興じています＾＾
ソリンさんはまだまだ集まりませんが、こんなカードがいつの間にか手元に揃ってしまいました。
うーむ、クサい。非常にクサいカードです。
コントロール奪取は本来、ノンクリに近い構成で運用するのが自然かと思いますが、このクリーチャーはそれを許しません。
一定数のクリーチャーをデッキに入れる制約がある代わりに、複数回・永続的にコントロール奪取が使える可能性があるということで、思わずデッキを考えたくなりますね。
本日は「意思の詐話師」を主軸にデッキ構築です！
また明日、ご説明いたします！
私はと言えば、毎晩のように仕事帰りにビックカメラに立ち寄り、パック剥きに興じています＾＾
ソリンさんはまだまだ集まりませんが、こんなカードがいつの間にか手元に揃ってしまいました。
意思の詐話師 (３)(青)(青)
クリーチャー — 人間 ウィザード
(Ｔ)：パワーがあなたがコントロールするクリーチャーの総数以下であるクリーチャー１体を対象とし、それのコントロールを得る。
1/1
うーむ、クサい。非常にクサいカードです。
コントロール奪取は本来、ノンクリに近い構成で運用するのが自然かと思いますが、このクリーチャーはそれを許しません。
一定数のクリーチャーをデッキに入れる制約がある代わりに、複数回・永続的にコントロール奪取が使える可能性があるということで、思わずデッキを考えたくなりますね。
本日は「意思の詐話師」を主軸にデッキ構築です！
「意思の詐話師」デッキ
●土地 24
島 8
平地 8
氷河の城砦 4
金属海の沿岸 4
●クリーチャー 22
呪文滑り 4
堂々たる撤廃者 4
スレイベンの守護者、サリア 3
瞬唱の魔導士 3
悪鬼の狩人 4
意思の詐話師 4
●スペル 14
ギタクシア派の調査 4
マナ漏出 4
雲散霧消 2
天使の運命 4
また明日、ご説明いたします！
「不幸の呪い」デッキ 解説編
2012年2月2日 TCG全般先日に引き続き、「不幸の呪い」デッキの解説編です！
■「呪い」のメリット、デメリット
ISDより登場した新たなカード「呪い」は、プレイヤーを対象として様々な嫌がらせをするエンチャントです。
触り辛い「エンチャント」というカードタイプで、恒常的に相手の動きを阻害でき、局面によっては際立った効果をもたらすであろうこのカード。しかし「死の支配の呪い」などの一部の例外を除いてなかなか構築レベルで活躍できるカードはありませんでした。
大きな要因として、以下二点の構造上の欠陥が問題となっていたものと思われます。
・「テンポの悪さ」…どの呪いも恒常的に相手に干渉できる分、マナコストは重めに設定されています。かつ、即効性の低いものが多いため、テンポの悪さが際立ちます。
・「デッキスロットの圧迫」…尖った効果のカードが多く、進んでデッキスロットを割くに値するものが少ないです。スロットを割けないと安定性が落ち、スロットを割くと腐りやすい、ということで八方塞がりです。
しかし、次期エキスパンション「闇の隆盛」で登場した「不幸の呪い」というカードにより、上記の問題は解消されました！
直接場に出すためテンポロスが防げ、サーチできるためスロットが圧縮できます！
「呪い」デッキを成立させるキーカードであることは明らかです！
このカードがあれば「呪い」カードのメリット、すなわち「触りにくさ」と「恒常的な効果」という部分が際立ち、他ならぬ「呪い」カードでデッキを組む意味も見出せるというものでしょう。
本日はこの「不幸の呪い」を軸に、デッキを組み上げました。
■いぶし銀の「呪い」たち
呪い関連のカードには、目に見えて強力なものは少なくとも渋い効果を持つカードが盛り沢山です！以下、特に有用なものをご紹介します。
即効性があり重複しても意味がある、「不幸の呪い」がなくとも優秀なカード。構造上低速になりがちな「呪い」デッキにおいて、相手の足を止めるのに役立ちます。
同じく相手の足止めに効果的なカード。二枚目こそ不要ですが、安定的にアクセスできるとありがたい。「不幸の呪い」と相性ぴったりです！
接死なのでアドバンテージを取りやすく、場に出すサーチなので呪いカードと相性ばっちりなクリーチャー。仕込みとしては悠長で、かつ5マナ域が渋滞していることから枚数は2枚に抑えましたが、強力に働いてくれそうなカードです。
呪いデッキのフィニッシャーとなるカード。継戦手段となる各種呪いを、そのままダメージソースとして活用できて無駄がありません。
前環境から大幅に充実した「呪い」関連のカードプール。そろそろデッキとして形になりそうです！
■コントロールデッキとしての運用
「不幸の呪い」のサーチによって、意外に確定パーツが抑えられました。さらにエスパーカラーでまとまったので、空きスペースには大量のコントロールカードを投入しました！
構造上低速にならざるを得ないことを考えると、各種コントロールカードで展開を遅延させるのが素直でしょう。
■戦略
1.コントロールデッキとして、相手の展開を遅延させる
2.「不幸の呪い」を設置！各種呪いをサーチして相手の自由を奪う
3.「渇きの呪い」でクローズ
■弱点
・遅さ
・「天啓の光」
・「魔女封じの宝珠」
というわけで本日は以上です！
明日は早起きしてカード屋に行きます！＾＾皆さんが良い引きをすることをお祈りしております！
■「呪い」のメリット、デメリット
ISDより登場した新たなカード「呪い」は、プレイヤーを対象として様々な嫌がらせをするエンチャントです。
触り辛い「エンチャント」というカードタイプで、恒常的に相手の動きを阻害でき、局面によっては際立った効果をもたらすであろうこのカード。しかし「死の支配の呪い」などの一部の例外を除いてなかなか構築レベルで活躍できるカードはありませんでした。
大きな要因として、以下二点の構造上の欠陥が問題となっていたものと思われます。
・「テンポの悪さ」…どの呪いも恒常的に相手に干渉できる分、マナコストは重めに設定されています。かつ、即効性の低いものが多いため、テンポの悪さが際立ちます。
・「デッキスロットの圧迫」…尖った効果のカードが多く、進んでデッキスロットを割くに値するものが少ないです。スロットを割けないと安定性が落ち、スロットを割くと腐りやすい、ということで八方塞がりです。
しかし、次期エキスパンション「闇の隆盛」で登場した「不幸の呪い」というカードにより、上記の問題は解消されました！
不幸の呪い (４)(黒)
エンチャント — オーラ 呪い
エンチャント（プレイヤー）
あなたのアップキープの開始時に、あなたはあなたのライブラリーから、エンチャントされているプレイヤーにつけられているどの呪いとも同じ名前を持たない呪いカードを１枚探してもよい。そうしたなら、それをそのプレイヤーにつけられた状態で戦場に出し、その後、あなたのライブラリーを切り直す。
直接場に出すためテンポロスが防げ、サーチできるためスロットが圧縮できます！
「呪い」デッキを成立させるキーカードであることは明らかです！
このカードがあれば「呪い」カードのメリット、すなわち「触りにくさ」と「恒常的な効果」という部分が際立ち、他ならぬ「呪い」カードでデッキを組む意味も見出せるというものでしょう。
本日はこの「不幸の呪い」を軸に、デッキを組み上げました。
■いぶし銀の「呪い」たち
呪い関連のカードには、目に見えて強力なものは少なくとも渋い効果を持つカードが盛り沢山です！以下、特に有用なものをご紹介します。
死の支配の呪い (３)(黒)(黒)
エンチャント — オーラ 呪い
エンチャント（プレイヤー）
エンチャントされているプレイヤーがコントロールするクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。
即効性があり重複しても意味がある、「不幸の呪い」がなくとも優秀なカード。構造上低速になりがちな「呪い」デッキにおいて、相手の足を止めるのに役立ちます。
疲労の呪い (２)(白)(白)
エンチャント — オーラ 呪い
エンチャント（プレイヤー）
エンチャントされているプレイヤーは、各ターンに１つしか呪文を唱えられない。
同じく相手の足止めに効果的なカード。二枚目こそ不要ですが、安定的にアクセスできるとありがたい。「不幸の呪い」と相性ぴったりです！
苦心の魔女 (４)(黒)
クリーチャー — 人間 シャーマン
接死
苦心の魔女が死亡したとき、プレイヤー１人を対象とする。あなたはあなたのライブラリーから呪いカードを１枚探してもよい。そうしたなら、それをそのプレイヤーにつけられた状態で戦場に出し、その後、あなたのライブラリーを切り直す。
1/2
接死なのでアドバンテージを取りやすく、場に出すサーチなので呪いカードと相性ばっちりなクリーチャー。仕込みとしては悠長で、かつ5マナ域が渋滞していることから枚数は2枚に抑えましたが、強力に働いてくれそうなカードです。
渇きの呪い (４)(黒)
エンチャント — オーラ 呪い
エンチャント（プレイヤー）
エンチャントされているプレイヤーのアップキープの開始時に、渇きの呪いはそのプレイヤーに、そのプレイヤーにつけられている呪いの数に等しい点数のダメージを与える。
呪いデッキのフィニッシャーとなるカード。継戦手段となる各種呪いを、そのままダメージソースとして活用できて無駄がありません。
前環境から大幅に充実した「呪い」関連のカードプール。そろそろデッキとして形になりそうです！
■コントロールデッキとしての運用
「不幸の呪い」のサーチによって、意外に確定パーツが抑えられました。さらにエスパーカラーでまとまったので、空きスペースには大量のコントロールカードを投入しました！
構造上低速にならざるを得ないことを考えると、各種コントロールカードで展開を遅延させるのが素直でしょう。
■戦略
1.コントロールデッキとして、相手の展開を遅延させる
2.「不幸の呪い」を設置！各種呪いをサーチして相手の自由を奪う
3.「渇きの呪い」でクローズ
■弱点
・遅さ
・「天啓の光」
・「魔女封じの宝珠」
というわけで本日は以上です！
明日は早起きしてカード屋に行きます！＾＾皆さんが良い引きをすることをお祈りしております！
「不幸の呪い」デッキ
2012年2月1日 TCG全般 コメント (5)いよいよ今週末に「闇の隆盛」が発売ですね！！
楽しみ過ぎて仕事が手に付かない今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
「イニストラードの君主、ソリン」「高原の狩りの達人」「食百足」など単純なパワーカードの他、第二エキスパンションだけあってデッキを成立させるパーツも盛り沢山なこのセット。早く開封の儀を行いたいものです…！
そんな興奮をおさえつつ、本日もデッキを構築していきます。
今夜の主役は「不幸の呪い」です。
また明日、解説いたします。
楽しみ過ぎて仕事が手に付かない今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
「イニストラードの君主、ソリン」「高原の狩りの達人」「食百足」など単純なパワーカードの他、第二エキスパンションだけあってデッキを成立させるパーツも盛り沢山なこのセット。早く開封の儀を行いたいものです…！
そんな興奮をおさえつつ、本日もデッキを構築していきます。
今夜の主役は「不幸の呪い」です。
「不幸の呪い」デッキ
●土地 26
平地 4
沼 4
島 2
闇滑りの岸 4
金属海の沿岸 4
孤立した礼拝堂 4
水没した地下墓地 2
氷河の城砦 2
●クリーチャー 2
苦心の魔女 2
●スペル 32
熟慮 4
マナ漏出 4
破滅の刃 4
禁忌の錬金術 4
審判の日 4
血まみれの書の呪い 1
こだまの呪い 1
忘却の呪い 1
疲労の呪い 1
不幸の呪い 4
死の支配の呪い 3
渇きの呪い 1
また明日、解説いたします。
「グール呼びの詠唱」デッキ 解説編
2012年1月24日 TCG全般 コメント (12)先日に引き続き、「グール呼びの詠唱」デッキの解説編をお送りします！
■優秀アドバンテージ生物を活用
今回のデッキは、「闇の隆盛」で登場した黒の優秀アドバンテージ生物を堪能することが主眼となっています。
どのクリーチャーもカードアドバンテージという観点でみて、大変優秀と言えます。また、彼らは奇しくも「ゾンビ」という共通の部族を持っています。
…ではどうするか？
せっかくゾンビで揃っているし、2種類も候補のあるゾンビロードを組み込みたくなるのが人情でしょう。しかし、隙になりやすいロードを入れることで、かえってアドバンテージ生物の持ち味を薄めてしまう可能性があるでしょう。
大事なのはとにかく「打点」よりも「アドバンテージ」。
そう考えると、彼らに必要なのはロードではなく「グール呼びの詠唱」であると言えます。
1マナにしてアドバンテージが取れるこのカード。ゾンビが少ないこれまでは見かけませんでしたが、今後は活躍の機会に恵まれるでしょう。
「墓掘りの檻」で防げない、という点も優秀です。
優秀なアドバンテージ生物を、「グール呼びの詠唱」で使い回す。それがこのデッキの目的です。
■二種のロマンを搭載
ゾンビの使い回しの他、このデッキには二種のロマンを搭載しました！
●「裏切り者グリッサ」＋「漸増爆弾」
何気にゾンビなグリッサさんは、このデッキにも適合するカードでしょう。
さらに「闇の隆盛」によりトークン推しが露骨になっているため、「漸増爆弾」とのコンボは実用性が高まっています。
●「ファイレクシアの抹消者」＋「命取りの魅惑」
かつては「扇動」を使ってコンボを狙ったものですが、、この度より実用に耐えるカードが登場しました！
アドバンテージ生物主体のアグロデッキなので、4マナ域のフィニッシャーたる抹消者さんはフィニッシャーとしてベストな選択でしょう。
「命取りの魅惑」はだんだん枚数が減っていき、リリアナやガラク辺りに変わってしまうかもしれません＾＾;
ゴチャってるとも言えますが、無理のない範囲で攻め手のバリエーションを増やすのは悪いことではないでしょう。
■新しい土地
その他、今回追加された土地で言うと「進化する未開地」「不気味な辺境林」辺りが目を引きます！
・「進化する未開地」は待ってました！の再録カード。これにより対抗二色デッキの土地基盤には安定感が増しました。
・「不気味な辺境林」は土地の仕事らしからぬ器用な動きをやってのけます！「黒猫」「ゲラルフの伝書使」のサクリ台として役立ちそうですね。
■戦略
1.アドバンテージ生物を展開！
2.「グール呼びの詠唱」で回収！
3.アドを稼ぎつつ抹消者でパンチ！
■弱点
高速デッキ
ということで本日は以上です！
「闇の隆盛」の登場により、これまでパーツが足りなかったデッキ達が一気に形になり始めました。
フルスポイラーを眺めているだけでニヤニヤがとまりませんね！
■優秀アドバンテージ生物を活用
今回のデッキは、「闇の隆盛」で登場した黒の優秀アドバンテージ生物を堪能することが主眼となっています。
墓所這い (黒)
クリーチャー － ゾンビ
墓所這いではブロックできない。
あなたは、あなたがゾンビをコントロールしているかぎり、
墓所這いをあなたの墓地から唱えてもよい。
2/1
黒猫 (1)(黒)
クリーチャー － ゾンビ・猫
黒猫が死亡したとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚無作為に選んで捨てる。
1/1
ゲラルフの伝書使 (黒)(黒)(黒)
クリーチャー － ゾンビ
ゲラルフの伝書使はタップ状態で戦場に出る。
ゲラルフの伝書使が戦場に出たとき、対戦相手１人を対象とする。
そのプレイヤーは２点のライフを失う。
不死（このクリーチャーが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが
置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが１個置かれた状態で
オーナーのコントロール下で戦場に戻す。）
3/2
どのクリーチャーもカードアドバンテージという観点でみて、大変優秀と言えます。また、彼らは奇しくも「ゾンビ」という共通の部族を持っています。
…ではどうするか？
せっかくゾンビで揃っているし、2種類も候補のあるゾンビロードを組み込みたくなるのが人情でしょう。しかし、隙になりやすいロードを入れることで、かえってアドバンテージ生物の持ち味を薄めてしまう可能性があるでしょう。
大事なのはとにかく「打点」よりも「アドバンテージ」。
そう考えると、彼らに必要なのはロードではなく「グール呼びの詠唱」であると言えます。
グール呼びの詠唱 (黒)
ソーサリー
以下の２つから１つを選ぶ。「あなたの墓地にあるクリーチャー・カード１枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。」「あなたの墓地にあるゾンビ・カード２枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。」
1マナにしてアドバンテージが取れるこのカード。ゾンビが少ないこれまでは見かけませんでしたが、今後は活躍の機会に恵まれるでしょう。
「墓掘りの檻」で防げない、という点も優秀です。
優秀なアドバンテージ生物を、「グール呼びの詠唱」で使い回す。それがこのデッキの目的です。
■二種のロマンを搭載
ゾンビの使い回しの他、このデッキには二種のロマンを搭載しました！
●「裏切り者グリッサ」＋「漸増爆弾」
何気にゾンビなグリッサさんは、このデッキにも適合するカードでしょう。
さらに「闇の隆盛」によりトークン推しが露骨になっているため、「漸増爆弾」とのコンボは実用性が高まっています。
●「ファイレクシアの抹消者」＋「命取りの魅惑」
かつては「扇動」を使ってコンボを狙ったものですが、、この度より実用に耐えるカードが登場しました！
アドバンテージ生物主体のアグロデッキなので、4マナ域のフィニッシャーたる抹消者さんはフィニッシャーとしてベストな選択でしょう。
「命取りの魅惑」はだんだん枚数が減っていき、リリアナやガラク辺りに変わってしまうかもしれません＾＾;
ゴチャってるとも言えますが、無理のない範囲で攻め手のバリエーションを増やすのは悪いことではないでしょう。
■新しい土地
その他、今回追加された土地で言うと「進化する未開地」「不気味な辺境林」辺りが目を引きます！
・「進化する未開地」は待ってました！の再録カード。これにより対抗二色デッキの土地基盤には安定感が増しました。
・「不気味な辺境林」は土地の仕事らしからぬ器用な動きをやってのけます！「黒猫」「ゲラルフの伝書使」のサクリ台として役立ちそうですね。
■戦略
1.アドバンテージ生物を展開！
2.「グール呼びの詠唱」で回収！
3.アドを稼ぎつつ抹消者でパンチ！
■弱点
高速デッキ
ということで本日は以上です！
「闇の隆盛」の登場により、これまでパーツが足りなかったデッキ達が一気に形になり始めました。
フルスポイラーを眺めているだけでニヤニヤがとまりませんね！
「グール呼びの詠唱」デッキ
2012年1月23日 TCG全般 コメント (4)関東地方は大変な積雪となっております！私の会社のある市ヶ谷も、今夜は一面銀世界。いやはや大変驚きました。
関東の皆さん、足元が悪いですがケガなどにはお気をつけくださいね。
さて、本日とうとう次期エキスパンション「闇の隆盛」のフルスポイラーが公開されました！
皆さんはどんな感想をお持ちでしょうか。
巷では呪禁付与のスピリットロードが注目を集めていますが、1、2マナ域にカードが揃っていない現状では実力は未知数、といったところでしょう。
同じく部族で言えば、自分は断然！ゾンビに注目しております。
「墓所這い」を始め「黒猫」「ゲラルフの伝書使」と、低マナにアドの取れるカードが出揃いました！青黒カラーならば8ロードも可能であり、デッキを組むに足るカードプールとなりました。
順当に青黒カラーのデッキなどは今後の大会でも見かけそうですが、懸念材料となるカードも一枚あります。
これを置かれては主力となる「墓所這い」「ゲラルフの伝書使」が途端に微妙になってしまいます。
どれだけ流行るかは未知数ですが、アーティファクトの事後処理が苦手な青黒カラーにとって悩ましい存在と言えます。
となるとサイドに「帰化」などアーティファクト対策の取れる「緑」と組み合わせる、という考え方もあるのではないでしょうか？
その辺りを踏まえて本日もデッキを作成しました！
また明日、解説いたします！
関東の皆さん、足元が悪いですがケガなどにはお気をつけくださいね。
さて、本日とうとう次期エキスパンション「闇の隆盛」のフルスポイラーが公開されました！
皆さんはどんな感想をお持ちでしょうか。
巷では呪禁付与のスピリットロードが注目を集めていますが、1、2マナ域にカードが揃っていない現状では実力は未知数、といったところでしょう。
同じく部族で言えば、自分は断然！ゾンビに注目しております。
「墓所這い」を始め「黒猫」「ゲラルフの伝書使」と、低マナにアドの取れるカードが出揃いました！青黒カラーならば8ロードも可能であり、デッキを組むに足るカードプールとなりました。
順当に青黒カラーのデッキなどは今後の大会でも見かけそうですが、懸念材料となるカードも一枚あります。
墓掘りの檻 (1)
アーティファクト
クリーチャー・カードは、墓地やライブラリーから戦場に出られない。
プレイヤーは、墓地やライブラリーにあるカードを唱えられない。
これを置かれては主力となる「墓所這い」「ゲラルフの伝書使」が途端に微妙になってしまいます。
どれだけ流行るかは未知数ですが、アーティファクトの事後処理が苦手な青黒カラーにとって悩ましい存在と言えます。
となるとサイドに「帰化」などアーティファクト対策の取れる「緑」と組み合わせる、という考え方もあるのではないでしょうか？
その辺りを踏まえて本日もデッキを作成しました！
「グール呼びの詠唱」デッキ
●土地 24
沼 12
森 2
森林の墓地 4
進化する未開地 4
不気味な辺境林 2
●クリーチャー 20
墓所這い 4
黒猫 4
裏切り者、グリッサ 4
ゲラルフの伝書使 4
ファイレクシアの抹消者 4
●スペル 16
グール呼びの詠唱 4
命取りの魅惑 4
漸増爆弾 4
迫撃鞘 4
また明日、解説いたします！
「貪欲なる悪魔」デッキ 解説編
2012年1月13日 TCG全般 コメント (5)先日に引き続き、「貪欲なる悪魔」デッキの解説編をお送りします。
■新キーワード「窮地」を活かす！
「貪欲なる悪魔」は「闇の隆盛」で新たに登場する両面クリーチャー。
人間を生贄に捧げることで本気を出す、いかにもデーモンらしいこのカード。
コストが「クリーチャー」ではなく「人間」限定、もしも生贄を用意できなかった場合はコントローラーに牙を剥く、ということで、いかにも使い辛そうな印象ですが、同じく「闇の隆盛」で登場する下記のカードの力を借りたらどうでしょう？
「闇の隆盛」では人間バラマキカードが豊作です。さらに「スレイベンの破滅預言者」「町民の結集」は「窮地」という能力を持っています！
◆参考URL：「闇の隆盛」のメカニズム
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/darkascension/mechanics
新能力語「窮地」は、ライフが5点以下のときに様々なボーナスを得られる能力です。見たところ達成前で実用レベル、達成したら超お得、というバランスでデザインされているようなので、密かに強能力では、と思っております。
さらに現環境ではファイレクシアマナを始め、能動的に窮地を狙えるカードが多いので、益々期待が持てそうです。
…「能動的に」ということですが、標題の「貪欲なる悪魔」のデメリットも、見ようによっては窮地達成の助けになると考えられます！
というわけでこのデッキでは「貪欲なる悪魔」と窮地持ちの人間バラマキカードを併用し、勝利を目指す構成としました。
■「白黒カラー」という幸運
悪魔と人間生成を組み合わせるため、デッキカラーは白黒となりますが、これは大変幸運と言えます。なぜならこの二色にはトークン生成と相性の良いカードがひしめいているためです。
以下、今回採用したカードをご紹介します。
●宿命の旅人
非常にシンプルながら、小回りがきく潤滑油。2回悪魔のコストに出来れば最高でしたが、そうでなくても実用にたる良カードです。
●弱者の師
トークンといえばこいつに声をかけたい！こいつのドローはバラマキ戦略の中で真価を発揮することでしょう！
●スカーズタグの高僧
「陰鬱」達成の何と容易なことか。出てくるトークンがデーモンである点も評価したいポイントです！
今回は上記のチョイスにしましたが、「エルズペス・ティレル」や話題の新ソリンなど、トークン戦略と噛み合うカードはまだまだ存在していますね。
■戦略
1.悪魔の餌となる人間を展開！
2.供物を捧げつつ、悪魔に暴れていただく
■弱点
高速デッキ
軽量全体除去
というわけで本日は以上です！
「貪欲なる悪魔」といい「窮地」といい、今回は対戦をアツくしてくれそうなカードが非常に多いですね！
さすがはウィザーズ、大変心憎いところです。
今後もスポイラーの情報はチェックがかかせませんね！
■新キーワード「窮地」を活かす！
「貪欲なる悪魔」は「闇の隆盛」で新たに登場する両面クリーチャー。
貪欲なる悪魔 (3)(黒)(黒)
クリーチャー － デーモン
人間１体を生け贄に捧げる：貪欲なる悪魔を変身させる。
この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときのみ起動できる。
4/4
強欲の大悪魔
クリーチャー － デーモン
飛行、トランプル
あなたのアップキープの開始時に、人間を１体生け贄に捧げる。
そうできない場合、強欲の大悪魔をタップし、それはあなたに９点のダメージを与える。
9/9
人間を生贄に捧げることで本気を出す、いかにもデーモンらしいこのカード。
コストが「クリーチャー」ではなく「人間」限定、もしも生贄を用意できなかった場合はコントローラーに牙を剥く、ということで、いかにも使い辛そうな印象ですが、同じく「闇の隆盛」で登場する下記のカードの力を借りたらどうでしょう？
スレイベンの破滅預言者 (1)(白)(白)
クリーチャー － 人間・クレリック
Ｔ：白の1/1の人間・クリーチャー・トークンを１体戦場に出す。
窮地 － あなたのライフが５点以下であるかぎり、
あなたがコントロールする他のクリーチャーは+2/+2の修正を受ける。
2/2
町民の結集 (1)(白)
ソーサリー
白の1/1の人間・クリーチャー・トークンを２体戦場に出す。
窮地 － あなたのライフが５点以下である場合、
代わりにそれらのトークンを５体戦場に出す。
高まる献身 (3)(白)(白)
ソーサリー
白の1/1の人間・クリーチャー・トークンを５体戦場に出す。
高まる献身が墓地から唱えられた場合、
代わりのそれらのトークンを１０体戦場に出す。
フラッシュバック(7)(白)(白)
「闇の隆盛」では人間バラマキカードが豊作です。さらに「スレイベンの破滅預言者」「町民の結集」は「窮地」という能力を持っています！
◆参考URL：「闇の隆盛」のメカニズム
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/darkascension/mechanics
新能力語「窮地」は、ライフが5点以下のときに様々なボーナスを得られる能力です。見たところ達成前で実用レベル、達成したら超お得、というバランスでデザインされているようなので、密かに強能力では、と思っております。
さらに現環境ではファイレクシアマナを始め、能動的に窮地を狙えるカードが多いので、益々期待が持てそうです。
…「能動的に」ということですが、標題の「貪欲なる悪魔」のデメリットも、見ようによっては窮地達成の助けになると考えられます！
というわけでこのデッキでは「貪欲なる悪魔」と窮地持ちの人間バラマキカードを併用し、勝利を目指す構成としました。
■「白黒カラー」という幸運
悪魔と人間生成を組み合わせるため、デッキカラーは白黒となりますが、これは大変幸運と言えます。なぜならこの二色にはトークン生成と相性の良いカードがひしめいているためです。
以下、今回採用したカードをご紹介します。
●宿命の旅人
非常にシンプルながら、小回りがきく潤滑油。2回悪魔のコストに出来れば最高でしたが、そうでなくても実用にたる良カードです。
●弱者の師
トークンといえばこいつに声をかけたい！こいつのドローはバラマキ戦略の中で真価を発揮することでしょう！
●スカーズタグの高僧
「陰鬱」達成の何と容易なことか。出てくるトークンがデーモンである点も評価したいポイントです！
今回は上記のチョイスにしましたが、「エルズペス・ティレル」や話題の新ソリンなど、トークン戦略と噛み合うカードはまだまだ存在していますね。
■戦略
1.悪魔の餌となる人間を展開！
2.供物を捧げつつ、悪魔に暴れていただく
■弱点
高速デッキ
軽量全体除去
というわけで本日は以上です！
「貪欲なる悪魔」といい「窮地」といい、今回は対戦をアツくしてくれそうなカードが非常に多いですね！
さすがはウィザーズ、大変心憎いところです。
今後もスポイラーの情報はチェックがかかせませんね！
「貪欲なる悪魔」デッキ
2012年1月11日 TCG全般 コメント (2)いやはや長いこと更新が滞り、申し訳ありませんm(_ _)m
遅ればせながら皆さま、あけましておめでとうございます！
本年も何卒よろしくお願いいたします！
ここ一ヶ月ほど更新がストップしていたのはMH3Gに没頭していたためで、正月休みの全てを狩りに捧げた次第です＾＾;
(「名も無き昆虫博士」というギルドカードを見かけたら私ですので、もしすれちがってる方がいましたら「ふらっとハンター」にでも行かせてやってくださいm(_ _)m)
狩りの方も一段落し、もっぱら装備品評会を行う段階になったので、ぼちぼちMTGに復帰していく所存です！
ちょうど今週から「闇の隆盛」のスポイラーも出ていますし、どんどんキャッチアップしていきます！
新ソリンやら何やら早速強カードが出始めていますが、まずは新キーワード能力「窮地」を主軸にデッキを考えてみたいと思います！
若干気が早いですが…また明日、解説いたします！
遅ればせながら皆さま、あけましておめでとうございます！
本年も何卒よろしくお願いいたします！
ここ一ヶ月ほど更新がストップしていたのはMH3Gに没頭していたためで、正月休みの全てを狩りに捧げた次第です＾＾;
(「名も無き昆虫博士」というギルドカードを見かけたら私ですので、もしすれちがってる方がいましたら「ふらっとハンター」にでも行かせてやってくださいm(_ _)m)
狩りの方も一段落し、もっぱら装備品評会を行う段階になったので、ぼちぼちMTGに復帰していく所存です！
ちょうど今週から「闇の隆盛」のスポイラーも出ていますし、どんどんキャッチアップしていきます！
新ソリンやら何やら早速強カードが出始めていますが、まずは新キーワード能力「窮地」を主軸にデッキを考えてみたいと思います！
「貪欲なる悪魔」デッキ
●土地 24
平地 10
沼 10
孤立した礼拝堂 4
●クリーチャー 20
宿命の旅人 4
スカーズタグの高僧 4
弱者の師 4
スレイベンの破滅預言者 4
貪欲なる悪魔 4
●スペル 16
破滅の刃 4
町民の結集 4
忘却の輪 4
高まる献身 4
若干気が早いですが…また明日、解説いたします！
「似通った生命」デッキ 解説編
2011年12月12日 TCG全般 コメント (4)先日に引き続き、「似通った生命」デッキの解説編を御送りします！
■怪物くんパーティー、集結
「イニストラード」はテーマがホラーなだけあって、ホラーなクリーチャーが大変充実しています。怪物くんのキャストを選ぶのにふさわしい次元と言えるでしょう。
以下、主要な登場キャラクターをご紹介します。
●オオカミ男…「アヴァブルックの町長」
イニストラードならではの種族、狼男。なかでも壮年の男性である「アヴァブルックの町長」は、最も怪物くんに登場するオオカミ男に近い存在と言えるでしょう。
クリーチャーとしての性能も申し分なく、大いに活躍してくれるはずです。
●ドラキュラ…「血統の守り手」
吸血鬼の中でも、ドラキュラ的な雰囲気に最も近いのはこのクリーチャーでしょう。飛行能力を有している点、眷属を呼び出す能力ともに原作と合致しており、このカード以外のキャスティングは考えられません。
●フランケン…「墓地を刈り取るもの」
フランケン枠を獲得したのは「墓地を刈り取るもの」。「死体生まれのグリムグリン」などの候補も考えられたのですが、多色化が必要であったりレジェンドであったり、機能面の問題がいくつかあったためこちらのクリーチャーを選出しました。
●ヒロシくん…「ケッシグの檻破り」
ヒロシくんとは、怪物ランドから人間界にやってきた怪物くんにできた初めての友達で、ドラえもんで言うところののび太くんのようなポジションのキャラクターです。
つまり準主役とも言える存在ですが、この「ケッシグの檻破り」はそんな役を務められるだけのポテンシャルを秘めていると言えるでしょう。
●怪物くん…「情け知らずのガラク」
栄えある主人公の座を射止めたのはPW、ガラク。
怪物ランドの皇太子としての風格、そして怪物の内包する二面性とを表す上で、彼ほど適したカードは他にないでしょう。
●怪子ちゃん…「ヴェールのリリアナ」
怪子ちゃんは、「怪物くん」におけるマドンナ的存在。この役はイニストラードのマドンナである「ヴェールのリリアナ」しか務められないでしょう。
豪華なキャストが揃いました。ギャランティーが心配なレベルですが、国民的作品「怪物くん」をデッキで表現するためには当然のことと言えるでしょう。
■デッキの方向性
怪物くんの登場キャラクターにあわせてカードを選出したため、一見方向性がバラバラに見えるこの面々。しかし、さすがは怪物くんのパーティーだけあってシナジーが隠されています。以降、ご紹介をしていきます。
●トークン生成ロードで統一
「アヴァブルックの町長」「血統の守り手」「墓地を刈り取るもの」というメンツをみてお気づきの方もあるかもしれませんが、これらのクリーチャーはすべてロード能力と、眷属を生成する能力を持っています。
つまり、どのクリーチャーも一枚を起点に大きな脅威となることができるということです。
さらに「順応する自動機械」で修正値を高くすれば、各々がゲームエンドを狙える存在となります。
皇太子たる怪物くんが使役するにふさわしい面々と言えます。
●トークン生成能力をさらに高める！
先に挙げたロードたちの他にも、トークンを生み出せるカードとして「情け知らずのガラク」「ケッシグの檻破り」を投入しています。
さらにトークン生成の補佐として「似通った生命」を投入しているため、戦場をトークンで埋め尽くすことは容易いと言えます！
圧倒的物量で相手をすりつぶしてしまいましょう。
●除去内蔵PWたち
「情け知らずのガラク」「ヴェールのリリアナ」はストーリー上では敵対関係にあるPWですが、どちらも除去能力を内蔵しているため併用するのに適しています。
どちらも一枚で複数のクリーチャーを除去できる可能性があるため、除去圧は常に高く保てるでしょう。
なお、リリアナは初手極楽鳥からの2T目着地、というハメパターンが存在するので特に強力と言えます。
以上、意外にシナジーのあるカードでまとまっているため、健闘してくれることでしょう。
■戦略
1.トークン生成ロードを展開
2.「似通った生命」「順応する自動機械」などのカードでサポートしつつ、一気にフィニッシュ！
■弱点
・漸増爆弾
・ミラディンの十字軍
というわけで本日は以上です。
何かの作品を下敷きにデッキ構築をするのも、意外に楽しいものです。時にはそこから新しい組み合わせを発見できることもあるかもしれませんよ…！
■怪物くんパーティー、集結
「イニストラード」はテーマがホラーなだけあって、ホラーなクリーチャーが大変充実しています。怪物くんのキャストを選ぶのにふさわしい次元と言えるでしょう。
以下、主要な登場キャラクターをご紹介します。
●オオカミ男…「アヴァブルックの町長」
イニストラードならではの種族、狼男。なかでも壮年の男性である「アヴァブルックの町長」は、最も怪物くんに登場するオオカミ男に近い存在と言えるでしょう。
クリーチャーとしての性能も申し分なく、大いに活躍してくれるはずです。
●ドラキュラ…「血統の守り手」
吸血鬼の中でも、ドラキュラ的な雰囲気に最も近いのはこのクリーチャーでしょう。飛行能力を有している点、眷属を呼び出す能力ともに原作と合致しており、このカード以外のキャスティングは考えられません。
●フランケン…「墓地を刈り取るもの」
フランケン枠を獲得したのは「墓地を刈り取るもの」。「死体生まれのグリムグリン」などの候補も考えられたのですが、多色化が必要であったりレジェンドであったり、機能面の問題がいくつかあったためこちらのクリーチャーを選出しました。
●ヒロシくん…「ケッシグの檻破り」
ヒロシくんとは、怪物ランドから人間界にやってきた怪物くんにできた初めての友達で、ドラえもんで言うところののび太くんのようなポジションのキャラクターです。
つまり準主役とも言える存在ですが、この「ケッシグの檻破り」はそんな役を務められるだけのポテンシャルを秘めていると言えるでしょう。
●怪物くん…「情け知らずのガラク」
栄えある主人公の座を射止めたのはPW、ガラク。
怪物ランドの皇太子としての風格、そして怪物の内包する二面性とを表す上で、彼ほど適したカードは他にないでしょう。
●怪子ちゃん…「ヴェールのリリアナ」
怪子ちゃんは、「怪物くん」におけるマドンナ的存在。この役はイニストラードのマドンナである「ヴェールのリリアナ」しか務められないでしょう。
豪華なキャストが揃いました。ギャランティーが心配なレベルですが、国民的作品「怪物くん」をデッキで表現するためには当然のことと言えるでしょう。
■デッキの方向性
怪物くんの登場キャラクターにあわせてカードを選出したため、一見方向性がバラバラに見えるこの面々。しかし、さすがは怪物くんのパーティーだけあってシナジーが隠されています。以降、ご紹介をしていきます。
●トークン生成ロードで統一
「アヴァブルックの町長」「血統の守り手」「墓地を刈り取るもの」というメンツをみてお気づきの方もあるかもしれませんが、これらのクリーチャーはすべてロード能力と、眷属を生成する能力を持っています。
つまり、どのクリーチャーも一枚を起点に大きな脅威となることができるということです。
さらに「順応する自動機械」で修正値を高くすれば、各々がゲームエンドを狙える存在となります。
皇太子たる怪物くんが使役するにふさわしい面々と言えます。
●トークン生成能力をさらに高める！
先に挙げたロードたちの他にも、トークンを生み出せるカードとして「情け知らずのガラク」「ケッシグの檻破り」を投入しています。
さらにトークン生成の補佐として「似通った生命」を投入しているため、戦場をトークンで埋め尽くすことは容易いと言えます！
圧倒的物量で相手をすりつぶしてしまいましょう。
●除去内蔵PWたち
「情け知らずのガラク」「ヴェールのリリアナ」はストーリー上では敵対関係にあるPWですが、どちらも除去能力を内蔵しているため併用するのに適しています。
どちらも一枚で複数のクリーチャーを除去できる可能性があるため、除去圧は常に高く保てるでしょう。
なお、リリアナは初手極楽鳥からの2T目着地、というハメパターンが存在するので特に強力と言えます。
以上、意外にシナジーのあるカードでまとまっているため、健闘してくれることでしょう。
■戦略
1.トークン生成ロードを展開
2.「似通った生命」「順応する自動機械」などのカードでサポートしつつ、一気にフィニッシュ！
■弱点
・漸増爆弾
・ミラディンの十字軍
というわけで本日は以上です。
何かの作品を下敷きにデッキ構築をするのも、意外に楽しいものです。時にはそこから新しい組み合わせを発見できることもあるかもしれませんよ…！
「似通った生命」デッキ
2011年12月10日 TCG全般 コメント (6)最近劇場版が公開された「映画 怪物くん」。嵐の大野くんが主演のこの映画ですが、皆さんご覧になられたでしょうか。
原作は藤子不二雄A先生作の国民的作品のため、知らない方は少ないでしょうが、この作品のあらすじは以下の通りです(wikipediaより引用)。
ドラキュラ、オオカミ男、フランケンということで、何かお気づきになられる方もいらっしゃるのではないでしょうか？
…そう！怪物くんの主要キャラクターは、イニストラードの主要部族と見事なまでに一致しています！
これは単なる偶然ではないのではないでしょうか？例えば、これらの部族を組み合わせると強力なデッキが作れるとか…。
というわけで、本日は「映画 怪物くん」公開を記念し、怪物くんパーティー勢ぞろいのデッキを制作いたしました！
また明日、解説いたします！
原作は藤子不二雄A先生作の国民的作品のため、知らない方は少ないでしょうが、この作品のあらすじは以下の通りです(wikipediaより引用)。
怪物ランドから人間界へやって来た不思議な少年、怪物くんとそのお供であるドラキュラ、オオカミ男、フランケンが巻き起こす騒動を描くギャグ漫画である。彼ら以外にも数々の気の良い怪物達が登場する。時に登場する冷徹な敵役との戦闘描写など、アクションシーンも豊富である。
ドラキュラ、オオカミ男、フランケンということで、何かお気づきになられる方もいらっしゃるのではないでしょうか？
…そう！怪物くんの主要キャラクターは、イニストラードの主要部族と見事なまでに一致しています！
これは単なる偶然ではないのではないでしょうか？例えば、これらの部族を組み合わせると強力なデッキが作れるとか…。
というわけで、本日は「映画 怪物くん」公開を記念し、怪物くんパーティー勢ぞろいのデッキを制作いたしました！
「似通った生命」デッキ
●土地 24
森 10
沼 10
森林の墓地 4
●クリーチャー 24
極楽鳥 4
アヴァブルックの町長 4
順応する自動機械 4
墓地を刈り取るもの 4
血統の守り手 4
ケッシグの檻破り 4
●スペル 12
ヴェールのリリアナ 4
似通った生命 4
情け知らずのガラク 4
また明日、解説いたします！
